東京駅を22時前に出発し、サンライズ出雲で一夜を過ごした私一行。前回のブログの文末に「おやすみなさい」と記述してありますが、
寝台列車に乗るのが初めての自分は、さすがに電車内での睡眠になじめず、1時間仮眠しては目が覚めたりの繰り返しでした。
午前4時過ぎ、大阪駅のホームを見渡すと、誰一人もいませんでした。無人のターミナル駅は初めて見る光景です。
その後、もう少し仮眠することに。
おはようございます。時刻は午前5時を回り、もうすぐ姫路駅に着こうとしているところです。
ホームにはそこそこ人気があるくらいです。
クモヤ145形の姿も見られました。
早朝の山陽本線をひたすら西へ進みます。
天気は曇り模様のようです。
船阪トンネルに入り、いよいよ中国地方(岡山県)に突入です。
時刻は6時を過ぎ、再び車内アナウンスが始まります。この時から分割作業の準備のためサンライズ瀬戸号との通り抜けはできなくなります。
観光列車『SAKU美SAKU楽』が見えると、もうすぐ岡山駅に着きます。
岡山駅では7分間停車します。その間にサンライズ瀬戸とサンライズ出雲の切り離し作業が行われます。作業の様子ももちろん見ることも可能ですが、その間にホームにある売店で朝食を調達するのもおススメです。
サンライズ出雲のみの7両単独編成になり、6時34分、岡山駅を出発です。
岡山駅で購入した駅弁、その名も『いいとりどりいいとこ鶏』。
名前の通り、備中森林鶏をふんだんに使った駅弁です。寝台列車でいただく駅弁は格別です。
山陽新幹線の高梁川橋梁とオーバークロスします。この付近には新幹線を俯瞰で撮れる有名撮影地も点在するようです。
高梁川の渓谷を行きます。
鳥取県に入って最初の通過駅、上石見駅で381系『やくも』と行き違いをします。
その後、もう1か所『やくも』と列車交換します。こちらは国鉄色とスーパーやくも色の混色編成でした。
さて、米子に近づき、車窓から大山が眺められるのを期待していましたが、残念ながら雲にかかっていました。
山間部から抜け出し、米子平野に差し掛かります。
ゲゲゲの鬼太郎のラッピングが施されたキハ40が見えてくると、米子駅に到着です。
真っ黄色の115系が停まっていました。
中海を一望しながら島根県に入ります。
松江駅を過ぎると、宍道湖が見え、サンライズの旅もラストスパートです。
ところが、出雲市駅到着寸前、突如天候が急変。出雲大社の参拝も暗雲が立ち込めるところでしたが、その後は無事に天気が回復しました。
というわけで、乗車時間約12時間で終点、出雲市駅に到着しました。
車両番号には285の後ろに3から始まる4桁の番号が。それに書体もスミ丸ゴシックであることからJR東海所属の3000番台であることが明らかですね。
こうして、睡眠不足ながら無事に出雲市にたどり着きました。サンライズエクスプレスは当面廃止は免れるようですが、寝台列車に乗った経験のない方はお早めに乗ってみるといいかもしれませんね。山陰への旅行に便利な列車の一つであることは到底間違いないと思います。
この後は一畑電車に乗り換え、
縁結びで知られる出雲大社へ参拝に向かいます。お楽しみに!!