旧型客車牽引のSLが走り多くのSLファンや撮り鉄で賑わった秩父鉄道。
さて、SLパレオエクスプレスの撮影を終了した自分は西武秩父駅へ。そこまで来たら乗りたい西武の列車といえば…、
西武特急Laviewですね!!
ただ、今回はこちらではありません。秩父から西武秩父線に乗るとしたら、どうしてもLaviewに乗りたくなっちゃうのですが、今回は我慢して各駅停車で飯能まで向かおうとしていました。
というわけで、西武秩父線の各駅停車といえば、4000系になりますね。西武で秩父に行く時は特急ばかりに視点を置いてしまう自分にとって4000系に乗る機会になかなか恵まれなかったのです。つまり、西武4000系は今回が初乗車となりますので、どんな旅なのか楽しみです!!
4000系は2つドアでボックスシート主体の座席配置になっており、国鉄で言えば急行用に代表される165系に相当する車両ですね。
ドアスイッチも装備され、閑散区間でも室温を保てるようになっているんですね。
窓際には小さなテーブルがあり、家族旅行にも見合いますね。
15:10、西武秩父駅を後にします。
桜も綺麗ですね。
横瀬駅に到着。ここには、S-TRAINに使われる40000系や001系Laviewが留置していました。
横瀬には解体を待っているであろう2000系の姿が。
西武秩父線は山岳地帯を行くため、
トンネルも非常に多いのが特徴です。
その中で一番長いのが正丸トンネルであります。トンネル内には信号場もあり、列車交換もできます。
西吾野駅でLaviewと列車交換。西武秩父線は単線のため、列車行き違いのたびに長時間停車する駅もあります。
西吾野の駅舎は小さいですね。このような様相から秘境駅の一つと呼ばれることも。
私も以前まで西武池袋線と秩父線の境が飯能駅であったと勘違いしていましたが、正式には吾野駅から池袋線になるのでお間違い無く。
こんな風景が西武池袋線であるとは思えないですね。
高麗駅にはスマイルトレインが。このスマイルトレインも土休日を中心に稀に秩父までやってくるそうです。
高麗駅前後から住宅の数も少しづつ増えます。
武蔵丘車両検修場付近で一時停止します。
飯能以西の区間にも高架線があったとは意外ですね。
東飯能駅を前に急カーブに差し掛かります。終点の飯能駅は東飯能駅よりも西側にあるため、東飯能駅の前後に大胆なカーブがあるのです。
4000系は飯能までの運行ですが、飯能から先の池袋行などとも容易に乗り継ぎができます。
2つドアにボックスシートという、リッチで快適な普通列車でしたね。Laviewでなくとも、4000系で特別料金を払わずにのんびりくつろいで帰るのも全然悪くはないと感じました。
一部は秩父鉄道にも乗り入れるので、秩父旅行に便利な列車でもありますので、皆さんも西武4000系に一度は乗車されてみてはいかがでしょうか。