ヒダヰゴ交通局

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2023.06.24 【国内最後の国鉄の聖地】夜のJR岡山駅在来線ホームウォッチング

昨日から島根、鳥取の山陰2県を巡り、381系『やくも』で岡山へ来ていました。

今夜はこのANAクラウンプラザホテル岡山で一夜を過ごすことといたします。

ロビーに至っては駅前のシティホテルに見られがちな様相ですが、このホテルが鉄道ファンにとって必見の憩いの場となるのです。

高層階の部屋からは岡山駅が丸見えなのです。ここを通る車両といえば、在来線では国鉄型車両が多くを占めており、ほかにも四国へ通じる特急も通るのでテンションがアップしてしまいそうです。

このように快速マリンライナーがやってきます。

高架上には新幹線も見られるので興奮ムードは高まります。

それにしても、普通列車は真っ黄色の115系ばかりです。このように岡山駅には一日中国鉄型車両がたくさん行き交っているのです。しかし、これらの国鉄型車両は今年7月に227系Uraraにより置き換えられる予定です。

というわけで、今のうちに国鉄王国になっている風景を現場で見ておかなければならず、これから岡山駅のホームで見学に行ってみようと思います。

こちらは四国の高知まで行くJR四国の2700系特急『南風25号』。

隣には117系もいました。

この117系は岡山で最後の活躍をしていますが、今年7月22日の227系デビューと入れ替わりで引退が決定しています。本数が少ないのにタイミングが合ってよかったですね。

これにより、117系は『WEST EXPRESS 銀河』で残るのみとなります。


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こちらは回送列車ですが、またしても対岸のホームに117系が停まっていました。1日に2本見られただけで腹いっぱいですね。

松山駅まで結ぶ8000系『しおかぜ27号』。

8000系といえばシャープな流線形がチャームポイントですね。

貨物列車の通過もあります。

こうして、117系が去って行った瞬間、115系と並びました。画像がブレてしまいましたが、悪しからず。

東日本ではしなの鉄道に残すのみとなった115系も岡山ではたくさん頑張っています。

しおかぜと115系の並び。

奥には381系『やくも』も停まっており、手前からしおかぜ、115、381やくもの順に見事なラインナップを演出させてくれました。

381系『やくも』はリニューアル後はこの塗装になっていますが、国鉄色とスーパー色もリバイバルされた編成もあります。273系投入で置き換えられる予定です。

なんと、115系が3編成並ぶシーンも。227系が投入されたらおそらくこの光景は見られないかもしれません。

中間車を先頭化改造した115系も来ました。

快速マリンライナーが出発を待っていました。この5000系のデザインはハンサムで個人的にも気に入っています。

津山線、桃太郎線の気動車には首都圏色のキハ40が現役です。

ここからは115系が多くなります。115系ファンの方、じっくりご覧ください。

スーパーいなば10号』として鳥取から入線してきたキハ187系

時刻はとっくに21時を回っているのに、乗車位置には行列ができていました。

この列車の乗客も多めでした。土曜なのにこんな遅くまで飲み会でもしていた方でしょうか?

最後に少しだけ新幹線ホームに行ってみることに。こちらは700系レールスターによる『こだま866号』新大阪行。

21時過ぎの岡山発の東京方面へ向かう『のぞみ』も名古屋行になるんですね。東京行の最終はとっくに終わってしまったようです。

というわけで、1時間ほど岡山駅を探訪してみて、国鉄車両がたくさん見られるのも今では珍しいなと感じましたが、この様子がもう見られないのが惜しくなる気がします。

227系も楽しみですが、115系117系などの限られた時間も健康で走れるとよいですね。というわけで、岡山駅でした。おやすみなさい。