小田急電鉄では、今年4月の代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化に伴う大規模なダイヤ改正が3月に行われます。
この中で、多摩線では新宿発着の電車が大幅に増発され、これにより多摩線から千代田線への直通列車が廃止されます。多摩線では、頻繁に見かけることの多かったメトロの車両も同線では見られなくなるのです。特に、JR車は小田急線への乗り入れ開始から2年足らずで多摩線を走ることはなくなります。
というわけで、多摩線内で千代田線直通列車の撮影をしようと思います。
まずは、JR東日本のE233系による急行・取手行。多摩線での運用は、わずか2年と非常に短命でした。
E233系によるこの唐木田行の表示も、ダイヤ改正を以て見納めとなるでしょう。
続いては、東京メトロ16000系による急行・我孫子行。千代田線では、ほかにも6000系もありますが、小田急で導入された新規格無線機が搭載されず、2017年5月に小田急線での運用自体がなくなりました。
こちらは、16000系による急行・唐木田行の表示。同車では、この表示も見かけることはなくなります。
この小田急のダイヤ改正では、多摩線では新宿行の大増発や多摩急行、準急(多摩線以外では存続)の廃止、快速急行、通勤急行の新設が行われ、多摩地区から新宿への利便性も京王との激しい競争になるところです。楽しみですね。