さて、12月に入り一気に寒波が到来してきましたね。そんな時期に江ノ電といえば、とある一大イベントの日が今年もやってきました。というわけで、江ノ電に乗って木造駅舎の極楽寺駅へ。
そこから歩いて近くにある極楽寺検車区でのその一大イベントは、タンコロまつりですね!!今年も100形108号車の一両が一般公開されました。1両編成だったのでタンコロと呼ばれたそうですよ!
方向板もオリジナリティありますね。
違う角度からも撮ってみます。一両だけというのがスイートですね。
側面はこんな感じ。ドアが両端にあったので、窓がずらりと並びます。それに、二つの台車が取り付けられた江ノ電初のボギー車です。
工場側からもタンコロをご覧いただきましょう。救は救援車を意味しているのでしょう。
車内も公開されているため、見てみましょう。運転台も旧型方式ですね。
私の履歴書。これを読めばタンコロに詳しくなるはずです。
ゆかも木目調です。
昭和レトロな電球も味わいがありますね。
吊り革の広告もタイムスリップしたような感触ですね。
車内は木を多用しているなど、かなり歴史ある車両であることがわかりますね。
座席の座り心地は20世紀前半製造の車両を思わせるようにやや硬めになっています。
工場内には300形の304号車のモックアップ展示があったり、
タンコロとは無関係ですが500形も休憩用として開放されました。
さらに、ミニトレインも走らせていたり、江ノ電の歴とした車両をメインとしながら子供にも楽しめるイベントでした。
タンコロは出入り口も低床になっており、路面電車の性格が強かったように感じました。
また来年以降にも来てみたときにはまたイメチェンしたイベント(レア幕や300形との並びなど)になっていることを期待したいですね。それでも今回も大変充実したのではないでしょうか?