5月も下旬に入り、いよいよ湿った空気になりかけていますね。そんなとある休日に熊谷駅から秩父鉄道に乗ろうとしていました。
それは、あるイベントに参加するため。
4年ぶりの一般公開となった広瀬川原車両基地にて行われる秩父鉄道わくわく鉄道フェスタ2023です。
さて、元都営三田線6000形の秩父鉄道5000系による普通影森行が入線してきました。これで、
3駅先のひろせ野鳥の森駅まで乗車します。
ホームではフェスタ参加の親子などで行列ができていました。
駅を出て、すぐに踏切を渡ります。
踏切を渡り、直進した後に秩父鉄道に沿った築堤を歩きます。
ようやく車両基地が見えてまいりました!!
築堤を下った先にて再び踏切を渡りますと、
いよいよ車両基地の入門口にたどり着きます。
SLパレオエクスプレスをけん引しているC58 363号機がいました!!イベント仕様のヘッドマークが特別に取り付けられていました。
ステージには写真の鉄道ものまねタレントである立川真司さんや演歌歌手の徳永ゆうきさんなどが登場していました。
徳永ゆうき氏とC58形蒸気機関車とのツーショットも撮影しちゃいました!!
普段なかなかお目にかかれない保守車両も展示されました。左がマルチプルタイタンパーで右がモーターカーだそうです。
Cエリアの奥ではほとんど使われず錆の入った電気機関車や、
5000系などが放置されてました。
ボロボロな車体の機関車も車両基地でしか見られないので貴重ですね。
この無蓋車とつながっているのは、これまた年季の激しい電気機関車と客車。これらはいつまで放置させておくつもりなのでしょう?
そして、3両の電気機関車が展示されているエリアへ。これは必見ですね。
SLも絡めると、さらに豪華なラインナップですね。
普通列車の並びも壮絶です。左から7000系(元東急8500系)中間改造車、5000系(元都営6000形)、7000系の順ですね。車両基地のイベントで恒例の幕は3種とも臨時でした。
普通列車に機関車3機も写してみましょう。これは迫力ありすぎでしょう!!
12系客車も休憩用車両として開放されました。
展示車両に営業運転に就いていた7500系を入れて撮影してみるとこんな感じ。秩父鉄道には普通列車だけでもこれだけのバラエティが溢れていることが伺えますね。
さて、普通列車の展示は午前の部が12時を以って終了。これから車両の入換を行うようです。
その間に機関車でもいろいろなアングルで試し撮りしてみたり、秩父鉄道のグッズを購入したり、昼飯を食べたりして過ごしいたのでした。
さて、午後から普通列車の展示が再開されるとのことで、今度こそはネタ幕を期待していたのですが、、、
右端の7000系が消え去った上で残った2種の方向幕も依然臨時のまま。
7000系が1本退いた分、5000系の編成写真でも撮影できました。昭和の都営車は秩父の地で活躍をつづけるだけに老朽化が懸念されますね。
こうして、旧い車両に会うことができ、中にはSLの運転室にも見学できたりと会場の皆さんも存分に楽しめたであろう4年ぶりの車両基地のイベントでした。コロナ対策による制限が緩和されつつある今、このように予約制なしの車両基地見学イベントも増えてくることを期待したいですね!!
最後に東武東上線の玉淀~鉢形間にかかる荒川を渡る東武8000系ツートンカラー塗装を撮影して埼玉県を後にしたのでした。
ちなみに、この撮影ポイントへは寄居駅からも徒歩圏内ですので秩父鉄道に乗りに来たついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?