ヒダヰゴ交通局

当サイトでは、主に乗り鉄、撮り鉄として専ら活動し、その記録をこのブログにまとめたものです。皆さんもぜひご覧いただき、励みになってほしいと思います。

2022.11.12 【185系往年のカラーリングが復活!!】185系新幹線リレー号、上越新幹線40周年記念号

現在、団体専用列車として活躍を続けている185系

そのうちのC1編成が新幹線リレー号として活躍していた往年のカラーリングに塗り替えられ、その編成が上越新幹線開業40周年に合わせて『新幹線リレー号』として走ることになりました。

まずは大宮発上野行の『新幹線リレー号』上り運用を抑えるため鶯谷駅へ。

ここでは、651系草津』『あかぎ』や

E657系『ひたち』『ときわ』などの特急列車もやってきます。

特急『あかぎ』も今では土休日の朝晩に稼働するのみで、ほとんど見られなくなりましたね。

サフィール踊り子』の回送が来るも、E233系3000番台に被られ、『新幹線リレー号』への不安も膨張してきますね。

そして、185系団臨新幹線リレー号』の通過です。リアルに当時のスタイルを再現しておりました。

斜めストライプではなく、緑一色のラインです!!さらに、JNRマークも。これは感動しちゃいますね~。

続いて上野駅17番線ホームへ。

そこにも185系新幹線リレー号』が停車しているものの、多くのカメラマンであふれかえっていました。前面の方向幕もリアルに稼働しており、実際に使われていた幕が設定されてました。

ホームは撮り鉄の方で飽和状態でした。

さて、いよいよ185系C1編成による『新幹線リレー号』出発時刻です!!


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続いて、E2系J66編成(200系リバイバル塗装)による上越新幹線40周年記念号を見送りに大宮駅へ。

E2系J66編成がすでに停車中でした。

さて、まもなく発車時刻のようです。というわけで、出発式と発車シーンを動画でご覧いただきたいと存じ上げます。前方には多くの人が詰めかけていて、見づらいかもしれませんが、悪しからず。


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出発の手が挙がり、タイフォンを鳴らして発車していくシーンは、あまりにも感動的で自分も涙が出てしまいそうな一幕でした。

大宮駅改札外では、上越新幹線のなつかしの写真が展示されていました。いろいろ今では見られない写真もずらりと貼られており、これは貴重やなと感じる場面もたくさんありましたね。

その中で一番目についた写真がこのE1系と200系同士のすれ違い。絶好の景色に今では見られない名車同士がすれ違うのも感無量でしたね。

というわけで、上越新幹線40周年の中にはいろいろ出来事があったと思います。特に中越地震脱線事故で死亡者が出なかったのも新幹線の強みですね。E4系も引退したばかりで高速化を図ろうとしている上越新幹線は、来年春にE7系に統一され、さらなるスピードアップが実施されようとしています。楽しみですね!!

というわけで上越新幹線開業40周年おめでとうございます!!!

2022.10.30 【12月に引退予定】485系リゾートやまどりを総武本線で

2022年10月30日、この日は485系『華』の運行最終日で、品川~伊豆急下田間を団臨として運行されました。ただし、昨日は都内に出たのでこの日はあまり遠出ができず、ちょうど(12月に引退予定の)485系『リゾートやまどり』が総武本線にやってくるとのことで自宅からほど近い有名撮影地で『リゾートやまどり』最後(になるかも)の千葉県走行シーンを抑えたいと思います。

まずは『新宿わかしお』から。以前は255系が充当されることの多かった『新宿わかしお』ですが、近頃はE257系による運転も増えてきているようです。

255系しおさい

209系『B.B.BASE』

E217系はいつまで残るのか気になります。

E259系成田エクスプレス』までやってきて、総武本線は首都圏有数のバラエティの豊かさですね。

そして、両国駅を8:21に発った485系『リゾートやまどり』の通過です。私自身はこのカラーリングが新鮮で気に入っていますが、これが見れなくなるのも惜しいです。

この485系『リゾートやまどり』は、12月10日または11日のどちらかに運行を終え、これにより国鉄の花形特急と呼ばれた485系も完全に終焉を迎える予定です。

 

2022.10.29 【485系『華』がまさかのウヤ…】E2系『たにがわ』、東急東横線Qシート、京成AE形團十郎HM

つい先日、485系『華』が10月末を以って引退するという発表があったかと思います。10月30日の伊豆急下田への団臨をもって運行を終了するとのことで、その前日にも越後湯沢行の団臨で充当される情報を得て高崎線北上尾駅へ。

ところが、

通過予測時刻が迫ってもなかなか来ない、、、。とここで、Twitterを眺めていたら、なんとウヤ(運休の略語)との情報を察知し、今回は残念ながら諦めることになってしまったのでした。最後の活躍を追うことができずに実に無念です。

その後、一つ大宮寄りの上尾駅で下車し、そこからバスでニューシャトル羽貫駅へ。

ここでは上越新幹線のある車両を狙いたいと思います。それは、、、

徐々に運行本数が減ってきているE2系。それも来年3月に撤退する上越新幹線にて『たにがわ406号』を撮影します。

羽貫駅ニューシャトルと新幹線の間を遮る壁側の高さが若干低く、新幹線と並走するニューシャトルの駅の中でも最も撮影しやすいポイントなのではないかと思います。

さて、E2系の通過。高速通過の難関も苦も無く、本番もバッチリ抑えることがができました!!

続いて東横線自由が丘駅へ。ここでは、

先んじて大井町線に連結され、東横線でも東急5050系4000番台1編成にこの間連結されたばかりのQシートを狙おうと思います。東横線にQシートは2両連結されたようです。この日はFライナー特急に充当されたようなので、反対側のホームでも撮影できそうです。

まずQシート連結の特急を待避する各駅停車が入線。

そして、当該列車の入線です。

見事にQシートがはっきり連結されているのがわかりますね。ただ、大井町線仕様とは異なり、車体下部のQ SEATの表記がありません。

この後、別の撮影があるため、この日は乗車はできませんでしたが、東急の新たな着席サービス本格化を楽しみに待ちたいと思います。

最後は北総線松飛台駅へ。歌舞伎俳優・市川海老蔵さんが『十三代目 市川團十郎 白猿』に襲名される記念として團十郎ヘッドマークを付けた京成AE形スカイライナーが運行されているのです。これを撮りに北総線にやってきたのです。

大きくカーブしながら駅に進入してくる北総線成田スカイアクセス線が撮影できるという撮り鉄の名所の一つであります。

アクセス特急も高速でかっ飛ばしてきます。

そして、お洒落なラッピングの施された團十郎号(スカイライナー55号)の通過です。この画像では良く見えませんが、側面にもしっかり團十郎のラッピングが貼ってあります。

この團十郎号は10月下旬から1か月間運転される予定です。個人的にも気に入りましたね。

【鉄道開業150周年記念】懐かしの鉄道写真セクション(後編)

さて、当ブログでは鉄道開業150周年企画を勝手に立ち上げる形で当ブログに掲載されていない過去の鉄道お宝写真を厳選しながらかつてを振り返るというシリーズを前編、中編に分かれてやってきました。さて、後編ではブログが始まる2015年11月から2016年5月までの画像を一気に公開しようと思います!!

というわけで、まずはこちらから。

京葉線武蔵野線の車両を所有する京葉車両センターでのイベントで、4種のE233系武蔵野線205系京葉線209系のラインナップです。この年は川越車両センターでもE233系が揃っていたのですから、こちらも行っとけばよかったと後悔しておりますが、こちらも大変ユニークな並びではないでしょうか。

こちらはE257系500番台による特急『ウイングエクスプレス』。この名称はE257系が登場するはるか前の1990年代前半に見られた列車名で、これはなかなか見られない表示ですね。

こちらは『越乃Shu*Kura』で使用されるキハ40がDE10形ディーゼル機関車にけん引され、『ちば乃Shu*Kura』として千葉を走行した貴重なシーンです。新潟県にわざわざ行かなくても、千葉まで足を延ばせば乗れるという気軽さで人気を集めていました。

こちらは2016年3月の廃止直前に上野駅で見られた寝台特急カシオペア』です。今では『カシオペア紀行』としてたまに走りますが、一般客を乗せた『カシオペア』は北海道新幹線開業に合わせて残念ながら廃止となりました。この日はカメラマンもあちこち見受けられるなど、廃止前という雰囲気が少しありました。

千葉みなと駅で偶然見られた485系お座敷列車『宴』。今では引退してしまい、見ることはできないですが、『華』は現存しており、お座敷列車としての最後の一世を過ごしています。

中央・総武線各駅停車の209系500番台E231系の登場までのつなぎとして少数ながら投入されました。現在、同じ顔の車両は武蔵野線京葉線で見ることができます。

こちらは廃止直前の小田急区間準急。複々線化にともなう東北沢駅の地下化工事の過程における待避設備の撤去により梅ヶ丘駅まで速達列車の待避ができなくなったことから、新宿~梅ヶ丘間で優等列車より先行して一列車当たりの線路占有時間拡大を抑え、梅ヶ丘以西の各停本数を維持する目的で一時的に設定されていた種別です。そのため各停を追い抜くことはありませんでした。新宿駅も各停専用の地下ホームから発着していました。

伊豆急2100系リゾート21』が『リゾート踊り子』として都心に直通していた当時の黒船電車。

そのため、品川駅ではこのようなツーショットも見られました。

2016年4月には、このようなイベントも。リゾートしらかみ橅編成が上野駅で展示会を行うため、EF81形電気機関車にけん引されて上野駅に顔を出した貴重な光景です。

このキハ40による橅編成はHB-E300系に置き換えられ、もう見ることはできませんが、秋田港クルーズ列車用に改造されて現存しています。

これは2021年11月に引退した新京成8000形。引退直前は運行本数が少なかったためか、運用をつかむことができず、ラストランも撮影は叶いませんでしたが、8000形の勇姿を収めたこの一枚があります。

185系200番台のEXPRESS185塗装。主に高崎線系統で見られたカラーリングでしたが、これも大変記録に残る貴重な一枚でした。

こちらは大宮車両センターのイベントで往年の電気機関車が揃った壮観な並びです。ヘッドマークも懐かしの列車名のものが装着されました。

鉄道博物館脇の試運転線に停車する東武『日光詣スペーシア』。

以上、2012年からブログ開始までの5年間を一気にお見せしましたが、どれが一番気に入りましたでしょうか?

皆さんも昔の写真の中から貴重な一枚を見つけ出してみてはいかがでしょうか?思い出がたくさん膨らむかもしれませんよ!!

というわけで【鉄道開業150周年記念】懐かしの鉄道写真セクションでした。

 

2022.10.01 【かつての横浜市中心部の交通網】横浜市電保存館

さて、汽車道、山下臨港線プロムナードを散策し終え、JR根岸線根岸駅へ。

そこからバスに乗り、やってきたのが横浜市電保存館。かつては横浜にも路面電車が通る多数の路線を有していました。その展示車両や歴史資料、ジオラマなどが展示されているのがこの横浜市電保存館です。

500型。横浜市電には他都市の路面電車にはない2軸車が比較的後年まで数多く在籍していたのが特徴で、その象徴的存在でした。この塗装は登場時のものです。

車体に昔ながらの広告が貼り付けられていました。

かつてはサボで経由地を表示していたようです。

車内の天井をアーチ型とし、木目調を多用した車内がレトロですね。

運転室には椅子がなく、運転手は立って運転していたみたいです。それに、客室とはパイプで仕切っていたのも古い時代を物語ります。

1000型は横浜市電初のボギー車で、出力が小さかったことから使用線区が限られていたが、1970年まで使用されました。

500型は後ろ寄りにあった入り口が中央に移されました。

座席には背もたれにもクッションが備えられ、乗り心地はますます改善されつつありました。

車いすスペースも増設していました。

1936年から5両誕生した1100型。1000型よりも少し車体の短い中型のボギー車で、車体中央部の扉が省略されました。

登場時、車内の一部にはロマンスシートがあったようですが、廃止時はすべてロングシートでした。車内の雰囲気も明るくなってきたような気がします。

運転席が広くなったお陰で椅子も増設されました。

ドアも2枚扉になっています。

これはおそらく車内アナウンスのスピーカーでしょうね。

1300型。混乱期の生まれであったためか、同一形式ながら細部の仕様が異なる車両が多かったといいましたが、定員120名という横浜市電で最大級の収容力が利用客にも歓迎されていたようです。

このように3扉の大型車両のため、ワンマン化改造はなされずに1971年3月の長者町線廃止と同時に横浜市電の全線廃止を待たずに引退しました。

横浜市電最後の増備車である1600型。近代的な外観も全廃の2年前に姿を消しました。

白地の明るい車内が印象的ですね。

4枚扉はなかなか今では見られないので貴重なのではないでしょうか。

運転手、車掌の木札。

1951年から20両が製作された横浜市電の決定版というべきが1500型。当時の最先端技術を導入し、軽量構造の車体や最新式の制御装置が採用されました。

車いすスペースが2名分確保されました。

運転席も広くなり、近代的になってきましたね。

今では当たり前の降車ボタンも新たに加わりました。

非常停止ボタンもかつては引き紐でした。

往年の路面電車では、慶事、イベントなどがある際にこれを祝う花電車が運転されていたのです。同館で保存されていた無蓋貨車を活用し、昔懐かしい花電車を再現しておりました。

中にはつい最近デビューしたばかりの横浜地下鉄ブルーライン4000形も飾ってありました。

以上のイベントにて花電車が運行されていたようです。比較的多く運行されていたんですね。

他にも横浜市の交通に関する資料やジオラマも置いてあって路面電車ファン必見の場所です。横浜の汽車道鉄さんぽでもされた方はついでに当館をぜひ訪れてみては。

2022.10.15 【青梅線線路切替え工事に伴い区間運休】青梅特快河辺行を見る

青梅線では、10月15日にグリーン車導入による線路切替工事により、河辺~青梅~日向和田間が区間運休となりました。それにより、中央快速線内でも通常、土休日の1日1本しかない河辺行が日中でも見られました。特に、青梅まで行かない青梅特快(青梅特快河辺行)や奥多摩まで行かないホリデー快速おくたまはユーモアでした。

その様子を確かめに新宿駅へ。

まずは、青梅特快河辺行から。

中央線内で河辺の表示が見られるのは土休日に僅かにみられるのみで、青梅特快河辺行は相当あり得ないですから、大変貴重です。

この青梅特快に乗車し、三鷹駅へ。ここでも河辺行の案内がありました。

吉祥寺(平日は中野)から先は快速も各駅停車となるため、快速表示も消えます。このような種別無表示は青梅線内でも見られ、なおかつこのような表示は平日朝などで数本見られます。

その後荻窪駅へ行くと、発車案内板に快速河辺行が2本同時に出ています。

快速河辺行も通常ダイヤで土休日に1本見られるのみで、平日や日中ではレアな行先ですね。

この日は青梅特快河辺行のほかに鉄道開業150周年ということでたくさんのイベントが開催されたので各地で盛り上がりを見せていたようです。皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?

2022.10.15 京成3600形急行リバイバル、山間部を行く西武101系赤電

2022年10月14日、この日は鉄道業界にとって記念すべき日となりました。日本の鉄道が新橋~横浜間にて開業してから、150周年というお祝いムードに包まれています。14日には新橋から当時の横浜駅である桜木町駅までE655系による記念列車が運転されました。平日で休みのとれない自分は撮り鉄を諦め、その翌日、

京成3600形リバイバルカラー編成による急行を撮影しようと千住大橋駅に来ていました。かつて存在した急行の停車駅を再現して復元させたツアーです。

しかし、通過してくる車両は3000形ばかり。見るのが飽きてしまいますが、これぞ主力と呼ぶにふさわしい圧巻の在籍数ですね。

そして、急行リバイバル電車に充当される予定の3600形3688編成の回送が通過です。行先表示器部分に急行が再現されると思いきや、その下に小さく急行のラッピングがされる程度でした。

千住カーブでは、スカイライナーも撮れるおススメの撮影地です。

そして、3600形による臨時急行の通過。急行の書体が見事に実際のものと再現されました。

その後、西武秩父線西吾野駅へ。

ここでは101系の赤電カラーを撮影します。これは、横瀬車両基地のイベント向けに団体臨時列車が通るので山間部とマッチングして撮影しようと思います。

その前に52席の至福がやってきました。

そして、赤電の101系が通過。やはり赤電は山間部に似合いますね。それに、鉄道開業150周年と西武開業110周年をコラボしたヘッドマーク付きでした。

続いて池袋線に戻り、吾野駅で自分の乗った各駅停車が赤電を追い越したため、元加治駅でも赤電を撮影できるようなので待機しようと思います。

ホームが広いので、島式ホームでも直線構図で撮影可能です。

こうして池袋線内は爆速で通過していきました。

鉄道開業150周年翌日にあたるこの日もたくさんイベント列車が走っていて結果として自分も大変苦労した一日となりました。

というわけで、鉄道開業150周年、

まことにおめでとうございます!!