ヒダヰゴ交通局

当サイトでは、主に乗り鉄、撮り鉄として専ら活動し、その記録をこのブログにまとめたものです。皆さんもぜひご覧いただき、励みになってほしいと思います。

2024.02.23 【富岡製糸場に行くならコレ!!】上信電鉄に乗る

三連休を使って群馬は高崎までやってきました。

高崎駅の脇にある有人改札、それは…

上信電鉄ですね。世界遺産富岡製糸場に行くのに利用するローカル線です。

駅名標も昔ながらのスタイルを保っております。

さて、こちらは本物の電車を使った待合室。中はどうなっているのか。

こんな風にテーブル付きのロングシートクロスシートがありますが、新型コロナ対策で現在は利用休止中とのことでした。

それにしても、車内に自動販売機が設置されたのも驚きです!!

さて、元JR東日本107系である、700形の入線。こちらは、下仁田ジオパークをPRしたラッピング車両です。

上信電鉄譲渡後もこの国鉄フォントが見られます。

では、乗車してみましょう!

車内はJR時代とは激変したような内装に仕上がっていました。

それでは、出発進行!!高崎駅を出ると上信電鉄の車両が留置された車両基地が見えます。

高崎アリーナ付近にてJR線と分岐します。

しばらく上越新幹線に沿うようにゆっくり行きます。

佐野のわたしを出ると、新幹線と距離を置きます。

その後、烏川を渡り、

やがて田園が開け始めます。

根小屋を出ると山裾を行きます。

山名八幡宮の参道をオーバークロスし、

山名駅に着きます。

当駅で列車交換を行います。

山名を出ると田畑や住宅街の広がる平坦区間を走行し、

西山名からは直線区間が続くため、速度も一気に上げます。

乗って気付いたことに撮り鉄に丁度いい撮影地が何ヶ所か発見できました。

馬庭を過ぎると、鏑川を渡ります。

吉井駅。おそらくこの駅名標も1980年代以前から使われていると思われます。

蒟蒻畑で知られるマンナンライフの工場が見えてくると、

雪見だいふくとのコラボで「ふく」が大きくなっている上州福島駅。ここが丁度中間地点だそうです。

ここで面白い構造をした250形と行き違いをします。

そして、お待たせ致しました。富岡製糸場下車駅の上州富岡駅に到着です。

ここで半数以上が下車していきました。

ここで出会うのは、群馬サファリパークのラッピングをした700形。ホワイトタイガーを模したデザインは迫力ありますね。

上州富岡にて大勢降りて行ったことにより、2号車の車内は貸切状態に。

西へ進むにつれ、山が次第に迫ってきます。

上信越道とオーバークロスすると、

珍駅名で知られるあの駅に到着です。南蛇井ってなんじゃい!?

徐々に山間に入ってゆきます。

千平を出ると、一気に風景が変わり、山岳地帯に突入です。

ここで進行方向右側に注目です。軽便鉄道時代の旧鬼ヶ沢橋梁が見えてきます。

さらには、ナローゲージ仕様の小さなトンネルも目撃することもできるのです!

赤津信号場にてあのJR時代のカラーリングの107系とすれ違うため一時停止。

最後に上信電鉄唯一のトンネルをくぐり、

上信電鉄が所有する謎の機関車が見えてきて、

終点、下仁田駅に到着です。下仁田町はネギと蒟蒻で有名です。

この行き止まりを見ると、終着駅まで完乗した達成感でホッとしますね。

隣のホームにマンナンライフのラッピングをした元西武の500形が休憩中でした。

こちらが下仁田駅の駅舎。やはり、この木造駅舎が山の駅にお似合いですね!

関東の駅百選にも認定されているそうです。

駅前を見てみると、スーパーマーケットやコンビニなどといった商業施設が一切見られません。

ただ、さらに山奥へ向かうバス路線はあるみたいです。

駅舎内ですが、この時は人気もなく閑静な雰囲気でした。

下仁田焼きの展示もありました。

駅から少し歩くと、車内から見えた知られざるディーゼル機関車と貨車が。これは一体何でしょうか?

そこには、土シーキモ57と記した車両番号が。ただ、この機関車の実態はよくわかりません。

というわけで、移り変わる風景とバラエティに富んだ車両を楽しめる上信電鉄。今度は富岡製糸場に寄る際に使いたいですね。