そろそろゴールデンウィークも終盤になり、Uターンラッシュもピークを迎えていることと思います。そんな土曜日にGWをいい形で終わらせようと、千葉県東部の銚子へ。
ココから乗るのは、、、
もちろん、銚子電鉄です!!というわけで、銚子電鉄で有意義な旅を過ごすことにしましょう!!!
まずはJR線ホームの先にある洋風の駅舎を通り越し、
2両編成の2000形(元京王2010形)の旧標準色塗装がお出迎え。2枚窓の湘南電車を彷彿とさせる昭和時代からの車両ですね。
銚子電鉄を十分に満喫するためには、この一日乗車券(大人700円)が欠かせません!!
車内はあちこちに風船の飾りが装飾されています。
座席はロングシートになっておりますが、一部はロマンスシートといわれるクロスシートになっているみたいです。
運転席のかぶりつきにも2人分のロングシートがありますが、この区域は立ち入り禁止でした。
この片開ドアは従来のものが不具合になったため、北陸鉄道8000系の廃車発生品に交換されたものだそうです。
さて、いよいよ銚子駅を出発し、ヤマサ醤油の工場が見えてくると、
元京王の車両たちが休憩している車庫に隣接する仲ノ町駅です。
本銚子駅。レトロモダンな駅舎は24時間テレビの企画でリニューアルされました。かつてはオンボロな駅舎が人気を集めていたのに、、、。
本銚子駅を出ると、緑のトンネルの中を通り抜けます。森の中を行く電車は風情がいいですね。
銚子電鉄沿線では、このようにキャベツ畑が多く点在しています。
関東最東端の駅とされる海鹿島駅。
その後もキャベツ畑が広がります。
犬吠駅。ポルトガルの宮殿をイメージしたとされる駅舎にインパクトがあります。
というわけで、終点の外川駅に降り立ちました。
2枚窓の前寄りと貫通扉のある後ろ寄りとで前後で顔つきが異なっていますね。
駅舎内はこんな感じ。グッズもいつの間にか当駅でも売られるようになっていました。
駅舎は木造になっており、田舎の路線とかで今でも多く残ります。
木造駅舎と丸型ポストのコラボレーションも昭和の街並みにタイムスリップしたような風格があります。
留置線にはデハ801が保存されているのもなかなかいいロケーションですね。
この湘南顔は多くの鉄道ファンに愛用されているものかわかりますね。
方向幕には犬吠埼温泉号が。では、再び銚子方面にUターンしましょう。
駅構内には名物のぬれ煎餅にまずい棒、さらに銚子電鉄のオリジナルグッズを販売しています。
ぬれ煎餅やまずい棒などの副業に助けられ、経営悪化の泥沼から黒字に回復した経緯からすると、鉄道以外にも力を入れていることが伺えますね。
南欧風のロマンチックな駅舎になっています。では、駅周辺で撮り鉄でもしますか。
最初に来たのは、なんと色違いの2000系です。濃淡ブルーの配色に金太郎塗、これまた2枚窓の車両はこちらも京王、伊予鉄時代からの名残があります。
この日は臨時ダイヤになっており、日中でも2編成体制での運行になっているとのことで、2本撮るのに効率よさそうですね。
続いて外川行の旧標準色塗装の2000系を撮影した後は、犬吠埼へ足を延ばしたかったのですが、強風が激しくすぐに銚電で次の目的地へ向かいます。