ヒダヰゴ交通局

当サイトでは、主に乗り鉄、撮り鉄として専ら活動し、その記録をこのブログにまとめたものです。皆さんもぜひご覧いただき、励みになってほしいと思います。

2023年を振り返る(1月~4月)

さて、2023年は皆さんにとってどんな1年でしたか?コロナ禍も終止符が打たれ、行動も制限された中でいろいろ楽しい行事が増えたと思います。

私としても取材に出る日が増えたと感じ、ブログに投稿したページ数も圧倒的に増えてきていると思います。僕としても20代後半となるこの年を境に活動量が徐々に増していくのかと期待をしております。

鉄道業界にとっても、2023年は激動でありました。その1年が終わってしまうと、やはり寂しさもありますね。

そんな鉄道の動きを今頁では新しく登場した車両や惜しまれつつ引退してしまった車両まで前半にあたる1月~4月までできる限り首都圏を中心にまとめてみましたので、お付き合いいただければと思います。

 

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25日=東急8500系が48年間の活躍に終止符

ハチゴーの愛称で親しまれた東急8500系最後の1本である青色の8637Fが廃車回送され、これにより8500系は廃系列となりました。響き渡る爆音がこだまするのに憧れて、今でも乗りたくなるほど素晴らしいモーター音でした。今でも8500系の実態を体感したいなら、長野や秩父にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

2月

11日=銀色のつばさ号が復活

山形新幹線では2014年より新塗装化が進められて一度は姿を消してしまった銀色のつばさ号。もう見ることは叶わないと思っていましたが、E8系に置き換えられる前に奇跡の復活を果たしました。個人的にはこの旧塗装がやはりいいわけですね。400系時代から継承されているカラーリングなので。

 

23日=都営浅草線5300形が引退

都営5300形最後の1編成である5320編成がついに引退となりました。浅草線の5500形への投入完了後も同系列の無線工事完了まで予備車として残存していましたが、告知なしの引退となってしまいました。京急や京成などにも乗り入れるので、目撃した範囲が相当及んだのではないでしょうか?

 

3月

17日=JR北海道キハ183系が定期運行終了

JR北海道管内で雪に強い特急形気動車として国鉄時代から走り続けたキハ183系石北本線系統の特急での定期運行から外れました。かつては北斗としても運行されていたこともあって北海道へ旅行に出かけた時も実際に乗車した思い出があります。晩年には旧塗装に塗り替えられるという明るい話題もありましたね。

 

17日=651系草津・あかぎ引退

常磐線特急スーパーひたちとして誕生し、在来線特急としては初めて130km/hで運転した651系。2014年以降は高崎線系統の特急に使用されましたが、651系はついに定期運用が無くなりました。平成時代の高性能特急を切り開いた車両なだけに、あれだけ年月は過ぎていったのかがわかりますね。また、同時に高崎線通勤特急であったスワローあかぎも廃止となり、平日もあかぎの愛称に統一されました。

 

17日=東海道線快速アクティーが廃止

東海道線の名物となっていた快速アクティ―が近年本数を削減しながら運転されましたが、ついにこの愛称が全廃となってしまいました。今後、東海道線の速達列車は湘南新宿ラインの特別快速が担うこととなります。東海道線の快速といえばアクティーの列車名が定着していたので、本数を徐々に減らしていってのそういう形で消えてしまうのも少し寂しいですが、停車駅の増加により速達性が劣っていったように思うので湘南新宿ラインの特別快速より不利な状況になってしまったのではないでしょうか?

 

17日=ホリデー快速あきがわの運転取りやめ

都心から五日市線まで直接アクセスできる最後の列車であったホリデー快速あきがわも廃止となり、東京サマーランド秋川渓谷などへの行楽客にとって交通手段が少し面倒になってきたと思います。それと同時に拝島駅での分割併合作業が見られなくなったり、定期運行のホリデー快速おくたまの青梅止まりになったりとおくたま側にも変化が出てきたと思います。

 

18日=相鉄・東急新横浜線開業で新たな広域ネットワークが完成

2019年の相鉄・JR直通で始まった相鉄の都心乗り入れプロジェクトが今年の相鉄・東急直通によりついに完結しました。都心から新横浜駅や相鉄沿線への利用がますます便利になったような気がします。さらに、相鉄が埼玉県に進出するという新たな発展も生み出してきたのですが、一部の車両がいまだに相鉄に乗り入れできていないのが課題であり、他社の車両も相鉄乗り入れに一刻も早く対応できることを期待したいですね。

 

18日=高崎線特急草津・四万号が新登場、E257系5500番台が定期運用へ

これまでの特急『草津』の名前が『草津・四万』に一新し、E257系5500番台がまさかの定期運行開始するという予想だにしなかった改正もありました。これにより、四万温泉への観光客も取り込んだほか、E257系になったことにより設備も改善されたり全車指定席化も実施されることもあって高崎線特急もより利用しやすくなったのかなと思いました。

 

18日=京葉線に33年ぶりの新駅、幕張豊砂駅が開業

京葉線には幕張豊砂駅が新たに開業。駅前にイオンモール幕張新都心があり、都心からも気軽にアクセスができるようになったと思います。京葉車両センターと隣接していることもあり、車両基地を観察するのに最適かもしれません。また、幕張新都心の新たな玄関口にもなり、駅前ロータリーも広くなったなと思います。今後はホテルなども建設中のようです。さらなる発展が楽しみですね。

 

というわけで、以上4月まで振り返ってきましたが、そのほかにも関東を出ると大阪駅の地下ホーム開業、留萌本線の一部区間廃止、七隈線の博多開業、和田岬線103系の引退などいろいろ出来事がありました。そのほかの出来事は諸事情があり、ここでは紹介できませんが、自分にとっても明るかったり寂しい話題でもあります。では、次の頁から5月以降も続きますのでご期待ください