さて、3月18日にJRや東急、相鉄などの各社がダイヤ改正が行われました。東急・相鉄直通線の開業や特急『草津・四万』登場、大阪駅うめきた地下ホームの開業、HC85系の大阪駅乗り入れなどでにぎわっていますが、今回京葉線では1990年以来33年ぶりとなる新駅が開業いたしました。
その名も幕張豊砂駅。海浜幕張~新習志野間に千葉県としては2010年の京成成田湯川駅以来の新駅が生まれた初日に早速降りてみようと思います。
さて、いよいよ下車しました。発車メロディを録音しようとスピーカーにマイクを当てている方も多くいらしていました。
ホームはこんな感じ。1面1線の単式ホームに見えますが、高架ホームと地平ホームに分離されており、東京方面の上りは高架ホーム、蘇我方面の下りは地上ホームになっています。
ホームにあるこの木製のベンチは、
2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使用された木材を再利用しています。
蘇我方面の1番線ホームへは、改札からわずかな階段だけで結ばれています。
こちらが1番線ホームになります。
当駅は京葉車両センターに面しています。
発車標も新しいスタイルのものを採用していますね。
鉄骨造の屋根も開放感あります。
駅舎外では開業式典のリハーサルが行われていました。開業式典の本番のテープカットも見たかったところですが、ほかの現場に立ち寄る予定があるため断念せざるを得ませんでした。
駅前にはイオンモール幕張新都心が建っています。まさにイオンモールへの買い物客向けにできた駅といっても過言ではないですね。
駅舎はこんな感じ。なんだか高輪ゲートウェイ駅に屋根の構造が似ている気がします。
入場券も購入してみました。
当駅を発着・通過する列車たちを見てみましょう。
京葉線の快速・通勤快速は当駅は通過となりますので、お乗り間違いにご注意ください。
朝夕に一部海浜幕張駅まで乗り入れてくる武蔵野線もすべて停車します。
さらにはE653系国鉄色の臨時特急列車もゆっくり通過してきました。新駅と臨時列車の相性がいいですね。
というわけで、幕張豊砂駅は新しい時代のふさわしさを物語るニューステーションでした。幕張新都心の新たな玄関口としても期待され、これからも多くの利用者に恵まれることと思います。楽しみですね!!