とうとう灼熱の日々が続く季節がやってきましたね。
そんな中、暑さ対策万全で房総にやってまいりました。といっても現地は気持ちよく海風が吹くように涼しい気候でした。
まずやってきたのは、鴨川の外房線撮影地。
このように、太平洋をバックにローカル線なんかを撮影できる絶景ポイントです。
新宿わかしお号はE257系500番台でした。太平洋を絡めながら特急が行くのはまさに房総の風物詩ですね。
この区間の普通列車はワンマン運転のE131系2両編成が主力です。
さて、今回の主役は今月末をもって定期運用から引退する予定の255系であります。やはり長年房総を駆け抜けてきた車両ですから、海を背景に撮るのもお似合いですね。
じっくり見られるのも安房鴨川駅がベストな位置付けですね。
大原駅から255系わかしおに乗って帰ることにしましょう。というわけで、
今回は座席未指定券を利用します。座席未指定券で255系に乗れるのもわずかな機会ですから、貴重ですね。
9両編成の乗車位置もいつのまにか消えていました。この時期に255系に乗る方にとっては不便に感じますね。
さよなら、いすみ鉄道!!
座席未指定券のお持ちの方はこのように乗務員により車内改札が行われます。
東浪見駅通過時のみ速度が滑らかに。
まもなく、上総一ノ宮に到着のようですが、ビューチャイムが廃止された上、放送も手動でした。255系もさすがに房総特急刷新に伴う更新後の放送には未対応のようです。
リクライニングしていて気づいたことに、255系の座席は異常なほど倒れます。
角度を元に戻すのもゆっくりなペースで戻ります。
都心に近づき、速度も110km/hを遥かに超えます。
255系にて全車両指定席という表示がされるのもこの4ヶ月にも満たないですから、貴重ではないでしょうか?
京葉線内はこのように住宅地が立ち並びます。
255系の車内案内表示器といえば、「あと約5kmで〇〇駅に到着します」というスクロールが流れるのも一つの特筆すべき点ですね。
というわけで、海浜幕張駅に下車。ここから短距離だけ乗車するレジャー客も多く見られました。中にはZOZOマリンスタジアムに観戦したロッテファンもいました。
方向幕はこんな感じに登場当初からの幕式でなく、LEDに交換されても255系独自の表示になっています。
京葉線経由と表示されるようになっているのは、総武線経由と誤認されるのを防ぐためと思われます。
255系は定期運用撤退後も当面の間、臨時列車に使用されるほか、ビューさざなみ、ビューわかしおのリバイバル運転が今年9月にまたしても行われるようです。