9月23日。この日は秋分の日というわけで、本日を境に気候が涼しくなってきたような気がします。
そんな中、小田急ロマンスカーのある1編成がこの週末に引退のときを迎えます。
それが、、、
VSEの50002編成です。完全引退というわけではないのですが、2編成存在したうちの第2編成1本がこの週末に行われる50001編成とのランデブーミステリーツアーをもって消え去ることになります。
ランデブーツアーとはVSE同士が並走したり、同時にピタリと並んだり、追い抜きや同時発車が見られるということで、本来はランデブーシーンを撮るのがオーソドックスな手段なのですが、通るルートやいつどこで並ぶのかが非公表になっており、なおかつ撮り鉄ファンで混みあう危険性を考慮して、Twitterでの情報をもとに2編成とも撮影することに成功したらOKというわけで、今回はランデブーシーンとの立ち合いを早い段階から諦め、沿線撮影にアタックします。
ということで、最初は向ヶ丘遊園駅。
がしかし、当駅から生田寄りのポイントで撮影しようとしたら、真ん中の留置線にちょうど千代田線直通に使われる回送がいる…。これからも回送列車が停まっている時間が多いことが予測されるため、当地はやむなく断念。
ところが、その直後に向ヶ丘遊園駅を去る時にVSEがVSEを追い抜くシーンを目撃。やはり、向ヶ丘遊園駅から動かなけりゃよかった…。非常に後悔しています。
その後多摩線でもアタックしようとしますが、なかなかVSEを捕まえられず。
こうして、最終手段としてツアーのゴール地点となる海老名駅へ。そこから座間寄りにある座間第4踏切付近で待てば、2編成とも撮影可能と判断して、1時間以上早く座間第4踏切のカーブへ。
ほうほう、いい感じではないか。
VSEはこの後、第2編成が片瀬江ノ島から、第1編成が唐木田から来そうなので、1時間撮る練習をします。
EXE未更新車もいつまで走るのでしょうか…。
VSEの後輩であるMSEや、
GSEもVSEの引退の要因となったアルミダブルスキン構造を採用しているので、VSEと同じく早期引退の可能性も否めないですね。ただ、長期的に使い続けるにはボギー車であるのが救いかもしれません。
小田急の一般種別は3000形が非常に多く、まさに主力に位置していますね。
8000形も登場から40年が過ぎていますが、まだまだ第一線で健在です!!
またもや3000形が通過。
EXEα。登場当初は地味で不評と批判されてきたEXEですが、リニューアルによりその悪印象から脱却しつつあります。また、VSEより古参ですが、それでも長寿を目指して奮闘中です。
2020年にデビューした5000形も予想以上に本数が多いです。
EXE未更新車がいまだ2編成見られたのもある意味奇跡ですね。
そして、ようやくVSEの登場。先に来たのは第1編成です。個人的にはツイッターの情報から第2編成が先に通過すると思っていたのですが、なんと相武台前駅にて第1編成が第2編成を追い越していたようです。この第1編成は12月ごろまで頑張るとのことです。
その後、第2編成も来ると思うのでそのまま撤収せず待ち続けようと思います。
しかし、すぐにもう1本が来たわけではありませんでした。
間に各駅停車と急行が1本ずつ通過した後、、、
そして、明日を以ってラストランとなる50002編成の通過です。
こうして、一日のうちに2本走行シーンを撮れたのも今日が間違いなく最後となるので、2編成制覇達成できて満足しています。また、VSEとVSEの間隔が短すぎたのもこのランデブーツアーの見どころの一つになったのではないかと思います。
というわけで、小田急50000形VSEの50002編成、18年間ありがとう、そしてお疲れ様。
と言いたいところですが、実は私としては50002編成に会う機会が来月にもあるのです。「それまでしばらくお休みして、また最後に喜多見で会いましょう。」とのフレーズがいいかも。
というわけで、50002編成の走行シーンをとらえる最後の機会でした。