主に西武新宿線で昭和から令和を駆け抜けてきた西武旧2000系。しかし、現在では6両編成1本と2両編成3本の計12両を残すのみとなりました。その唯一残る6両編成の2031Fが、今年10月を以って定期運行を終了するとの告知が入ってしまいました。
つまり、すべて6両で運転する国分寺線を行き交うこともなくなります。
というわけで、2031F最後の姿をカメラに収めようと国分寺線の沿線にやってきました。
まずは国分寺を出て東村山へ向かう2031Fを国分寺~恋ヶ窪間の踏切で撮影。フルカラーLEDのリニューアル車でありながらも、こうして廃車になる時期が来るんですね。
続いて東村山から折り返してくるので、踏切の反対側に移動します。国分寺線では日中は3編成体制で運行するのですが、ほかの2編成はいずれも新2000系でした。
もう一方は西武の中で減少傾向の幕式でした。
そして、2031F。中間車を組み込んだ長編成が見られなくなるのも寂しさがありますね。
他の場所へ移動してみましょう。駅間は変わらずとも歩道橋から撮影するので構図に変化が見られます。
国分寺からの東村山方面行は撮り逃したので、その後の国分寺行を先に狙いました。
国分寺駅から若干近いのですぐに折り返してきました。
以上のように今では貴重かつもうすぐ見納めの西武旧2000系の6両編成をなんと4ショット撮影ができました。旧2000系を少し移動しただけでこれだけ効率よく撮れるのも国分寺線が一番ですね。
2031Fの消滅により、2000系で残るは2両編成(3本)が留まるのみとなります。
ラストランも目前に迫っていますが、無事に走り抜けてくれるのを祈っています。