国鉄時代から残る数少ない特急用車両、185系ですが、今年1月にOM08編成が廃車回送され、これによりOM編成が消滅となり、ストライプ編成で残るはB6編成のみとなりました。185系全体でも新幹線リレー仕様となったC1編成と合わせて2編成を残すのみとなり、いよいよ完全引退への時間も迫ってきた中で、ストライプ編成で唯一残るB6編成がこの日団臨で運行されるので、武蔵野線の馬橋支線にやってきました。
場所は常磐線馬橋~新松戸間にある三村跨線人道橋で、
常磐快速線の上下間に挟まれた中央の高い単線の線路が馬橋支線です。主に貨物列車が使用する支線ですが、そこを185系が通ります。
馬橋支線をこのように丁度、キヤE195系が通り抜けます。
さらに、右端を流鉄が通り、待ち時間も有効に使えるのでお勧めの場所です。
そして、185系B6編成がゆっくり通り過ぎていきます。馬橋支線を撮るなら、縦位置が適しているでしょう。
続いて一気に神奈川県へ向かい、東海道貨物線鶴見川橋梁へ。ここは左側の東海道本線が基本ですが、185系が通過するのはその右側の東海道貨物線です。
このように東海道貨物線の下り線を単線構図で撮影できる有名な場所です。まずはE233系7000番台の相鉄線直通列車が通過。早めに来ても、貨物列車の本数も多いはずですし、相鉄直通が1時間に2本程度やってくるので貨物線にしては退屈になりません。
そして武蔵野貨物線を通り、東海道貨物線に入線してきた185系です。この構図はローカル線に多く見られるので、雰囲気がいいですね。
さて、185系が走る日も少なくなり、B6編成については近いうちに廃車回送されるという噂も流れているので、185系は早めに抑えておきたいですね。