さて、夏に入り天候も雨ばかりが続いていますね。そんな中、JR北海道は7月13日に国鉄時代から活躍してきたキハ183系、振り子式車両として主に『スーパー北斗』で運転され、特急型気動車の高速運転の発祥となったキハ281系の引退が発表されました。
私も実は、6年前の2016年に北海道へ旅行に出かけた際にキハ183系、キハ281系に乗った記憶があります。今回はその様子を振り返りたいと思います。
2016年8月8日、まずは洞爺駅からキハ183系による『北斗6号』に乗車。これで大沼公園駅まで乗ります。
秘境駅ランキング1位のあの駅も通過します。
こちらが座席。簡素なシートですが、決して乗り心地は悪くないと思います。
3号車のグリーン車だけハイデッカー車になっています。
そのため、3号車にはこのようにスロープが。
そして、先頭車からも展望が楽しめるようになっていました。
内浦湾も見えます。
特急並みの速い速度で突っ走ります。
なんと、列車内からも牛が見えたりして、北海道に来たという実感がわきます。
というわけで、大沼公園駅で下車し、
キハ183系を見送ります。その後、大沼周辺をサイクリングし、函館ラーメンを召し上がり、
今度は『スーパー北斗10号』で函館へ向かいます。現在では、『スーパー北斗』の名称が消滅しているのでこれも貴重ではないでしょうか?
さて、キハ281系が入線です。
振り子式車両なので、このように車体が傾きます。
新幹線と接続する新函館北斗駅到着。多くの人が降車していきました。
ここで、キハ183系に出会います。
そして、このように寂れっぷりのある車両や客車が見えてくると、終点函館駅です。
こちらがキハ281のロゴマーク。「FURICO」と振り子式車両を示しています。
さて、皆さんも一緒にキハ183系、キハ281系の旅を満喫していただけたでしょうか。私みたいに乗車経験のある方は想い出の1ページに収まるかもしれません。
というわけで、キハ183系は今年度内に『オホーツク』『大雪』でもキハ283系に置き換えられ、キハ281系も今年10月に臨時で運転される『スーパー北斗』をもって引退します。残された時間は少ないですが、皆さんもぜひこの機会に乗車してみてはいかがでしょうか。