さて、都内のみならず、全国でコロナウイルスの感染拡大が進む中、迎えた4連休。その3日目である土曜日に都内に出ずに乗り鉄をしに行こうと思います。
というわけで、千葉駅から内房線で約20分弱、五井駅に降り立ちました。
さて、ここから乗るのは、小湊鉄道です。
ホームに降りると、そこは現代から昭和へ時代がタイムスリップしたような感覚です。車両は50年以上も走り続けているキハ200系。
側面の行先表示も国鉄風です。また、社名と車番表記もいい感じになっています。
車内もレトロな感じがしていて、まるで国鉄型気動車に乗っている気がいたします。
さて、五井駅を出発。上総中野までの約1時間10分の旅が始まります。
次第に都会から離れていき、田園地帯を駆け抜けます。
天井の扇風機も昭和ならではの光景です。
海士有木(あまありき)駅では、キハ200同士で列車交換を行います。
小湊鉄道線は全線単線のため駅で行き違いを行うのです。
車内に雨漏れが発生しているため、座席に新聞紙が敷いてありました。
ちなみに、今回利用しているきっぷは房総横断乗車券です。これを買うと、いすみ鉄道の大原駅までお得に列車の旅を満喫できます。途中下車も可能です。
上総牛久駅に到着。
この駅で運転士と駅員によりタブレット(通票)の交換が行われます。このような光景も今では数少ない希少な存在となりました。
上総鶴舞駅。この駅は1925年の小湊鉄道開業当初からの木造駅舎で、当線ではこのような古い駅舎が多くみられます。
上総久保~高滝間では高滝湖を渡ります。1990年に養老川をせき止めてつくられたダム湖です。
高滝駅を出ると、しだいに高度を上げ、沿線の集落もまばらになります。
列車は雑木林の丘陵地や、蛇行する養老川の渓谷沿いを走ります。
養老渓谷駅に到着。観光客の多くがこの駅で降りていきました。
さて、終点上総中野に到着しました。
反対側のホームに、いすみ鉄道の車両が入線してきました。
というわけで、次編はいすみ鉄道の旅を満喫しちゃいます!!!お楽しみに♪