さあ、ついにこの日がやってきました。それは、JR・相鉄直通線の開業です!!
相鉄にとって念願の都心直通がこの日実現したのです。というわけで、始発駅である新宿駅へ。
2番線ホームに上がると、そこには相鉄線直通海老名行の文字が並んでいました。
さて、相鉄12000系が新宿駅入線です。この列車に乗って海老名まで行くことに致します。
行先表示器はこんな感じ。E233系と表示方法が似ています。
ディスプレイもJR東日本のE233系7000番台と同じになっています。
さて、9時27分新宿駅出発。
代々木のあの有名な踏切も通ります。
こちらは原宿の宮廷ホーム。
再開発中の渋谷の街を見渡すように、最初の停車駅、渋谷に到着。
恵比寿を出ると、相鉄12000系同士と離合します。
五反田駅を通過。
目黒川を渡り、大崎に着きます。
大崎を出ると、りんかい線と分かれ、西へ進路を変えます。
武蔵小杉まで東海道新幹線と並走して走ります。
多摩川を渡り、神奈川県に突入。
まもなくして武蔵小杉に到着です。向こう側には、特急成田エクスプレスが停車しています。
武蔵小杉駅の駅名標を見てみると、隣駅が新川崎と新駅の羽沢横浜国大の2つに分かれてるのがわかります。文字通り、武蔵小杉の次は相鉄との境界駅、羽沢横浜国大まで無停車なのです。
武蔵小杉からは貨物線を走行します。
新鶴見信号所付近には、新鶴見機関区があります。ここでは、多くの電気機関車などを見ることができます。
新川崎駅を通過。貨物線上にはホームがないため、相鉄直通列車は全列車通過となります。
鶴見駅を通過。この駅から東海道貨物線に入りますが、東海道本線、横須賀線と共にホームがないため相鉄直通列車もすべて通過します。
京急の生麦駅付近から地下へ入ります。ここからトンネル区間が多くなります。
東海道貨物線の横浜羽沢駅が見えてくると、
羽沢横浜国大駅に到着です。ここでは、乗務員交代などで数分間の停車時間が設けられます。さて、ここからいよいよ、相鉄線に入ります!!
この羽沢横浜国大から西谷までが今回新しく開通した相鉄新横浜線です。この区間は、西谷付近までトンネルが続きます。
西谷に到着。ここから相鉄線内は特急となり、二俣川、大和、海老名の順に停車していきます。
かしわ台付近には、相鉄のかしわ台車両センターがあります。
小田急線の海老名検車区が見えてきますと、まもなく終点の海老名到着です。
新宿駅を経って約1時間10分、終点海老名に着きました。
新宿~海老名間は小田急の快速急行で行くよりも時間はかかりますが、相鉄の長年の希望であった都心直通がこうして叶ったわけであります。
この電車は、各駅停車新宿行として再び折り返していきます。
今後も神奈川と都心との新しいルートとして期待が高まります。というわけで以上、JR・相鉄直通線乗車編でした。