さて、2016年ももうすぐで終わりになりまして、あと数日で2017年に入ります。皆さんは、2016年をどのようにお過ごしでしたか。
皆さんもこの年、楽しいことや幸せなことがたくさんあったと思います。
鉄道界においても、2016年は激動の1年でした。
さて、今回は2016年の鉄道話を振り返ることにしましょう。
2016年といえば、一番盛り上がりを見せたのが北海道新幹線の開業ですね!!
この北海道新幹線の開業により、九州から北海道まで、新幹線網が繋がることになりました。これは、日本の社会においても、喜びを沸かせることだったと思います。
私も、北海道新幹線開業の年に早速乗車してきましたが、東京と北海道を昼間の間に一本で結べるなんて、時代がすごく変わったなと感じました。
続いては、豪華寝台列車『TRAIN SUITE 四季島』についてです。
2017年にデビュー予定の『TRAIN SUITE 四季島』で使用されるE001系が、ついに今年9月に落成したことです。私も、甲種輸送からまだ間もなかった時期に尾久で目撃しました。車内も豪勢な空間で、列車自体がホテルのようで、列車内でも旅をしているイメージの強そうです。2017年のデビューが待ち遠しいですね。
続きまして、山手線新型車両のE235系の話題です。
このE235系は本来では、昨年11月にデビューの予定だったのですが、そのデビュー当日に車両トラブルにより、運転休止に。その後、何度か試運転を重ね、2016年3月7日にようやく運転再開を果たしました。
車内には、ドア上だけでなく、網棚の上にもモニターが設置されるなど、まるで未来の電車を表す車両になっていました。
その他に、車体でもラインを縦にひくことで、ホームドアが設置されていても何線かが認識されやすくなっているのも改革の現れだと思います。
このようなニューフェイスも生まれてくれば、寂しいニュースも中には出てきました。
首都圏と北海道を結んだ豪華寝台列車、『カシオペア』の引退です。
多くの人気を集め、しかも登場から17年に過ぎないのに、引退するのは不条理に感じてしまいますが、北海道新幹線の開業による青函トンネルの電圧や線路幅の変化もあり、辛うじて仕方ないのかと思いましたが、これと併せて寝台急行『はまなす』も消えゆくことになり、これにより寝台特急も『サンライズエクスプレス』が残るのみとなってしまいました。
そうなると、未だに寝台特急の乗ったことすらない私にとっても、早く乗っておきたい気持ちが伝わってきました。
さらに、JR原宿駅の木造駅舎がついに建て替えられることになりました。東京都区内では数少ない木造駅舎だっただけで、残念ですね。この木造駅舎は、見ておくなら今のうちです。
さらには日本で唯一の座席転換式寝台車両である583系も先日の団体運用をもって引退するとの不穏な噂が出てきました。先月に尾久車両センターのイベントで見かけたのですが、国鉄車両がまた減っていくのはそれもまた残念です。また、国鉄車両では、今年には485系の国鉄色も引退となり、現在高崎地区で活躍している115系も置き換えが発表されたので、国鉄車両は近いうちに続々と消えていく傾向になるのでしょう。
今年、JR東日本でもついに駅ナンバリングの導入が開始されましたね。
現在、この駅ナンバリングは東京都区内のJRの駅を中心に導入が進められているそうです。今後、東京特定区間内の全駅に導入されるとのことです。
以上、2016年の鉄道ニュースでした。後編は、自分自身の鉄道話を振り返ります。