ヒダヰゴ交通局

当サイトでは、主に乗り鉄、撮り鉄として専ら活動し、その記録をこのブログにまとめたものです。皆さんもぜひご覧いただき、励みになってほしいと思います。

2022.03.12 【昭和の面影を再現した駅】東武下今市駅を探訪する

.ダイヤ改正当日に栃木にてE131系600番台を撮影し、下今市駅にいました。

f:id:daihida:20220314205912j:plain下今市駅の駅舎は、昭和時代をモチーフとしたレトロ調な駅になっていました。

f:id:daihida:20220314210128j:plain駅舎内も昭和風に出来上がっていました。

f:id:daihida:20220314210241j:plain運賃表や時刻表の表記も当時のものを再現しています。

f:id:daihida:20220314210341j:plain跨線橋レトロギャラリーに行ってみましょう。

f:id:daihida:20220314210436j:plainこの旧跨線橋も1929年の開業以来のものです。

f:id:daihida:20220314210616j:plainこの下今市駅の旧跨線橋登録有形文化財に指定されるなど、

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f:id:daihida:20220314210735j:plain開業当初から残った東武鬼怒川線の建造物が登録有形文化財に指定されています。

f:id:daihida:20220314210845j:plain東武鬼怒川線の歴史の紹介もあります。鬼怒川線沿線地域で最後にSLが走っていたのは、今は廃止された矢板線だそうです。

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f:id:daihida:20220314211312j:plainこのように昭和時代の面影を今に伝える当時のポスターなども掲示してあります。

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f:id:daihida:20220314211450j:plainレトロ調の看板も多くみられました。とくに、木造建築物が素晴らしいです。

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f:id:daihida:20220314211650j:plainホームに降りてみると、木柱に昔ながらの柱駅名標まで昭和時代前半にタイムスリップした気分になりそうです。

f:id:daihida:20220314211941j:plain店賣という表記もまさにはるか昔の存在です。

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f:id:daihida:20220314212234j:plain蒸気機関車の点検・整備拠点となる下今市機関区もホームから見えます。この後、SL大樹が到着の予定ですが、その前のスペーシアに乗らなきゃならないため、見学は叶いませんでした。。。

f:id:daihida:20220314212439j:plainこの転車台はJR西日本長門市駅にあったものを譲渡して設置する経緯となりました。

f:id:daihida:20220314212558j:plain折角なので、SL展示館に入館してみましょう!!

f:id:daihida:20220314212641j:plain昭和当時に撮影されたSLの画像を眺めながら新しい跨線橋からつながる通路を通り、

f:id:daihida:20220314212753j:plain階段を下りていざ入館します。ここでは、SLの復活の道のりや蒸気機関車のひみつなどを学べるほか、この展示館からも機関区や転車台が見えます。

他にも転車台広場もあり、SL大樹に乗る方は転車台広場、展示館も併せて立ち寄ってみるといかがでしょうか。私も今度下今市駅に来たときは、SL大樹にぜひとも乗ってみたいです!!

f:id:daihida:20220314213016j:plainというわけで、今回はSL大樹への乗車はおろか、見学もできないままスペーシアで帰路についたのでした。

2022.03.12 【2023年から新型車両に置き換え】日光詣スペーシアに乗る

f:id:daihida:20220313200748j:plainつい最近、デビューから30年を迎えた東武特急『スペーシア100系。この車両が3月12日に行われたダイヤ改正にて運用縮小が行われました。さらに、2023年にはスペーシアの後継車となるN100系が登場します。

これにより、スペーシアで活躍してきた100系がそろそろ置き換えの時期を迎えます。というわけで、折角栃木まで来たので今のうちに乗っておこうと思います。

f:id:daihida:20220313201113j:plainというわけで、現在東武日光線下今市駅にいます。

f:id:daihida:20220313201151j:plain16:02発のけごん42号でとうきょうスカイツリー駅まで乗車します。

f:id:daihida:20220313201250j:plain車両はなんと、図らずも日光詣スペーシアでした。

f:id:daihida:20220313201340j:plain座席はこのように座り心地のよさそうなモケットでした。また、床も絨毯になっています。

f:id:daihida:20220313201436j:plainそれでは、下今市駅を発車。

f:id:daihida:20220313201511j:plain新鹿沼駅まで25‰の勾配が連続する区間を走ります。

f:id:daihida:20220313201635j:plain背面テーブルがなく、壁側に折り畳み式のテーブルがあります。

f:id:daihida:20220313201722j:plainJRではグリーン車でよくみられるフットレストまであります。

f:id:daihida:20220313201809j:plain頭上には蛍光灯も。黒い四角のボタンを押すと、光ります。

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f:id:daihida:20220313201934j:plain16:17新鹿沼駅到着。

f:id:daihida:20220313202046j:plainここで車内を徘徊します。洗面所はこんな感じ

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f:id:daihida:20220313202202j:plainトイレは洋式、和式の2タイプがあります。また、和式トイレにはベビーベッドがあります。

f:id:daihida:20220313202420j:plain3号車のビュッフェは現在は営業を終了しています。

f:id:daihida:20220313202607j:plain向かい側には立ち見ができるスペースも。ただし、通路になっているので、ほかの方の邪魔にならないように。

f:id:daihida:20220313202706j:plain一部の車両には大型荷物置き場が設けられています。

f:id:daihida:20220313202823j:plain各車両のデッキには、パンフレットなどを置くケースが。

f:id:daihida:20220313202910j:plainこの100系は1991年にブルーリボン賞を受賞しています。

f:id:daihida:20220313203040j:plain6号車にあるコンパートメントへの入口。

f:id:daihida:20220313203126j:plainドア右にあるこのプレートにタッチすると、自動扉が開きます。

f:id:daihida:20220313203235j:plain4人個室もホテルの客室を意識した造りになっています。また、床面全体にカーペットが敷かれ、テーブルも大理石製であるとか。

f:id:daihida:20220313203449j:plain宇都宮線と分岐する新栃木駅を通過。

f:id:daihida:20220313203527j:plain新鹿沼より南側は関東平野の中央を縦貫する平坦区間になっており、線形が良いため特急車両は一部区間で時速120km/h運転をしています。

f:id:daihida:20220313203700j:plain16:47、板倉東洋大前駅に停車。群馬県に位置する当駅には特急列車は1日1往復が停車します。

f:id:daihida:20220313203809j:plain谷田川を渡ると、埼玉県に入ります。

f:id:daihida:20220313203912j:plain柳生・新古河間で焼き畑の発煙により緊急停車。

f:id:daihida:20220313204030j:plain車窓を眺めているうちに、この辺で撮り鉄をしたくなってきましたね。

f:id:daihida:20220313204128j:plainJR宇都宮線との乗換駅、栗橋駅を通過。JR直通特急の『日光』『(スペーシア)きぬがわ』は、当駅の連絡線を介してここからJR線に入ります。

f:id:daihida:20220313204324j:plain南栗橋車両基地が見えてきました。

f:id:daihida:20220313204358j:plain8000系8111編成もいました。

f:id:daihida:20220313204439j:plainさらには、先週定期運行を終了したばかりの350系の姿もありました。

f:id:daihida:20220313204542j:plain東北新幹線の高架橋をくぐり、南栗橋駅を通過。普通列車南栗橋を境に系統分離しています。

f:id:daihida:20220313204710j:plain東武動物公園を通過するあたりで、5分ほどで春日部駅に到着するアナウンスが流れます。

f:id:daihida:20220313205058j:plain春日部駅には日光線系統の特急列車が停車する一方、『りょうもう』はすべて通過します。

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f:id:daihida:20220313204938j:plain北越谷駅から高架線になり、複々線区間となります。

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f:id:daihida:20220313205227j:plain荒川を渡り、スカイツリーが見えてきました。

f:id:daihida:20220313205307j:plain17時32分、定刻通りに北千住駅に到着。柳生~新古河間の発煙による遅延からほぼ回復したようです。

f:id:daihida:20220313205426j:plain東武博物館のある東向島駅を通過。

f:id:daihida:20220313205508j:plainスカイツリーも近くに見えると、間もなくとうきょうスカイツリー駅に到着です。

f:id:daihida:20220313205557j:plainスカイツリーの手前にある留置線には『リバティ』が停まっていました。

f:id:daihida:20220313205639j:plain17:41、とうきょうスカイツリー駅にて下車。

f:id:daihida:20220313205726j:plain隣のホームには、ちょうど『りょうもう』のリバイバル塗装が入線してきました。

N100系の登場も待ち遠しいですが、旧型の『スペーシア』もこれから注目が集まると思います。ぜひ、多くのご乗車をお待ちしております!!

2022.03.12 【ダイヤ改正で新登場!!】宇都宮・日光線E131系600番台

f:id:daihida:20220313144503j:plain2022年3月12日。この日はJR東日本など関東の鉄道各社のダイヤ改正であります。このダイヤ改正当日に、撮り鉄的に一番注目すべき目玉は、宇都宮エリアに投入された新型車両E131系600番台ですね!!というわけで、昨年10月以来実に5か月ぶりに栃木県にやってきました。

f:id:daihida:20220313144727j:plainこれに伴い、前日に運用を離脱した205系600番台も宇都宮駅の留置線に停まっていました!!

これがおそらく最後の雄姿となるかもしれません。

f:id:daihida:20220313144844j:plainさて、E131系600番台が入線です。

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f:id:daihida:20220313144953j:plain宇都宮線小山~黒磯間では、このE131系600番台のデビューに伴い、ワンマン運転となりました。

f:id:daihida:20220313145110j:plainデザインは宇都宮市で復元された火焔太鼓の山車をイメージした黄色と茶色のツートンカラーを採用。また、世界文化遺産である日光の社寺に施される文様にも通じるにぎやかで高級感のあるデザインになっています。

f:id:daihida:20220313145400j:plain車内はオールロングシートになっています。

f:id:daihida:20220313145453j:plainこの座席のモケットは、なんだか中央線用E233系常磐線E531系と同じように見えます。

f:id:daihida:20220313145605j:plain優先席のある場所には、フリースペースもあります。

f:id:daihida:20220313145645j:plain車いす対応の大型トイレも205系600番台同様に完備しています。

f:id:daihida:20220313145824j:plain液晶モニター

f:id:daihida:20220313145929j:plainこのE131系に乗って、氏家駅で下車します。


www.youtube.com

f:id:daihida:20220313150315j:plainここで、黒磯からのE131系を1本撮り鉄

f:id:daihida:20220313150444j:plain再び宇都宮駅に戻り、今度は日光線へ。

f:id:daihida:20220313150620j:plainここでもE131系に乗車します。

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今市駅で下車し、日光方面へバスと徒歩で小峰ヶ原踏切へ。

f:id:daihida:20220313151045j:plainここで雪の残る日光連山をバックにE131系を撮影します。

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f:id:daihida:20220313151337j:plainさらに日光方面へ10分ほど歩き、最後は北原道路踏切にある有名撮影地で1枚撮影し、撮り鉄を〆としたのでした。

E131系は関東近郊におけるワンマン運転向けに投入され続けこれで3種類目になりますが、今度はどこに投入されるのでしょうか?楽しみですね!!

2022.03.12 【3月6日に営業運転終了】とれいゆつばさが東北新幹線に入線

今年3月6日に惜しまれながら営業運転を終了した足湯付きの新幹線、『とれいゆ つばさ』がダイヤ改正のこの日、団体臨時列車として東北新幹線に入線してきます。

せっかく引退間際に首都圏に上京してくる少ない機会なので、大宮駅で撮影することにしようと思います。

f:id:daihida:20220312214047j:plainまずはひっきりなしに入線してくるE5系E7系などをテスト撮影。

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f:id:daihida:20220312214444j:plainそして、E3系700番台R18編成による、『とれいゆ つばさ』が入線です。

首都圏の鉄オタにとっては、E3系のこのデザインの編成を見かける機会がほとんどなく、見るだけで驚く方もおられるかもしれません。

f:id:daihida:20220312214847j:plainいったんホームに停車したため、シンボルマークを撮影する時間もありました。

この『とれいゆ つばさ』は、3月31日の山形から仙台にある新幹線総合車両センターへの団体臨時列車を以って完全に引退します。それまでの間にいくつかツアー専用の『とれいゆ つばさ』が東北新幹線を走る機会がありますので、見納めの時までぜひ撮影を!!

2022.02.26 【ダイヤ改正後も存続!!】都営浅草線5300形が京成本線を走行

都営浅草線では、2月26日に行われたダイヤ改正をもって5300形が引退してしまうのではないかという不穏な噂が流れていましたが、2月26日のダイヤ改正当日もなんと最後の5300形である、5320編成が運用に就いていました。

それも、京成本線に直通する運用だったので、5300形を狙いたいと思います。

場所は京成本線公津の杜駅です。インターネットで掲載されていた通り、都営5300形京成本線快速成田空港行の運用に就いていました。

f:id:daihida:20220227202413j:plain続いては、駅を出て宗吾参道方面へ歩いて15分ほどの場所でも撮影します。

f:id:daihida:20220227202458j:plainここでは、浅草線直通の快速西馬込行を撮影します。都営5300形ダイヤ改正後も運行されることになったとはいえ、今年中に引退してしまう可能性が極めて高いので、5300形を記録に収めるにはお早めに!!

2022.02.26 【185系が2週連続で千葉へ】185系団臨『首都圏ぐるり旅』

春がだんだんだんと近づいてくる中、185系が今週土曜日も千葉にやってきます。

ルートとしては、新宿駅を9時前に発車し、常磐貨物線、新金貨物線、総武本線外房線を通り、京葉線にやってきます。実際には、総武本線本八幡駅でも撮影していたはずですが、その写真がなぜか吹っ飛ばされ、南船橋駅で撮影したもののみを公開します。

f:id:daihida:20220227201111j:plainその前に、EF65 2056号機による貨物列車が通過。このように、カーブして通過する京葉線の電車を撮影可能です。

そして、185系による団臨『首都圏ぐるり旅』が通過していきます。国鉄形特急用車両の雄姿を目に焼き付けておいてください!!

185系を撮れるのも、おそらく次が最後に近いかもしれないので、185系を撮影するときは緊張感をもって撮影しようと思います。

 

2022.02.20 185系『ぐるっと北総水郷185』、京葉臨海鉄道

f:id:daihida:20220221143019j:plain近頃、臨時列車としての運転がなく、ほとんどが団体専用列車での運転となっている185系。今後のトレンドが注目される中、185系が団体専用列車『ぐるっと北総水郷185』としてまたしても千葉にやってきます。

f:id:daihida:20220221143427j:plainというわけで、この日も日曜日でありながら総武本線稲毛駅で撮影を決行します。まずは、209系が回送列車として通過。

f:id:daihida:20220221143715j:plain総武快速線の車両もE235系が増えてきています。

f:id:daihida:20220221143838j:plain3月のダイヤ改正で、日中の運行が再開されるE259系成田エクスプレス』。これまで朝夕にしかなかった千葉駅停車回数が増えるみたいです。

f:id:daihida:20220221144108j:plain255系しおさい』。

f:id:daihida:20220221144329j:plainそして、185系の通過です。今度の土曜日も『首都圏ぐるり旅』というツアー名として、185系が千葉県内を運行します。

f:id:daihida:20220221144517j:plain続いて、京葉臨海鉄道の白幡踏切へ。

ソース画像を表示京葉臨海鉄道は、内房線のさらに海側を通る貨物専用線です。地図上でもあまり明記されることがないので、まさに隠れた妙な路線です。

この白幡踏切は、市原分岐点~浜五井間にあり、内房線でいう最寄り駅は八幡宿駅、もしくは五井駅で、そこから小湊鉄道バスに乗り、白金町三丁目で降りて徒歩10分ほどです。

京葉臨海鉄道には、KD55形とKD60形の二つのディーゼル機関車保有しており、DD200形800番台の投入により既存のKD55形の去就に注目を集めています。

f:id:daihida:20220221145057j:plainまずは、KD55形200番台。無線操縦装置の準備と冷房装置があるため200番台に区分されています。

f:id:daihida:20220221145513j:plain浜五井方面から白旗川橋梁を渡ってKD55 103がやってきました。このKD55 103の車体は元国鉄DD13のままで、京葉臨海鉄道で最も人気のある機関車です。

f:id:daihida:20220221150222j:plain千葉貨物方面からふたたびKD55 103による石油返空列車がやってきます。

f:id:daihida:20220221150528j:plain最後にKD55形200番台のコンテナ列車を撮影し、帰宅したのでした。

京葉臨海鉄道のKD55は、現在DD500形800番台『RED MARINE』による置き換えが始まっているので、五井駅小湊鉄道を楽しんでいるあなたは京葉臨海鉄道にもよるべきです。特にKD55 103はおススメの一台です!!