つい最近、デビューから30年を迎えた東武特急『スペーシア』100系。この車両が3月12日に行われたダイヤ改正にて運用縮小が行われました。さらに、2023年にはスペーシアの後継車となるN100系が登場します。
これにより、スペーシアで活躍してきた100系がそろそろ置き換えの時期を迎えます。というわけで、折角栃木まで来たので今のうちに乗っておこうと思います。
16:02発のけごん42号でとうきょうスカイツリー駅まで乗車します。
車両はなんと、図らずも日光詣スペーシアでした。
座席はこのように座り心地のよさそうなモケットでした。また、床も絨毯になっています。
それでは、下今市駅を発車。
背面テーブルがなく、壁側に折り畳み式のテーブルがあります。
頭上には蛍光灯も。黒い四角のボタンを押すと、光ります。
16:17新鹿沼駅到着。
ここで車内を徘徊します。洗面所はこんな感じ
トイレは洋式、和式の2タイプがあります。また、和式トイレにはベビーベッドがあります。
3号車のビュッフェは現在は営業を終了しています。
向かい側には立ち見ができるスペースも。ただし、通路になっているので、ほかの方の邪魔にならないように。
一部の車両には大型荷物置き場が設けられています。
各車両のデッキには、パンフレットなどを置くケースが。
6号車にあるコンパートメントへの入口。
ドア右にあるこのプレートにタッチすると、自動扉が開きます。
4人個室もホテルの客室を意識した造りになっています。また、床面全体にカーペットが敷かれ、テーブルも大理石製であるとか。
新鹿沼より南側は関東平野の中央を縦貫する平坦区間になっており、線形が良いため特急車両は一部区間で時速120km/h運転をしています。
16:47、板倉東洋大前駅に停車。群馬県に位置する当駅には特急列車は1日1往復が停車します。
谷田川を渡ると、埼玉県に入ります。
柳生・新古河間で焼き畑の発煙により緊急停車。
車窓を眺めているうちに、この辺で撮り鉄をしたくなってきましたね。
JR宇都宮線との乗換駅、栗橋駅を通過。JR直通特急の『日光』『(スペーシア)きぬがわ』は、当駅の連絡線を介してここからJR線に入ります。
8000系8111編成もいました。
さらには、先週定期運行を終了したばかりの350系の姿もありました。
東北新幹線の高架橋をくぐり、南栗橋駅を通過。普通列車は南栗橋を境に系統分離しています。
東武動物公園を通過するあたりで、5分ほどで春日部駅に到着するアナウンスが流れます。
春日部駅には日光線系統の特急列車が停車する一方、『りょうもう』はすべて通過します。
荒川を渡り、スカイツリーが見えてきました。
17時32分、定刻通りに北千住駅に到着。柳生~新古河間の発煙による遅延からほぼ回復したようです。
スカイツリーも近くに見えると、間もなくとうきょうスカイツリー駅に到着です。
スカイツリーの手前にある留置線には『リバティ』が停まっていました。
17:41、とうきょうスカイツリー駅にて下車。
隣のホームには、ちょうど『りょうもう』のリバイバル塗装が入線してきました。
N100系の登場も待ち遠しいですが、旧型の『スペーシア』もこれから注目が集まると思います。ぜひ、多くのご乗車をお待ちしております!!