さて、2023年も残すは2日となり、大掃除や帰省などで楽しまれている方も多いのではないでしょうか。
私は2023年は岳南電車で〆ようと静岡県富士市に小旅行を楽しんでいました。
12月30日ということで、そろそろ撮り納めをしなくてはなりません。というわけで、今年の撮り納めは岳南電車で参ります。
場所は須津川という小さな河の土手にある踏切付近のカーブに差し掛かる地点です。(須津〜神谷間)
場所的に神谷駅から歩いて数分と駅からも手軽に来れる場所です。
では、この時間帯は2編成が稼働しているので2本撮影してみます。
まずは8000形(元京王3000系)2両編成がやってきました。かつては緑色でしたが、2022年に5000系の復刻カラーであるインターナショナルオレンジに塗装変更されました。
土手から降りて神谷駅寄りに少し移動すれば、岳南江尾行も撮れそうと気付いた自分は、岳南江尾行も狙ってみることに。
7000形のこの強烈なラッピングも凛々しいですね。
再び吉原方面へ折り返してきた7000形1両編成のだるま電車を撮影し、神谷駅から再度岳南電車の旅を続けましょう。
がくてつ機関車ひろばを満喫した後、そのまま徒歩で新幹線と富士山の撮影をし、そこから岳南電車の撮影現場となる須津川へ直行したので、1駅跨いで神谷駅まで徒歩で移動することになりました。
これから乗車いたしますのは、2両編成の8000形であります。
車内はほとんど人がいませんね。また、軒並み工場が並んだエリアから外れ、住宅地を走行します。
東海道新幹線とオーバークロスし、まもなく終点の岳南江尾駅到着です。
岳南江尾駅では休息中の9000系(元京王5000系)がおり、2編成の並びも見れました。
これが線路の終端。終着駅に来た実感がしますね。
駅のすぐ北側に東海道新幹線の高架橋があります。
こちらが岳南江尾駅の駅舎。シンプルな構造で駅係員のいない静かな駅です。
終着駅としてはひっそりとした雰囲気です。
さて、再び岳電に乗り、吉原方面へ折り返しましょう。
8000形の運転台後方は片側にロングシートがあり、もう一方は車椅子スペースになっていました。
岳南江尾を発ってしばらくは主に住宅が立ち並びます。
機関車さんまた今度会おうねー。
この路線に乗って気がついたことは、吉原〜岳南富士岡間は工場が密集する町を走り、岳南富士岡〜岳南江尾間は住宅街を走るという風に区間ごとに風情が一変するということでした。
この岳電は東海道新幹線を2度も交差するというマニアックな点もあります。
というわけで、昭和の名車たちが勢揃いの岳南電車、青春18きっぷで東京から日帰りで行くこともできる範囲なので、この機会にぜひ立ち寄ってみてください!!
これが年末の楽しみ方であると改めて感じました。これで、笑って年越しができそうです。