ちょうど30年前に引退した京成初代スカイライナーの初代AE形の足回りを引き継いだ車両としてこっそりと知られている3400形。
その3400形が今年の夏に一気に2編成が廃車され、残すは3448編成の1本のみとなってしまいました。1970年代から使用されてきた走行機器に経年劣化が目立っているという見方もあり、その残された1編成も引退のときが迫っているという考えも気にしなくてはいけません。
というわけで、希少な存在の3400形を今のうちに撮ろうと、京成本線の沿線へ。
3400形よりデビューが古くても、リニューアルを受けて活躍を続ける3700形ですが、こちらはライトの形状が3000形と似た後期車で、3400形より後に登場しています。
そして、3400形による特急成田空港行の通過。顔つきは3700形の初期車に似ていますね。
引退間際の車両が8両で特急に充当されるのは不思議な気がしています。制御機器に問題がないかと心配ですが…。
というわけで、この日夕方にも実際に乗車してみて、あの昭和のモーター音が今も聞けるなんて特別な思いを馳せていましたが、3500形や3600形も古きモーター音が令和の現在も健在であり、こちらにも注目ですね。