宇都宮ライトレールの工事が進む宇都宮駅東口。
そこには、既に停留場がほぼ完成しておりました。
駅周辺では線路もほぼ出来上がっています。
駅名板も設置完了済みです。
案内板もすでに万全の状態です。
ライトレールの乗り場とJR宇都宮駅とは東西自由通路で直結しています。
車止め
電光掲示板も設置され、液晶モニターにより表示されるみたいです。
連絡通路から見ても完全に出来上がっているようにはっきり見えます。
というわけで、この後14時から清原地区市民センター停留場にてライトラインの出張見学会が行われるので、路線バスで見学会の会場へ向かいます。
清原中央公園バス停から10分ほど歩いて、ライトラインが見えてきました。ここが清原地区市民センター前停留場になるようです。
この日は多くの人が駆けつけていました。
これが宇都宮ライトレールで使用される予定のHU300形です。流線形に洗練されたデザインが印象的です。
さて、いざ車内へ。
座席は向かい合わせになっていて、背もたれが柔らかい感じがして座り心地は抜群です。
ロールカーテンの柄は宇都宮の伝統工芸である宮染めのイメージを表現しているのだそうです。
優先席。普通の座席とシートの色が区別されていて、わかりやすいですね。
窓も大きめにしてあり、通路側でも立っている人でも景色が楽しめそうです。
この疲れにくいつり手のデザインも国内では珍しいタイプだそうです。
扉の中央には自動ボタンも。さらに、
すべての扉付近にICカードリーダーが設置され、どの出入り口からも乗り降りできるようになっています。このようなシステムは国内初の事例です。
次駅案内や運賃表が表示された大型モニター。見やすいですね。
運転席も見ることができました。座ってみると、かっこよさそうな気がします。
超低床車両のため、ホームとの段差はあまり生じません。
連接部。車両の床と一体化していて、移動しやすい気がします。
ライトラインのイメージカラーである黄色は雷の稲光をイメージしているのですが、ロールカーテンやシートの柄の一部も、実はよくみると雷を感じるデザインになっているんですよ!!
この広い空間はフリースペースで、車いすやベビーカーでも快適に過ごせる場所になっています。
このHU300形は雷都のイメージが強くインパクトのあるデザインですね。
現金で支払う方はホームにある整理券発券機から整理券を領収する形になります。
発車案内表示器はどの駅にも設置されているみたいですね。
停留場のプラットホームは屋根が木材でできているなど真新しい空気感があり、斬新な構造ですね。
また、当駅のような規模の大きい停留場では、交通結節点として、バス停留所、駐車場、駐輪場、タクシー乗降場、地域内交通乗降場と連携したトランジットセンターを設置する予定です。
宇都宮駅へ帰るバスからもライトラインの線路が見えました。
清陵高校前停留場も見ることができました。この先、ライトレールと自分の乗るバスは道が分かれるため全線は把握できなかったのですが、そちらは開業後のお楽しみにしておきます。
というわけで、一足早くライトラインの駅や車両を見せてもらい、早く乗りたいという実感がしました。また、バリアフリーにも対応していて誰でも利用しやすくなっていました。
宇都宮ライトレールは今年の8月26日に開業予定です。楽しみですね。