只今、栃木県の宇都宮駅におります。ここには、今年3月に引退したばかりの651系が疎開されておりました。
宇都宮の話題といえば、、、
今年8月に宇都宮ライトレールが開業を控え、注目を浴びていますね。その展示会が宇都宮市の清原地区市民センター付近にある停留場にて行われるため、宇都宮に来たのですが、
公開開始まで時間があるため、その前にせっかくなので烏山線にでも乗ろうと思います。車両は蓄電池で走行するEV-E301系です。初めて乗るので楽しみです。
烏山線も開業100年を迎えるのですね。もしかして、今年で100周年というと、千葉県の銚子電鉄と同い年でしょうか。
車内は前代のキハ40と異なり、オールロングシートです。
さて、車両のスピーカーからWater crownのメロディを流して、いよいよ出発です!!
宝積寺駅までは宇都宮線を走行します。
宇都宮線は電化されているので、架線から電力を充電します。
時速も90Km/hを超します。
鬼怒川
宝積寺駅を出ると、宇都宮線と分岐し、烏山線に入ります。烏山線内は蓄電池の電力で走行します。
しばらくは平野を駆け抜けます。
仁井田駅を出た辺りから、少し起伏のある地形へと入っていきます。
大金駅。この駅は烏山線で唯一列車交換が可能な駅で、かつては烏山線で数少ない有人駅でした。
烏山線も田園風景が広がる景色のいい路線の一つですね。
烏山線では七福神をキャラクターとして、宝積寺駅を除く各駅に各尊を割り当てて各駅の看板などを整備しているようです。
滝駅で降りられる方が意外にも多かったです。近くにある龍門の滝の見物客でしょうか?
滝駅を出てすぐに龍門の滝が見えてきます。ここは滝と電車のコラボ写真が撮れる撮影地として有名です。
那須烏山市の市街地が見えてくると、まもなく終点の烏山駅に到着です。
宇都宮駅を出て約50分で烏山線の終点、烏山駅にたどり着きました。
停車時間中に駅構内にある架線から電力を充電します。
では、烏山駅を探索しましょう。駅構内はこんな感じ。待合室の椅子と窓口などが置かれている程度の簡素な駅舎内です。
指定席券売機、自動券売機が2台設置。
当駅到達記念に駅スタンプなんかもいかがでしょうか?
こちらが駅舎。2014年から供用を開始した新しそうな駅舎です。
山あげ会館も徒歩で行くことが可能です。
駅前には小さな商店街がありますが、人出はあまり多くないですね。
というわけで、烏山線は非電化区間でもVVVFインバータが堪能できたり、風景にも恵まれた面白い路線です。ぜひ宇都宮で餃子を食べに来るなら烏山線もいかがでしょうか?