9月に入り、だんだん気候が涼しくなってきていますが、いかがお過ごしでしょうか。私は、繁忙期を迎えるお盆休みを避けて9月に泊りがけの旅に出ようと、
東京駅から東海道新幹線『こだま』号に乗車していました。この列車から降り立った駅はというと、、、
伊豆旅行の玄関口、熱海駅。というわけで、今回は秋の伊豆にて温泉や海の幸、自然などを満喫しようと思います。
まずは熱海駅から伊豆急8000系(元東急8000系)でSTARTです。
伊豆急は東急グループの仲間なので、伊豆に譲渡されても東急のシンボルマークが残ります。
車内の様子。
山側は東急時代からのロングシートが残りますが、
海側は海景色をのんびりと楽しませようとクロスシートになっています。しかも、かつて西武の特急ニューレッドアローで使用されたものがそのまま流用した形になっています。
窓には車窓から見える伊豆諸島などが紹介されてました。
車内案内表示器も設置されていたんですね。
というわけで、熱海駅を出発!!いよいよ伊豆半島の旅の始まりです。車窓から熱海の温泉街が見えます。
ところが、熱海駅を出て1つ目の駅、来宮駅で早速途中下車します。
鳥居をくぐると、階段もありながら林の中をひたすら歩いてゆきます。
さて、旅の成功の願いを込めてお参りしましょう!!
本殿裏には阿豆佐和気神社の大クスがあります。この本州一位の巨樹は樹齢2000年以上と言われ、蒲生の大クス(鹿児島県姶良市)、武雄の大クス(佐賀県武雄市)と並んで日本三大クスの一つでもあります。
境内にある茶庭からは東海道新幹線が見えます。
餘香碑は、1985年に遺髪をおさめ建立された、歴史評論家で思想家の徳富蘇峰の顕彰碑です。餘香とは菅原道真公の一節からとったもので、書は元首相の中曾根康弘によるものです。
さて、来宮駅に戻ってきました。リゾート地で見られそうなオシャレな駅舎です。
来宮駅には東海道本線(JR東海静岡支社)も通過します。奥には丹那トンネルが見えます。
続いてやってきたのは、JR東日本にて209系として活躍していた3000系アロハ電車です。
それにしても、車体のラッピングはド派手です。
車内はJR東日本時代から変わっていないように見えますが、
ドア部分にも海岸風景のラッピングが張り付けられました。
209系の歩みも紹介されていました。
さらにアロハ電車の紹介や
伊豆各地の名物まで紹介がありました。
JR伊東線内は高台から海岸を見下ろす形になります。
海にポツリと見える小さな島は初島です。
ここで8000系とすれ違い。
宇佐美駅を出て再び海岸線付近に出ます。
ここにはヤシの木が立っています。
海底温泉で有名なホテルサンハトヤが見えてくると、
JR伊東線の終着駅、伊東駅に到着です。ここから伊豆急行線に入ります。
伊東駅を出ると、しばらくの間海岸線を離れてゆきます。
再び車窓から海が現れました。
伊豆大島も見えます。
富戸駅にてE257系『踊り子4号』と行き違いをします。
伊豆高原駅で下車。
隣のホームには黒船電車によるリゾート21が停車しており、アロハ電車と黒船電車とのツーショットが見られました。
この後、大室山に登ってお鉢巡りを楽しみます!!第2編も続く。