日本開国を築いた下田での観光を終え、
伊豆急下田駅にいました。これから、『サフィール踊り子2号』に乗車し、東京へ帰ろうと思います!!
ホームに行くと、リゾート21黒船電車と並んですでにサフィール踊り子が停車していました。
サフィール踊り子は、2020年3月に登場した全席グリーン車級・プレミアムグリーン車・カフェテリア付きの今時の特急にしては超越的な特急列車です。
自分はグリーン車をリザーブしました。グリーン車でも2列+1列という贅沢さはE257系『踊り子』をはるかに超えるレベルとしか言いようがありません。
一つの座席だけでも幅を十分に摂っているので、ゆったりくつろぎながら鉄道旅を満喫できます。
前方の座席との間隔も尋常でないほど広々としています。
それにフットレスト付きなので、自分も眠りについてレポートできぬまま東京駅についてしまうかもしれません。それでも、自分は列車内では寝ることなく車窓を楽しもうと思います。
肘掛も広々としており、隣の人とも気兼ねをかけずに活用できます。
さらに読書灯も完備しております。
天窓も備えられているため、開放感があります。
14:12、伊豆急下田駅を出発。いよいよサフィールでの快適な時間が始まります。
とはいえ、下田市内は海岸線が見えません。車窓から海が開けるのはまだ先です。
ここはどこかというと、4号車のカフェテリアです。これから少し遅めの腹ごしらえをしようと思います。
ドリンクは伊豆みかんジュースなどがついてきます。
自分はテーブル席に座っていますが、海が見えるのはカウンター席。
カウンター席を選ぶんだった。。。ちょっとした後悔でした。
食事が出るまで運転士から車窓と沿線の歴史のご案内を読ませていただきました。内容がわかりやすくて当ブログの編集の参考になりました。
さて、私が注文したのはサフィール自慢のビーフカレー。いただきます。これはカレーの味が濃厚で美味しいですね。いつもの自家製のカレーとはちょっとした違いが味わえました。
伊豆大川駅にて8000系と列車交換します。
高台から見る海は眺めがいいですね!!
伊東市内では海が見えたり見えなくなったりの繰り返しです。
ここでE261系の車内紹介をしようと思います。大きな荷物を置くスペースが用意され、キャリーバックも問題なくおけると思います。
5号車にはこのように謎の長い空間ができています。
5号車は多目的トイレや洗面所があり、デッキは広くとられています。
食堂車の車両記号はなんと「サシ」!!珍しいですね。
こちらはグリーン個室の通路になっています。
車内巡回が終わったころ、熱海駅に到着。これより東海道本線を走行します。
神奈川県に入り、湯河原の温泉街が見えてきます。
小田原駅通過。サフィールは熱海を出ると横浜駅までノンストップとまさに観光に特化した特急列車です。
あっ、それからカフェテリアで観音温泉の水をいただいていました。
国府津駅を通過。ここから、かつて東海道本線を名乗っていた御殿場線が分岐しています。東海道本線が熱海駅を通るようになったのは、丹那トンネルが開通した1934年のことです。
相模川を渡ります。
車窓から見る街並みもだんだん都会っぽくなってきます。
16:27、横浜駅に到着。ここから新橋駅まで、ちょうど150年前に日本で最初に鉄道が開通した区間を通ります。
反対のホームにはE257系5000番台が入線していました。どうやら修学旅行の団臨のようです。
JRをひっきりなしに追い抜いていくことで知られる京急も抜くのか。。。
成田エクスプレスとのバトルは熾烈です。
多摩川を渡り、2日ぶりに東京都に帰ってきました!!
16:42、品川駅に到着。昔のスーパービュー踊り子号は品川駅を通過してしまうものもありましたが、現在の伊豆方面への特急列車はすべて品川駅に停車します。
有楽町の無印良品の跡地を見渡すと、終点・東京駅はすぐそこです。
16:49、東京駅8番線ホームに入線します。
ご乗車お疲れさまでした。これで、2泊3日の伊豆旅行は完結いたしました。3日間であれだけいけるんだという実感がしています。伊豆と言えば海の幸(特に金目鯛)や黒船、生き物なんだと改めて認識しました。また今度も旅行へ行く機会があればいつかは旅に出たいですね。