先月16日に東北地方で発生した地震による被害で、福島~仙台間が不通になっている東北新幹線。その臨時ダイヤの模様を東京駅で確かめに来ました。
こちらが東京駅東北新幹線ホームにある発車案内表示器。『やまびこ』号の福島行が多くみられました。福島行の『やまびこ』号は、福島駅で臨時快速と接続し、仙台方面へ向かうよう促しているようです。また、『やまびこ』も各駅停車として運行し、通常ダイヤでも停車列車の少ない小山駅、那須塩原駅、新白河駅への輸送力を確保しているみたいです。
乗車口案内の表示板には『やまびこ』号福島行の列車には行き先が無表示です。
土曜日にもかかわらず、ホームには人手がまばらです。
臨時ダイヤでは『やまびこ』のほかに『なすの』も運行されました。
『なすの』号には号数が300番台であるほかに特別な変化はないようです。
23番線には『やまびこ318号』の入線です。
福島行の行先表示器も珍しいですね。また、号数が300番台になっています。
山形新幹線『つばさ』号も運転されてましたが、全列車『やまびこ』と併結せず、7両編成での運行でした。先月のダイヤ改正で7両編成の単独『つばさ』が増えてきただけに、7両だと明らかに編成が短すぎです。
『つばさ』の号数も200番台とかなりレアです。ただ、東北新幹線内の停車駅は通常と同じで、東北新幹線内の速達タイプを担っているようです。
続いて、22番線に『やまびこ323号』となるE5系が入線です。
この列車には先頭にE6系が連結していました。『こまち』が東京にやってこないだけにE6系が見られたのもラッキーでしたね。
こちらの『やまびこ』号も当然福島行です。なので、E6系のエンブレムに福島の表示を絡めて撮影してみました。
さて、では17両編成の『やまびこ323号』の発車シーンをご覧ください。冒頭の発車放送にも注目です!!COSMOS放送による「福島行」も貴重です!!
その次には22番線にE2系が入線です。
『つばさ』型のE3系も連結しておりました!!こちらは折り返し『なすの』号になるのですが、号数に注目です!!
なんと、『なすの』なのに号数番号が二けたです。『はやぶさ』や『やまびこ』では見かけることが多いのですが、『なすの』で二けたは相当あり得ないです。
というわけで、東北新幹線定点観測は以上です。東北新幹線の全線復旧は4月14日を予定しております。これからも安全に走行できますように!!