浅草駅から東武特急スペーシアXに揺られること約2時間、途中遅延もありながら栃木県の東武日光までたどり着いていました。
秋といえば、紅葉のシーズンを迎えており、紅葉見物でもしようと、
日光を観光しようと思います。日光といえば、東照宮などの社寺めぐりのほか、中禅寺湖や華厳の滝も立ち寄りたいですが、今回は約3時間半しか日光に滞在しないので今回は日光の社寺めぐりのみ楽しもうと思います。
駅前にはかつて日光軌道線で活躍した100形109が保存されています。
それでは、世界遺産日光の社寺へ向けてバスに乗り込み、バスの車内から日光山内の入口にある二荒山神社の建造物、神橋が見えてきます。朱塗りの橋はまさしく日光のシンボルでありますが、紅葉はまだ色付きの段階でした。
まずは日光山輪王寺から。中でも三仏堂は日光山内最大の木造建築で、50年ぶりの大修理が2019年に終了し、全国的にも珍しい天台密教形式の御堂は、日光山の総本堂です。
この辺では紅葉がいい感じに色付いています。
さて、表参道を歩き通しますが、青葉が未だに目立ちます。紅葉の見頃というには少しタイミングが早かったかも。
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)、京都八坂神社を含め、日本三大石鳥居の一つと呼ばれる石鳥居をくぐります。
三神庫はお祭りの道具や御神宝を収納しており、上神庫には想像の象があるようです(自分は不勉強で見逃してしまいましたが…)
日光の代名詞といえば、「見ざる言わざる聞かざる」ですね。
神厩
この日は修学旅行や外国人などで平日でありながら大勢の参拝客が訪れていました。
東照宮の中心的存在がこの陽明門。東の正門であることから名付けられました。
国宝の一つ、唐門。
東照宮には三猿のほか、この眠り猫など数多くの彫刻作品が隠れているんです。
さて、再び杉並木の中を歩くこと10分、
二荒山神社へ。1200年以上前に勝道上人が日光山を開いて以降、山岳信仰の中心となった神社であります。
現在も修理中の建造物が残っています。
拝殿。華美な彫刻のないシンプルな佇まいは日光の社寺としては珍しいですね。
「杉(すき)ナラ(なら)一緒」と意味をかけ、良縁を運ぶと言われる縁結びの木。
二荒霊泉の水は若返りの泉とも知られ、アンチエイジングや眼病予防のご利益があるそうです。
というわけで以上のように3社お参りができ、勇気と利益を受け取った実感がします。この日光の社寺も紅葉名所の一つであり、もみじもわずかながら見ることができました。日光市街のみでも社寺めぐりを楽しめたことには十分目的を達成できたと言えそうですね。
その後、再び東武日光駅に戻り、SL大樹ふたらに乗って、鬼怒川温泉を目指します。