浅草から特急『リバティりょうもう』で約1時間50分、
群馬県の相老駅にやってきました。ここから乗り換える列車と言えば、、、
わたらせ渓谷鉄道です!!わたらせ渓谷鉄道では、定番のトロッコ列車に乗車します。まずは『トロッコわっしー1号』で足尾銅山観光の下車駅、通洞駅へ向かいます。
わたらせ渓谷鉄道はもともと大正初期に開業した足尾鉄道で、足尾で産出される銅鉱石などの輸送を目的に敷設されました。銅山は1973年に閉山し、国鉄・JR足尾線を経て現在のわたらせ渓谷鉄道に移管されました。
トロッコへの乗車には整理券が必要で、自由席になっています。座席は木製で向かい合わせになっています。
さて、9:38に相老駅を出発!!
上毛電鉄と交差し、
わ鉄の本社および車庫がある中心駅・大間々駅に到着。わ鉄のもう一方のトロッコ列車『わたらせ渓谷号』は当駅発着となります。また、高津戸峡の下車駅です。
大間々駅を出ると、山間部に入ります。さて、いよいよローカル線気分が始まります。
列車は路線名の通り渡良瀬川に沿ってゆっくり走行します。
川は時に、エメラルドグリーンの水をたたえる深い淵となります。
温泉センターと併設している水沼駅で3分間の停車。
この間にわ89形313号『わたらせⅡ』と列車交換します。
花輪駅には、ウサギと亀の二匹の銅像が。この花輪地区は『うさぎと亀』を作詞した石原和三郎氏の出身地です。
小中駅を過ぎてトンネルを抜けると、進行左手に落差70mの地蔵滝が見えます。滝は列車のわずか数m先にあり、迫力満点です。
神戸(ごうど)駅にはかつて東武特急として活躍した1720系を利用したレストラン清流が見えます。こちらへは後で立ち寄ります。
神戸駅を出てすぐに、全長5.2kmの草木トンネルを通ります。この長いトンネル内ではイルミネーションが演出されました。
沢入駅を出たあたりが沿線で一番車窓が美しい区間になります。これが紅葉の時期になっていればもっと景観的になっているはずです。
第二渡良瀬川橋梁はわたらせ渓谷鉄道沿線の40近くの施設に認定されている登録有形文化財の一つです。
さて、足尾銅山通洞選鉱所跡が見えてまいりますと、まもなく足尾銅山観光の下車駅、通洞駅に到着です。
というわけで、今回の旅の1駅目の下車は通洞駅です。多くの方が下車していきました。
この先、間藤駅へ向かう『トロッコわっしー1号』の車内を見ると、ガラガラでした。
駅舎を見ると、オシャレな山小屋風の木造駅舎になっています。