出雲市駅から出雲大社を経由し、松江しんじ湖温泉までばたでんを満喫したら、
路線バスに乗り換え、
松江城の近くのバス停で下車。
さて、いよいよ本丸に入ります。
2015年に国宝に指定された松江城の天守は2018年にリニューアルされました。松江城は国内に現存する12城の天守の一つで、別名「千鳥城」とも呼びます。また、山陰地方で唯一天守閣をもつ城です。
さて、天守に入場。窓に太い格子を縦に取り付け、外から内部が見えづらくする役割を持つ格子窓。格子は鉄砲を広角に撃てるようにひし形に取り付けられていて、ここから鉄砲を撃っていたようです。
このしゃちほこは左右ともに全高約210㎝で現存天守では最大です。
ここで松江城が国宝に指定された要因が明らかになりました。二階分の通し柱を用いながら上階の荷重を分散させて下階へ伝えるという特徴的な構造が明らかになったことなどから国宝への認定に至ったようです。
この太鼓は松江城二之丸の太鼓櫓にあり、毎日登城の時刻を知らせ、非常呼集の際にも使われたようです。
藩主別荘の楽山を開いた松平綱隆。
松平宣維
これが先述した国宝選定理由とされた通し柱だそうです。
このように資料がたくさんあり、松江城についてとても勉強になります。
最上階にある望楼からは松江の市街地や宍道湖を一望できるビュースポットです。
ほかにも武家屋敷や堀川めぐり、神社なども集結した松江城周辺は、松江の歴史に触れるのに一押しのスポットです。
さて、再び路線バスに乗車し、山陰を代表する温泉地の一つ、玉造温泉へ向かいます。
路線バスに揺られること約30分ほどで温泉街の入口を意味するモニュメントが見えてきました。
玉造温泉は「神の湯」と称され、美肌の湯として名高い人気を持つ温泉地です。
さて、温泉街の旅館が立ち並ぶエリアに入り、路線バスを降り、
バス停から降りてほんの少しの場所に立地する温泉ホテル、松乃湯で一夜を過ごします。
前夜に寝台特急『サンライズ出雲』ではほとんど眠れなかったこともあり、温泉に着くまではクタクタな状態でしたが、このホテルにて美味しい料理や温泉を満喫しながら忙しくなる明日に向けてリフレッシュします。
明日は水木しげるロードで有名な境港を観光し、381系『やくも』で岡山へ向かいます。