ヒダヰゴ交通局

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2023.05.03 【特急あしかが大藤まつり号】わずか14分間だけ185系に乗る!!

さて、時刻は9時ころ。5月は1,2日に出勤し、3日に本格的な連休に入り、その初日に大船駅におります。これから、臨時特急『あしかが大藤まつり号』に乗車します。

この列車の行き先は桐生駅まで3時間近くの長旅になるはずですが、終点までは見事に満席で目的地とは裏腹に、個人的には横浜までのわずか14分間の乗車になります。それでも今回御供する車両が、、、

なんと、185系です。乗車するチャンスが減っている185系に短距離でもどうしても乗りたく、指定券を予約したのでした。

向かいのホームにE257系が通過し、新旧『踊り子』同士が互いに目を合わせました。

さて、いよいよ乗車してみることに。座席は昭和の風味を感じさせてくれるシートでした。車内も昔ながらのにおいが響きます。それも、国鉄の旅を再現したような気がしそうです。

このフォントもまさに国鉄を印象付けますね。

小ぶりなシンクに、

蛇口のハンドルも相当時代を感じます。

洗面所に小窓が付いていたのも、国鉄では当たり前だったのです。

客室に掲示していた伊豆の広告には251系、185系、アルファリゾート21のイメージ図が。つまり、この広告もだいぶ前から交換されていないままであることがわかりますね。

なんと温度計まで。今時の車両は目にすることがないですね。

私が指定した座席は最後部で、開くドアが自分の窓までくるようになっています。なので、窓も開けられない…。

それにカーテンはあるものの、ブラインドが車端部にだけありません。

さて、大船駅を後にし、横浜までの短い185系の旅が始まります。

モーター音を唸らせながら、突っ走ってゆきます。

この高速走行もさすが衰えを感じさせません!!

戸塚駅も全力疾走で通過。

今回のハイライトは、横須賀線E217系とのバトルです。

一時は先に行かれそうでしたが、E217系東戸塚駅に停まるため、最後は185系が追い抜きました。

相鉄が見えてくると、まもなく横浜駅に到着です。私はここで下車します。

というわけで横浜駅に着きました。この『あしかが大藤まつり号』は、横浜駅を出た後東京駅を通過するそうですが、その区間を予約できなかったのがどうしても無念でした。乗る意味もないほど呆気ない乗車時間でしたが、それでも185系を体感してこそ意味のある乗り鉄だと感じました。185系は6月には『谷川岳もぐら』『谷川岳ループ』としても大宮~越後湯沢間を往復する予定ですので、登山客にも185系に乗るチャンスが訪れるかもしれません。

最後に185系横浜駅発車シーンをお届けします。


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