Hidaigo Metro

当サイトでは、主に乗り鉄、撮り鉄として専ら活動し、その記録をこのブログにまとめたものです。皆さんもぜひご覧いただき、励みになってほしいと思います。

2021.03.14 【E131系デビュー】150円で房総半島を一周する《前編》

皆さん、大回り乗車はご存じですか?

「東京・大阪・福岡・仙台・新潟」の5都市の近郊に、大都市近郊区間のエリアを設定し、乗車券の特例を設けています。その特例とは、「普通乗車券でそれぞれの近郊区間を利用する場合、乗車経路を重複したり、同じ駅を2度通らない限り、乗車券の運賃は乗車経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算される」というもので、

  1. 途中下車をしない
  2. 同じ駅を2度通らない
  3. 経路が一周しない
  4. 発着駅がすべて大都市近郊区間にある

これらのルールに基づきながらエリアを回ることを、「大回り乗車」といいます。

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東京の場合、以上のエリアが大都市近郊区間に含まれます。例えば、東京から神田までの140円の乗車券を買い、東京から品川、新宿、池袋を山手線で経由して神田で降りても最短経路と同じ料金で計算されるのです。

というわけで、ダイヤ改正の翌日に私は、

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本千葉駅から千葉駅までの150円の乗車券で房総半島を一周しようと思います。

では、今回は本千葉駅から START!!

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さて、大回りの一本目は、E217系による内房線直通の快速君津行き。

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本千葉から15分弱で五井駅に到着。ここでは小湊鉄道のレトロなディーゼルカーが見えます。

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E217系の座席はセミクロスシートE235系ではすべてロングシートとなるため、横須賀・総武快速線からセミクロスシートが廃止されます。

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列車は右手遠方に臨海工業地帯の煙突群を見ながら南下していきます。

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長浦付近は、海側に石油工場や化学工場が林立します。なお、工場の敷地の大半は埋め立て地となっています。

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木更津市に入り、アクアライン連絡道と交差します。

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この快速列車の内房線内唯一の通過駅である巌根駅を通過。ホームの延伸など設備改良を行った上で総武線経由の快速も停車する計画もあったようですが、現在はその計画も白紙となり、快速は京葉線経由のみが停車しています。

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巌根駅を過ぎると、遠方に富士山が姿を現しました。

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木更津駅に到着。ここで館山行きの普通列車に乗り換えです。

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隣のホームには、前日のダイヤ改正で登場したばかりのE131系が停車していました。

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209系による普通列車館山行きが入線。ダイヤ上は安房鴨川経由の上総一ノ宮行きですが、この日は館山駅まで209系8両編成が運行され、館山駅でE131系によるワンマン列車に乗り継いでのダイヤになっていました。

入線の際、新旧の房総色の車両が並びました。

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木更津駅を発車し、6分ほどで君津駅に到着。東京方面への快速列車は上総湊発の京葉線経由の上り1本を除いて当駅発着となります。

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君津から先は線路も単線になり、一気にローカル線並みの風格になります。

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青堀駅では、E131系との行き違いが見られました。

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大貫駅を出ると、東京湾観音を見ることができます。

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佐貫町駅に到着。当駅は主にマザー牧場への観光客が利用する駅です。

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佐貫町を出て約3分後、東京湾の海岸近くに出ました。約10km先の対岸に三浦半島の山並みが見えます。さらに、天気が良いと遠方には富士山まで見渡すこともできます。

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上総湊を出発してすぐ、湊川橋梁を渡ります。築90年を経た名物橋で、わきには関東大震災で損壊した初代の橋の橋脚が今も残っています。

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湊川橋梁は中央のみがトラス構造です。

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鋸山が見えてくると、

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浜金谷駅に到着。この駅は鋸山のほか、金谷港から久里浜港東京湾フェリーが出ています。

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またしてもE131系のワンマン列車と行き違い。

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岩井~富浦間では、魚市場のある高崎漁港を見下ろせます。

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木更津を出て約1時間でこの列車の終点、館山駅に到着。

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さあ、ここからはいよいよ昨日デビューしたばかりのE131系に乗車します!!

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水玉模様と房総の海をイメージした青色と菜の花の黄色に113系を彷彿とさせる斜めカットデザインが特徴的ですね。

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各車両の車端部には、このように乗降確認カメラも設置されています。

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行先表示器はフルカラーLEDになっています。ワンマン表記もあります。

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液晶モニター

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ワンマン運転時は、このドア横のボタンを押して乗り降りします。

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座席はセミクロスシートになっています。

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座席モケットまでもが房総を意識しているとか。

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長距離運用なので、トイレも完備しています。

さて、いよいよ出発です!!

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房総の春といえば、やはり菜の花ですね!! 

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館山から千倉へは、房総半島の先端部を横断。標高33mの低い峠を越えます。

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関東地方最南端の駅、千倉駅に到着。ここから北東へ進路を変えます。

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南三原(みなみはら)を出ると、海が再び車窓に迫ってきます。館山までの穏やかな東京湾から一変し、ここからは波の荒い太平洋になります。

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江見駅に到着。南国の気配がするこの駅で4分間の停車。

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当駅で、E131系同士とすれ違います。

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江見駅を出てまもなく、湾曲した海岸線に架けられた山生(やもめ)橋梁を渡ります。この橋梁は、まもなく築100年を迎える歴史的な橋です。

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安房鴨川駅に到着。こちらは鴨川シーワールドの最寄り駅として賑わいを見せています。内房線はこの駅が終点で、この先外房線に乗り入れます。ここから先は後編のお楽しみに!!!