ヒダヰゴ交通局

当サイトでは、主に乗り鉄、撮り鉄として専ら活動し、その記録をこのブログにまとめたものです。皆さんもぜひご覧いただき、励みになってほしいと思います。

2018.12.29 箱根海賊船に乗り、芦ノ湖周辺を観光する

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大涌谷で噴煙地や富士山、

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そして黒卵などを堪能したわたしは

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大涌谷から再びロープウェイに乗り、桃源台へ。

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大涌谷からは再び山を下っていきます。

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大涌谷~桃源台間では、途中に姥子駅があります。

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桃源台駅に到着。

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ここから箱根を代表する景観、芦ノ湖が見えます。芦ノ湖は面積7.03km2あり、神奈川県最大の湖です。最大水深43.5mで、水源のほとんどが水温5度前後と冷たい湖底からの湧き水になっています。

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さて、ここから箱根海賊船で箱根関所がある箱根町港へ向かいます。

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出航10分前に乗船開始。18世紀フランスの帆船戦艦『ロワイヤル・ルイ』をモデルにした『ロワイヤルⅡ』です。

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船内はこんな感じ。まるでフランス風の雰囲気です。

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そして、海賊船は桃源台を後にし、芦ノ湖南部へ向かいます。

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やがて船窓から九頭龍神社本宮が見えます。湖に宿る龍神から恋のパワーがいただけると女性に大人気だそうです。

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箱根園付近で、『ビクトリー』号とすれ違います。

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さて、箱根関所が見えてくると、箱根町港到着です。私はここで下船します。

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港のすぐそばに、箱根駅伝ミュージアムがあります。ここでは、箱根駅伝の歴史や仕組みなど学習できます。箱根駅伝の時期が近いので、私も事前学習しておきましょう!!ただ、館内は撮影禁止なので、館内の写真はありませんのでご容赦ください。

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駅伝出場各校の旗が掲げられてます。

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駅伝ミュージアムで一通り見学を終え、箱根駅伝の実際のゴール・スタート地点へ。この地点から、東京の大手町までコースが続きます。

というわけで、当日の選手の頑張りに期待しましょう!!

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続いて箱根関所へ。

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京口御門を通り抜け、いざ入門。

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厩(うまや)。五頭の馬を繋ぐようになっていましたが、実際には二頭しかおらず、空いた場所に掃除道具や火消し道具などが納められ、納屋と兼用でした。

さて、続いては大番所・上番休憩所へ。大番所には面番所と呼ばれる部屋があり、小田原藩から出航した関所役人がこの部屋に詰め、ここを通る旅人の開所改めを行ったとされる関所の中心となる建物です。

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こちらは、勝手板の間と呼ばれた部屋。この部屋には囲炉裏が置かれ、関所役人の食事や休憩に使われたそうです。

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こちらは湯殿と呼ばれる部屋。湯殿は、風呂桶が置かれたわけでなく、たらいに湯を汲んで湯浴みをしていたそうです。

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関所役人の食事などはこの台所土間で作られていました。

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こちらは土間になります。

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こちらは番士という者で、旅人が差し出した箱根関所を通行するための証文が本物かどうかを改めたり、旅人から聴取した行先などを記録したりしていました。

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こちらは伴頭で、小田原藩から箱根関所に赴任してきた侍の責任者にあたります。関所に日常の運営や管理についての責任を負っていました。

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足軽番所に付属する獄屋。関所破りをした罪人などを一時的に拘置する場所です。

続いて足軽番所へ。大番所・上番休憩所の次に大きな建物で、足軽が昼間控えていたり、夜は寝床としていた場所で、ほかにも建物内には足軽のための部屋や休息所、獄屋などがありました。

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 足軽が休む場所として利用された休息所。

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日用の雑事などをしていた土間。

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井戸。平成13年度遺構調査で、この場所に井戸の木枠が発掘されました。木枠を復元した所、平成19年に井戸が復活。その後、水が涸れることなく一定水位を保っています。

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ここから69段の石段を上ると、遠見番所があります。芦ノ湖や街道沿いを、足軽が昼夜を問わず交代で、見張っていた場所です。

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ここから芦ノ湖が一望できます。

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続いて伊豆箱根バスに乗車。この伊豆箱根バスは、箱根フリーパスは使用できません。

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元箱根バス停から賑やかな元箱根町内を歩き通し、箱根神社へ。

箱根神社は、古くから続く箱根の山岳信仰の中心として奈良時代に開かれた神社です。山の神・箱根大神を祀る箱根神社、湖の神・九頭龍大神を祀る九頭龍大神の新宮などがあります。

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参道をひたすら歩きます。

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第四鳥居を通り抜け、90段に及ぶ石段のある正参道を通ります。

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さて、御社殿に着きました。さぁ、お参りしましょう!!

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参拝の前に、この大祓をします。

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続いて右隣にある九頭龍神社の新宮でもお参りをします。

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さて、神社での参拝が終わり、日が沈む芦ノ湖に沿って歩きます。

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さぁ、箱根登山バスに乗車し、宿へ向かうことにしましょう!!箱根登山バスなら、箱根フリーパスも利用可能です。なお、このバスは、箱根駅伝のルートの一つでもある国道1号線を走ります。

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芦之湯バス停で下車。

ここからホテルの送迎バスに乗り、

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今夜泊まる箱根湯の花プリンスホテルに到着です。

明日も沢山動き回るので、ゆっくり休みます。おやすみなさい。

2018.12.29 箱根のメインルートを辿る ~箱根登山鉄道・箱根登山ケーブルカー・箱根ロープウェイ~

2018年の年末、

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朝早くから新宿駅より小田急ロマンスカーに飛び乗って、

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箱根湯本までたどり着いていました!!

さて、箱根湯本に着いたわたしは、

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これより箱根登山鉄道線の普通列車に乗り換え、強羅(ごうら)を目指します。車両は箱根登山線最新鋭の3000形『アレグラ号』。唱歌「箱根八里」が流れ、さぁ出発!!

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箱根湯本を出ると、いきなり80‰(パーミル)の急勾配に取り付きます。このように箱根登山線では、箱根湯本~強羅間だけでも80‰区間が6か所もあります。

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箱根湯本から1つ目の駅、塔ノ沢駅。ここで列車交換のため数分停車。

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反対側にやってきたのは、100形。最古で60年以上も走り続ける箱根登山線最古参の車両です。

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この塔ノ沢駅のホームには、福徳円満のご利益が得られるという “ 深沢銭洗弁財天 ” があります。

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塔ノ沢駅を出て2つ目のトンネルを抜けると、現役では日本最古といわれる出山鉄橋を渡ります。この鉄橋は、有形文化財の一つで、水面からの高さは45mもあります。

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箱根登山線はあまりにも勾配が険しすぎるため、スイッチバックを3度行いながら登山をしていきます。まずは出山鉄橋を渡った先にある出山信号場にて1回目のスイッチバックスイッチバックとは、急斜面を進行方向を変えながらジグザグ上っていくことをいいます。

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運転士と車掌が簡易ホームを歩いてそれぞれ反対側の乗務員室へ移動します。

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大平台駅に停車。ここで2回目のスイッチバックを行います。

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そして、最後のスイッチバック上大平台信号場にて行われます。ここでは、車窓から相模湾が見えることもあります。

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電車は山腹からのびる尾根や沢の地形に沿って、線路は激しく蛇行します。中には半径30メートルという急カーブもあり、車輪のきしむ音が響き渡ります。

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車窓から箱根の山々も見えたりします。

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小涌谷駅手前で箱根駅伝の選手が走ってくる踏切として有名な小涌谷踏切を通過。この踏切では、箱根駅伝の期間中には電車より選手を優先させる奇策が図られています。

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彫刻の森駅付近にて彫刻の森美術館が見えます。

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彫刻の森駅を出てから、線路はようやく水平に落ち着きます。

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箱根湯本から実に500m以上もの高低差を上っていき、箱根登山線の終点、強羅駅に到着。

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続いてケーブルカーで早雲山駅へ。

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ケーブルカー後方の運転室からの見晴らしもばっちりです!!

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中強羅~公園上間では、ケーブルカー同士がすれ違い。

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標高750m地点の早雲山駅に到着。

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ここでロープウェイに乗り換えです。

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火山性ガスによる事故防止のためか、乗車前にあらかじめメディカルシートが配られました。これで口や鼻を吸うようです。

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早雲山から大涌谷まで約10分弱で結びます。

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ご覧のように天候が良いと遠くに相模湾が見えたりします。

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大涌谷に近づくと、富士山がくっきりと姿を現します。

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山全体から白煙が噴き出大涌谷が見えてきました。ロープウェイで直接桃源台へ向かう場合も、大涌谷駅で必ず乗り換えとなります。

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大涌谷に到達。標高は1044mもあり、箱根ロープウェイで最も高い地点になります。

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大涌谷といえば、この噴煙地。駅前の展望台からは、その煙が上がる様子を見ることができます。

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さらに、駐車場ではこのように曇り一つもなくきれいに聳える富士山が見られます。ここでは、富士山をバックに記念撮影なんかもいいんんじゃないでしょうか?

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さて、大涌谷に来て、もう一つ忘れてならないもの、それは、この名物の黒卵。1個食べると7年寿命が延びるそうですよ!!

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大涌谷くろたまご館の館内に、箱根ジオミュージアムがあります。

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このように箱根の火山や温泉、自然の仕組みなどを学ぶことができます。

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富士山についても紹介がありました。もともと、富士山はそれほど大きな山ではなかったんですね。

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ここでは、箱根の火山ができる前なんかも紹介されています。伊豆半島も昔はただの離島だったようです。それが噴火して伊豆半島が陸続きになったようです。

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さらに、記憶に新しい2015年の箱根の火山活動の記録も紹介があります。

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40万年前から箱根の火山活動が始まっているんですね。

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約3000年前に神山が崩れ、早川にせき止められて芦ノ湖が誕生し、いまの箱根になったそうです。

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極楽茶屋にて黒ラーメンをいただき、

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延命や子育てのお地蔵様として知られる大涌谷延命地蔵尊にてプチ参拝。

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さて、この後は再びロープウェイに揺られて桃源台まで行き、

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この海賊船で芦ノ湖を縦断します!!お楽しみに!!!

 

2018.12.29 小田急ロマンスカーVSEで箱根へ!!

2018年年末、帰省ラッシュが本格的に始まったこの土曜日に自分も箱根に向かおうと小田急新宿駅にいました。

私にとって10年ぶりに箱根へ行くので、箱根までロマンスカーに乗るのもそれ以来となります。

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というわけで、私は小田急ロマンスカーはこね1号』で箱根湯本へ向かいます!!

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ホームへ降りると、そこにはもうわたしの乗るVSEが既に入線していました。

10年前に行ったときは往路がEXE(30000形)で、復路がデビュー間もないころのМSE(60000形)だったので、VSEは私にとって初乗車となります。

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車内の整備が済み、乗車します。本当は展望席を陣取りたかったのですが、今回はリザーブできず。

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座席はこんな感じでシートも比較的堅めでした。

実はこの座席、少しだけ窓側に角度をつけているのです。

ここで発車時刻まで車内チェックを行います。

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車内案内表示器は大きめの液晶LCDでした。なので、あらゆる詳細まで表示することも。

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グループ旅行などに最適のサルーン席。

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3号車にはお手洗いや洗面所などがあり、デッキは広々としています。

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3号車のデッキには、こんなスペースが。立って車窓を眺めたい方はこちらがオススメです。

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さて、7時ちょうどに新宿駅を出発。

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新宿駅を出ると、ロマンスカーのCМでおなじみの『ロマンスをもう一度』のチャイムと車内放送が流れます。

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この南新宿付近の踏切は、鉄道ファンの中でも有名撮影地の一つです。

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車内販売のメニューもありました。

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自分はGSE弁当とVSEGSEの定規を購入。

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おにぎり、ハンバーグや卵焼き、エビフライ、から揚げなどが入っており、まるでお子様向け弁当のようです。

それにしても、食材が空になっても綺麗な状態で弁当箱を保管できるよう、ビニールに包まれていました。

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代々木上原~登戸間は複々線区間を走行。

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朝日を浴びながら多摩川を渡り、一旦神奈川県へ入ります。

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登戸を通過。ここで代々木上原から続く複々線区間が終わり、地上に降ります。

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小田急線周辺では東京都と神奈川県の県境が複雑な形になっており、同線では実に県境を11回も行き来します。

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最初の停車駅、町田に到着。

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町田を出て境川を渡ると、終点まで神奈川県内を走行します。

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相模大野を通過すると、車窓左に大野総合車両所が見えます。

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ここで、今乗車中のVSE50000形についてご紹介しましょう。

VSEは2005年3月に就役し、ロマンスカーの象徴である展望車と連接台車を備えた車両です。このVSEの特徴はアーチ状の天井で、このことから“Vault Super Express”の愛称が付けられています。これにより、2005年度のグッドデザイン賞や2006年のブルーリボン賞などなど多くの賞を授与しています。

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相鉄を眺めながら海老名を通過。この海老名駅に停まるロマンスカーもあります。

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本厚木付近にて相模川を渡ります。

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本厚木入線前に赤信号で一時停止してしまいました。

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そして、本厚木到着。反対側に当駅止まりの各駅停車が停車中でした。

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本厚木を出ると、次第に田んぼが増えていきます。

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伊勢原を通過。そこにはGSEが停車していました。

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この辺りでは、右手に丹沢山地が見えます。

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渋沢と新松田の間では山の中を走り、小田急の中でも一番素晴らしい車窓の区間です。そのため、この区間小田急で最も駅間の長い距離になります。

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新松田手前でJR東海御殿場線と交差。小田急線では、60000形МSEを使用した特急『ふじさん』号が御殿場線と直通運転しています。

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新松田を過ぎ、酒匂川を渡ります。この川は小田急の有名撮影スポットとして知られ、小田急のポスターにもここで撮影した写真が使われています。

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車窓左手に富士山が見えてきました。前回の箱根旅行の時は天候が荒れていて一度も見れなかったのですから、今回こそはどうしても見たかったので良かったです。

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小田原付近で東海道新幹線とオーバークロスします。

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小田急線の終点、小田原に到着。ここから箱根登山線に入ります。

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小田原で降りる方が非常に多く、空席が目立つようになりました。

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小田原を発車し、小田原城が見えます。今では見ることが少ない215系も見えました。

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東海道線と別れ、進路を北に変えます。

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再び東海道新幹線と交差し、上り坂になってきます。

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箱根登山線内では、ほぼすべての区間で早川と国道1号線と並走します。単線になるため速度もあまり出しません。

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入生田駅にてVSEはこね2号)同士と離合します。はこね2号の方は乗客が明らかに少なかったです。

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箱根の温泉街が見えてくると、まもなく終点の箱根湯本駅に到着です。

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新宿を出て1時間20分、『はこね1号』は終点・箱根湯本駅に到着しました。

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この後、私はこの箱根登山鉄道線に乗り換えて箱根旅行を満喫しちゃいます!!

第2章もお楽しみに!!!

2018年の鉄道業界を振り返る

さて、2018年も残すところあとわずかとなりました。多くの方ももう仕事納めをされていると思います。そんな中、2018年は鉄道業界においてもいろいろな出来事がありましたね!!という訳で、2018年にどんな出来事があったか振り返ってみましょう!!

2018年には、小田急線の複々線化(代々木上原~登戸間)が行われ、ダイヤが変貌を遂げました。

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その一環として小田急ロマンスカーGSE(7000形)のデビュー。展望席付きの特急として、VSE(50000形)と共に小田急の看板を背負っていく存在となると思います。

それから、着席ニーズに対応した座席指定列車の増加です。京王ライナーを始め、拝島ライナーや東急大井町線のQシートなどなど、これからの通勤がより便利になってきていますね!!

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その他にも

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都心直通にも対応した相鉄20000系や、

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東急らしさを一新させたイメージの東急2020系(右)、6020系(左)、

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成田スカイアクセス線への直通に対応した都営浅草線5500形など、ニューフェイスも様々でした!!!

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さらに、大宮の鉄道博物館では、新館の増築もあって賑やかになってきました。

このような明るいニュースもあれば、寂しい出来事も中にはたくさんありました。

JR東日本では、

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高崎支社の115系湘南色や、

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国鉄特急色を始めとしたあさま色を除く189系の3編成などが揃って姿を消しました。これにより、国鉄車両の時代も終焉を迎えていることが伺えます。

惜別は私鉄でも出てきています。

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小田急ではGSEの就役から一転して、展望車付きのロマンスカーとして30年以上に渡り親しまれ続けてきたLSE7000形が引退してしまい、

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さらには、千代田線6000系も引退の時を迎えました。

その他にも、

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東急7000系

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京急2000形などといった昭和の名車両が次々と引退になりました。

その他にも三江線の廃止や大阪市営地下鉄の民営化などもありました。

このように激動であった2018年ももうすぐで終わるわけですが、この年に成人を迎えた自分にとっては2018年の出来事がまだあるのです。

私はこの年末に、新宿駅発の展望車付き特急列車に乗って、神奈川県のとある温泉地へ向かいます!! その様子ももちろん当ブログで取り上げますので、お楽しみに!!!

2018.11.24 東急7700系さよなら運転

この11月の3連休の半ばとなる土曜日に、千代田線6000系に続いて、また昭和時代からの名車両が姿を消します。

それは、、、

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東急7700系。1962年に7000系として登場してから、台車や電機品、内装などの改装による7700系への改番を経ておよそ55年間。ついにこの池上線から引退の日を迎えます。

まずは多摩川線へ。

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鵜の木駅周辺でカメラを構えます。

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そして7700系の回送が通過。引退記念のヘッドマークも付いていました。

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続いて下丸子駅団臨列車を撮影。7701F編成は前面の赤帯が太帯です。

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側面にはこのようなサボが付いてました。

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最後は池上線で撮影。場所は蓮沼駅付近の踏切です。実はその後に雪が谷大塚駅付近でも撮影しようと思ったのですが、追い切れずにこれが最後の一枚という事になってしまいました。それでも、東急7700系をせめてお別れできてよかったです!!

今後、7700系は養老鉄道で第二の人生を送ります。お疲れさん、そして養老鉄道でも頑張れ!!

2018.11.10 尾久車両センターまつり、引退前日の千代田線6000系

さて、11月11日には鉄道各社いおいて様々なイベントが行われました。その一つとして、今回私は尾久車両センターのイベントにやってきました。

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今回は、185系が休憩用車両として使用され、

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その左側には12系客車もありました。素晴らしい並びです。

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今年は保線作業に使われる車両が展示されました。こちらは、レール削正車(10頭式)。レールは長期間に多くの列車が走行することで、表面が摩耗し、金属疲労層が生じてしまいます。それを防ぐために一定の周期でレールを削るレール削正作業を行い、レールの疲労層除去と乗り心地向上を図っています。

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こちらはレール削正車(16頭式)。これはレールの傷を取り除くために使用される機械だそうです。

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バラストレギュレーターは、マルチプルタイタンパーなどの軌道整生作業後の道床の締固めと、道床を綺麗に整えるための専用車両です。

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こちらは説明を見るのが忘れたので、私にはわかりませんでした…。失礼しました。。。

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バラストを運搬するための大型ホッパー。

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道床掘削機。首都圏省力化軌道敷設用として開発され、車両前部のアンダーカッターで砕石をかき出しながら油圧駆動で自動掘削走行し、プラッサー社の大型ホッパーと組み合わせ掘削、積み込みを一連の作業として、夜間終電終了後の短い時間で行わるそうです。

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転車台にはEF65 501号機が展示。ヘッドマークは『さくら』、反対側が『出雲』(写真はないですが)でした。

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さて、続いて西日暮里駅へ。

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ここから引退を翌日に控える千代田線6000系に乗車します。車内は物凄く混雑しておりました。

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大手町まで乗車しました。先端部は撮り鉄の方で大混雑。

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その後、北綾瀬駅へ移動し、

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客扱いを終え、綾瀬車両基地へ回送される6000系を撮影。

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後ろへ移動して6000系を追っかけようとしますが、ここでも人が溢れます。

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ご覧のように、入線してきた電車内でも運転席越しに写真を収めようと大勢の撮り鉄ファンでいっぱいでした。

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6000系は構内で一旦停止。ここで乗務員交代が行われました。

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こうして、6000系と別れを告げたのでした。

翌日、6000系は最後の運転が行われて引退します。47年間お疲れさまでした。

2018.10.20 【新京成の車両が大集合!!】新京成サンクスフェスタ2018

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さて、この日は新京成線くぬぎ山駅に来ていました。

ここから徒歩で向かう先は、、、

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新京成電鉄のくぬぎ山車両基地。工場内に8800形がいました。

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行先表示は、通常、朝晩にしか見られないくぬぎ山行き。

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モーターカーの体験乗車もありました。

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外には、8800形が2編成並んでいました。

そして、

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このイベントのメインは、全車種のラインナップ。見事に全車種が並んでいます。しかも、新塗装がズラリ。

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行先表示器は、左側のN800形は松戸行、右側の8900形は千葉中央行と新京成利用者にとっては見慣れた行先表示ですが、8900形の方は京成千葉線直通の運用は現在設定がなく、8900形の『千葉中央行』の表示は貴重と言えます。

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こちらは、8000形(左)と8800形(右)。8500形はちはら台行で、8800形は鎌ヶ谷大仏行でした。現状のダイヤでは、新京成から京成千原線(千葉中央~ちはら台間)への直通運転は実施していないため、千原台行はとても貴重で、鎌ヶ谷大仏行きも現在は設定がないためこちらも大変貴重です。

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さらに、左奥のN800形からすべて並んで撮影してみました。車両も新塗装が多いです。

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そして、12時ころに行先表示の変更が行われ、N800形の方は回送表示、8900形はなんと、高根公団行(実際は設定なし)になりました!!

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8000形の方の行先表示器は見づらいかもしれないですが、どうやら回送のようです。一方、8800形はこれもまた高根公団行。

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また、車両基地のそばを北総線が通っているため、新京成の全車種が並ぶ姿に加え、京成スカイライナーとも写り込む光景が見られます。

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工場内では、8800形を使用した運転席見学、車掌体験や、写真のドア開閉体験などなど、様々なイベントが盛りだくさんでした!!

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他にも、鉄道連隊97式軽貨車や、

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新京成で1987年まで活躍した100形の台車も展示ありました。

このように、お子様から大人まで楽しめるイベントでございました。また今度も行ってみたいですね。