さて、小田急線の代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化による新ダイヤが3月17日から施行されました。
中でも、一番注目を集めたのが、新型ロマンスカーGSE(70000形)のデビューです。
というわけで、今回は一日、デビュー初日の新型ロマンスカー70000形を追ってみることにしましょう。
といわけで、最初にやってきたのは祖師ヶ谷大蔵駅。これは、今ダイヤ改正に運行開始のロマンスカー『モーニングウェイ』。従来夕方時間帯に運行されている『ホームウェイ』の朝バージョンで登場した、朝ラッシュ時に運行される通勤特急です。
さて、この祖師ヶ谷大蔵駅ではこの様に通過線を走行するロマンスカーや快速急行、急行などといった優等列車を直線構図で撮影できる有名なポイントです。
千代田線直通の準急我孫子行。このダイヤ改正にて、準急が日中でも運行されるようになり、祖師ヶ谷大蔵も隣の千歳船橋と共に準急の停車駅に追加されるのと同時に、東京メトロの車両が祖師ヶ谷大蔵駅に停車するという初めてのケースになりました。
さて、新型ロマンスカーGSEの下り一番列車『スーパーはこね5号』の通過です。展望席や流線形の先頭部など、前面はVSEと似ている印象がしますが、ライトの位置が全く異なるので斬新なデザインというのは間違いありません。
反対側のホームでは、GSEのデビューにより1編成のみの稼働になったロマンスカー最古参のLSE7000形による『はこね4号』。引退も近く、今のうちに撮影しておきたいので、今回はこのLSEの追撃も交えてGSEを追うことにします。
さて、次は和泉多摩川駅へ。ここではGSEが登場しても人気を衰えないVSE50000形が通過していきます。
МSE60000形による『スーパーはこね9号』。
ここでもLSEを撮影しておきます。こちらは新宿駅9時27分発の『はこね57号』。
続いてやってきたのは、МSEによる『ふじさん3号』。この『ふじさん』号は、このダイヤ改正において御殿場へ向かう『あさぎり』号から列車名を改める形で登場した列車です。
さて、次なるポイントは読売ランド前駅。ここでは、カーブしながら駅に進入してくる上り列車を撮影できます。
GSE70000形による『はこね82号が』徐行しながら通過。真っ赤なボディはやはり目立ちます。
さて、読売ランド前駅周辺で昼食をとりつつ、次のポイントへ。ここは読売ランド前駅から生田寄りへ歩いた場所にある生田2号踏切です。
ここでは『はこね37号』を撮影します。
読売ランド前駅で撮影を終え、新宿方面に戻ります。今度は新宿駅の手前の南新宿駅から参宮橋寄りにある南新宿3号踏切へ。
ここではLSE『はこね14号』を撮影します。その後、新宿を折り返し、『はこね23号』として再び箱根湯本に向かうので場所を少し変えて撮影することに。
ここではこのように後方が少しカーブ気味な直線構図で撮影します。
さて、南新宿3号踏切に戻り、『ふじさん4号』を撮影。正面に貫通扉を備えた貫通型が先頭のМSEでした。
このGSEは、新宿駅から『はこね31号』として再び箱根湯本へ折り返していきました。この後も、GSEは『はこね』1往復と『ホームウェイ』1本の計3本運用につきますが、今回の撮影はこの辺にしておきます。今後もロマンスカーの代表的存在として活躍していくことが楽しみですね。