みなさん、新年あけましておめでとうございます。本年もこのヒダヰゴ交通局をお願いいたします。
では、皆さんは大晦日から正月にかけていかがお過ごしでしょうか。私は諸事情あり、自宅で正月を迎えております。
というわけで、今年もたくさん取材などをし、それらをレポートとしてお届けする予定です。
と、その前に激動だった2024年の鉄道界を張り替えなければなりません。
2024年も多くの鉄道ニュースも立て込まれていたと思いますので、首都圏を中心にまずは1月から振り返っていきましょう!!
しかし、1月はほとんど鉄道の話題がなかったような…
というわけで、2月からご覧いただければと思います。
2月
2003年から京浜工業地帯の中を駆け抜けてきた鶴見線の205系1000番台がE131系とバトンタッチされる形ですべて引退となりました。3月のダイヤ改正から鶴見線ではE131系化が完了し、ワンマン運転が始まっていますが、これで人手不足の心配もひとまず落ち着きそうですね。
日比谷線で長きに渡り主力として一時代を築いてきた東京メトロ03系が、熊本、石川、長野と活躍の場を移して行く中で、今度はなんと、上毛電気鉄道に3編成譲渡されることとなりました。それにしても、関東で見られることになったのも、03系を愛してきた鉄ヲタにとって嬉しい朗報ですね。
3月
10日=銚子電鉄2000系2001号が引退
銚子電鉄の濃淡ブルーとして知られた2001号が南海からの22000系とバトンタッチする形で引退しました。金太郎塗りに湘南顔で人気を博している元京王2000系も気付けばデハ2002を残すのみとなってしまったわけですが、こちらもシニアモーターカーの追加投入で先行きが不安です。
15日=京葉線通勤快速廃止
京葉線では蘇我から新木場間を平日にノンストップで運転する通勤快速がついに廃止されてしまいました。千葉県の上総地区から都心へ気軽に行ける手段だっただけに、廃止は痛恨ですね。来年春の通勤快速復活を期待していましたが、残念ながら復活は実現していません。早期復活を…。
いすみ鉄道では、キハ28に続いて、キハ52もついに定期運用を失いました。キハ28とともに国鉄時代回帰のプロジェクトで往時の鉄道ファンを取り込んでいましたが、そんな時代もここにきて終わるとは…。
北陸新幹線開業に伴う並行在来線の経営分離により、北陸本線の敦賀〜金沢間が第三セクター会社による運営となりました。個人的に北陸本線は歴史的な主要幹線だと認識してきたので、それがさらに縮小されるのは寂しいですね。特に青春18きっぷの範囲から考えれば使い勝手が悪くなった気がしています。さらに、サンダーバードやしらさぎも敦賀発着となり、こちらも運行区間の短縮により名列車ながら呆気ない特急になってしまいましたね…。
北陸新幹線がついに福井へ!!金沢からさらに西へ延伸し、福井へのアクセスがより便利になってきました。関西から見れば福井へサンダーバードにより一本で結ばれていたのが敦賀駅での乗り換えを要するようになったのが面倒かと思いますが、北陸新幹線の大阪延伸が実現すればさらなる時短も期待できますね。
16日=山形新幹線つばさにE8系投入
北陸新幹線と時期を同じとして、山形新幹線では時速300km/h運転をするE8系が新たに登場。E5系とも併結し、はやぶさと遜色のないスピード感が楽しめるようになったと思います。それと同時にE3系もE5系と併結するようになりましたが、こちらは時速275km/hのまま。すべてE8系になる時が楽しみで仕方ありませんね。
房総特急も全車指定席の時代になりました。そんな中、E259系にしおさいが投入され、しおさいの料金体系も成田エクスプレスと同額にするなど房総特急も新たな時代の幕開けですね。さらに、255系もそれと同時に定期運転終了となるはずでしたが、車両不足などでダイヤ改正以後も継続となりました。しおさい運用がE259系で置き換えるなんて自分も驚いてしまいましたね。
29日=南海ズームカーが銚子へ
元南海2200系がまさかの千葉県へ!!塗装も往年を蘇るなど、銚子の地でズームカーの再来です。今後も増備されるとのことで、期待が膨らみますね。
31日=丸ノ内線02系が運用離脱
丸ノ内線の顔として親しまれた02系が本線からも撤退しました。CBTCの導入により、丸ノ内線では進化を遂げていることと思います。Wikipediaでは丸ノ内線の02系は完全に引退になっていないという情報もあるのですが、CBTCの元で02系は運転できないので、間違いなく引退したのでしょう。
4月
6日=273系登場、スーパーやくも色消滅
やくもには新型車両273系が導入され、同時にスーパーやくも色の381系が引退しました。それ以降、381系から273系への置き換えが進み、徐々に数を減らしてきました。273系は381系より乗り心地が軽減され、新たな旅が待っていることでしょう。381系がこの世から消えるのは寂しいですが、273系にもぜひとも乗ってみたいですね。
というわけで、2024年を2月から4月まで振り返りましたが、たくさんの惜別や誕生もあり、鉄道界の変化もこうして続いているわけですね。
ほかにも2024年は1月から4月までの間に根室本線の新得〜富良野間の廃止、8620形蒸気機関車の完全引退、北大阪急行の箕面萱野延伸などもあり、お伝えできない出来事も続々ありましたが、皆さんはどれが気に入りましたでしょうか?
2024年5月以降は当ページの次頁以降に掲載する予定ですので、乞うご期待ください。