ヒダヰゴ交通局

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2024.10.12 【北陸本線とともに運行区間が縮小】北陸本線特急しらさぎに乗る(敦賀→岐阜)

秋晴れの中迎えた10月の三連休に開業したての北陸新幹線に乗って敦賀を訪れていました。

その北陸新幹線開業により、とある重要幹線がさらに縮小しつつあります。

それが、北陸本線北陸新幹線が伸びていくたびに並行在来線が三セク化していき、北陸本線の名前も敦賀から米原の間のみと短くなってしまいました。

そんな北陸本線を走破する特急が…

しらさぎ号であります。今回は敦賀から特急しらさぎ8号に乗車し、北陸本線を通り越し、さらに東海道本線の岐阜を目指します!!

敦賀を発着する在来線特急は、新幹線の真下のホーム、33・34番のりばから発車します。

そのため、在来線特急と新幹線ホームは改札階を経て直結しています。

これから乗るのは左側のオレンジと青の帯が巻かれた681系しらさぎ号であります。右側の33番のりばはサンダーバードが使用します。

駅名標。特急専用ホームでも次駅は新疋田になっています。

こちらが先頭部分の顔。貫通型だと683系と見分けがつき難いですね。

さて、13:10に敦賀駅を出発。しばらくは北陸新幹線の回送線の直下を走行します。

金沢車両区敦賀支所が見えてきます。ハピラインふくいの車両も停まっていました。

この車両基地には主に北陸線小浜線の車両が配置しています。

列車は鳩原ループ線を過ぎ、

深坂トンネルで滋賀県に突入です!!

近江塩津を過ぎ、サンダーバードが走行する湖西線とお別れです。

余呉湖が見えます。

長浜駅を通過。ここから琵琶湖線の愛称が付きますが、しらさぎ号は半数以下しか停車しません。

北陸本線区間から琵琶湖が見える区間はほんの僅かにすぎません。

東海道新幹線東海道本線をクロスし、

米原駅に着きます。

ここからJR東海管轄に入るため、乗務員が交代します。

また、当駅で進行方向が変わるため、座席の転換を促されます。方向転換の場合、座席の回転は自由なケースが多いですが、このように座席の転換の協力を要請されるのは珍しいかもしれませんね。

停車時間中に681系の車内でもチェックしますか。普通車は偶数号車が赤系のモケットで、

奇数号車がグレーのモケットというように座席の種類が複数あるんですね。

男子トイレ。JR東日本の新幹線や特急と比べて少し広めかな?

洗面台

こちらはかつての公衆電話スペースだったよう。

洋式トイレ

米原駅を発車し、新幹線とともにさきほど通った北陸本線と交差します。

滋賀の名峰、伊吹山が見えてきました。

岐阜県に入り、関ヶ原付近で東海道新幹線と交差します。

関ヶ原駅を通過。関ヶ原は古代日本の壬申の乱や近世の関ヶ原の戦いの古戦場のある町で知られます。

関ヶ原を出ると新垂井線と分かれます。新垂井線は下りの特急しらさぎ、ひだ、寝台特急サンライズや貨物列車などが通ります。

関ヶ原で分岐した新垂井線と、

美濃赤坂支線といった二つの東海道本線の支線と南荒尾信号場で合流し、

日本列島の一番ど真ん中にある大垣に着きます。

その後、揖斐川

長良川木曽三川と呼ばれる一級河川のうちの二つを渡り、

岐阜市に入りました。まもなく岐阜です。

ご乗車お疲れ様でした。岐阜、岐阜です。

敦賀を出て1時間ちょっとという短い乗車時間もあっという間でしたね。それでも、面白い風景とかも多彩でしたし、個人的にも良かったと思います。

さて、岐阜といえば…

織田信長ですね!!駅前に黄金の信長公像が聳え立っています。

岐阜が誇る武士にふさわしいですね。

この後は特急ひだに乗り継ぎ、

三名泉と呼ばれる下呂温泉へ向かいます。