『スペーシアX』の登場で話題を集めようとしている東武特急ですが、そのJRに直通するある愛称が定期運用から消えようとしています。その名は、、、
『スペーシアきぬがわ号』。この列車名は定期列車としては2往復存在していますが、ダイヤ改正後はJR・東武直通特急はJR253系と東武100系合わせて2往復の運転となり、『スペーシア日光』『きぬがわ』の2往復体制になるため、臨時列車を除いて『スペーシアきぬがわ』の名前が消えます。
東武100系充当の列車削減の一因かもわかりませんが、多客期にしか見ることがなくなるので今のうちに撮影しようと新宿駅へ。
5番線ホームに降り立った時点では『成田エクスプレス45号』が停車中でした。
6番線ののりば案内表にずらりと記された定期運転のある列車名。定期運転終了と合わせて『スペーシア日光』と入れ違いで『スペーシアきぬがわ』の表記も消えて行ってしまうのでしょうか。
『スペーシアきぬがわ』入線10分前、5番線から『成田エクスプレス45号』が去って行きました。
そして17時19分、鬼怒川温泉から『スペーシアきぬがわ6号』が入線です。
クレヨンしんちゃん30周年の装飾と合わせて行き先表示器を撮影。春日部と無縁のJRで見られたのも何のことかと思う方もいるかもしれないですね。
5番線ホームにはまたしても『成田エクスプレス』が入線しており、鬼怒川温泉からの外国人旅行客としては同一ホームで乗り換えられる気軽さもあります。
車内点検中。
行先も鬼怒川温泉に切り替わりました。
『スペーシア』といえば、流線形のフォルムも特徴の一つですね。
そして、『スペーシアきぬがわ7号』鬼怒川温泉行となって発車時刻を待ちます。
そして、17:32に鬼怒川温泉に向けて新宿駅を出発しました。
このように愛称だけが消えるという地味な内容などを見るのも興味深さがありますね。『スペーシアきぬがわ』は定期列車としては廃止されますが、週末や大型連休の一部日に見られるので新宿から東武スペーシアで鬼怒川温泉に行きたいという方も乗るチャンスはまだまだあると思います。さらに、4月には八王子からも『スペーシア八王子きぬ』が運転されるのでこちらもどうぞご利用ください。というわけで以上『スペーシアきぬがわ』でした。