池袋駅から大手町、霞ヶ関、新宿などを周り、中央線の荻窪駅までを結ぶ東京メトロ丸ノ内線。
丸ノ内線では02系と2000系が活躍していますが、02系の中に80番台があるのをご存じですか?
80番台は丸ノ内線の中でも中野坂上駅と方南町駅までを結ぶ妙な支線で専ら東奔西走する一般の02系と少し違う3両編成です。しかし、今年8月下旬から方南町支線でもすべて6両編成化する予定で、その02系80番台も置き換えの危機を迎えているのです。
支線用の中線に短い3両編成の赤いラインの上に黒帯の巻いた80番台が入線です!!
両側にホームがあるので、池袋方面からの乗客と荻窪方面からの乗客が乗り換えしやすいように両扉が開きます。
方向幕もシャトル列車らしい表記になっています。
さて、02系80番台を撮り鉄しようと思うのですが、この方南町支線は全線地下のため編成写真を撮ることができません。
そのため、このようにホームを写した構図で撮影することとなります。それでも、地下鉄らしきいい写真がとれてるではないですか。
「方南町⇔中野坂上」の表示が見事に映えています。これぞ方南町支線にふさわしい一枚になったと思います。
ドア上のこのプレートもたまりませんわ!!
3両編成を示すこの案内板ももう見られないかもしれません。
6両分のホームで見る3両編成は短すぎです。その点もマニアックで面白いかも。
車内はこんな感じ。大まかな基本番台との違いは袖仕切りがパイプ形状になっているのと荷棚がステンレスパイプ式になっている点くらいですね。
方南町支線に2000系が入線してくるのも新鮮ですね。
というわけで、02系80番台の今後の処遇については明らかになっていないようですが、私的には気にかかりますね。
ここでは、西武新宿線系統でしか見られない旧型の2000系を追っていきます。西武線アプリにある列車走行位置をちょこちょこ眺めていたら、2000系が減ってきていると感じ、それもそのはず、6両編成3本と2両編成5本を残すのみとなってしまいました。その現状を鑑み、今のうちに撮っておかなくてはならないということで、西武拝島線内で運用をつかまえます。
1977年デビューとあって、やはり昭和のスタイルが残りますね。
この日は2編成の運用があり、2つとも拝島線内での区間運用だったのでもう1編成は萩山駅で。
さすがにそこまで淘汰されるということは、全廃も時間の問題ですね。今撮影しておくべき車両の一つかもしれません。