ヒダヰゴ交通局

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2022.05.07 ~トロッコ列車で行く渡良瀬日帰り旅行~レストラン清流、トロッコ『わたらせ渓谷号』、水沼温泉センター、東武200系『りょうもう』

足尾銅山の見学を済ませた私一行は、通洞駅に戻ってきました。さて、ここからは鈍行で桐生方面へ南行します。

白く塗られた木造駅舎の待合室のたたずまいもいい感じですね。

さて、やってきました。車両は1990年に製造されたわ89-310形です。

神戸駅に下車します。私の場合、フリー乗車券を持参しているため、どこでも乗り降り自由です。

この駅にあるのは、かつて東武特急『けごん』として人気を博した『デラックス・ロマンス・カー』こと1720系を活用したレストラン清流。せっかくなので、ここで腹ごしらえすることとします。

車内はテーブル設置以外の改造はされず、ほぼ当時のままの姿です。

私は肉うどんを注文しました。やまと豚ののっかったうどんは最高のお味でした!!また、保存車両とはいえ、列車内でいただくうどんは贅沢ですね。

さらに、座席もリクライニングできるようになっており、食後にゆったりとくつろぐのに至福の時間です。

神戸駅も1912年の開業当時のままで、下見板張りの外壁に瓦茸きの切妻屋根の木造駅舎です。2009年に登録有形文化財となりました。

さて、うどんで満腹にした自分はここから富弘美術館へ足を運びたいところですが、、、

タクシーが来ない上にバスも丁度いい時間に走る便がありません。これぞ山奥の現実を痛感しました。仕方なく、美術館はあきらめることとし、駅近くでおとなしくします。

次のトロッコ列車まで時間があるので、レストラン清流でゆったりしている間に普通列車が2本並びました!!本数が少ない中、見事なツーショットが見られましたね。


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そして、神戸駅でのんびりすること約1時間、そろそろこれから乗るトロッコ列車の到着のようです。ただし、これではありません。こちらは間藤行の『トロッコわっしー5号』です。

私は、このトロッコわたらせ渓谷号』に乗車します。ディーゼル機関車に客車やトロッコ車両を連結させた昭和にタイムスリップしたような旅情を満喫できそうです。

客車はJR東日本から購入したスハフ12形客車です。

トロッコ車両は、なんと京王の初代5000系から魔改造したものです。とはいえ、京王に在籍していた当初の面影は全くありません。

車内はこのように、元通勤型車両とは思えないほど改良されています。

車内を少し見てみましょう。なんと飲料用の自動販売機まであります。

客車も見てみましょう。このボックスシートはまるでSLに乗った気分ですね。

川沿いにスポーツ施設もあって、夏にここで運動しながら涼感を味わうのもいいかもしれませんね。

というわけで、15:13水沼駅に途中下車。


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ここには温泉施設も併設しているので、この温泉で旅の疲れを癒しましょう。

さて、温泉でひとっぷろ浴びたのでした。極楽でした!!浴後の夕涼みも気持ちいですね。

その後、『トロッコわっしー6号』に乗り、

相老駅からは東武200系『りょうもう38号』で帰路につきます。

この『りょうもう38号』は往路と違い羽生駅に停車しました。

18:42、北千住駅で下車し、東武スカイツリーライン各駅停車、京成、JR総武線と乗り継いで長いようで短い日帰り旅行を終えたのでした。といっても、これも充実した旅行でした。

1年に2回旅行に行くうちの1回が日帰りであれば、1年2回の旅行ができると思うので、これからも近場で行ける限り日帰り旅行をしたいですね。