大分の泉都・別府市を堪能した後、
別府駅にやってきました。
駅前には、油屋熊八の像や
温泉のモニュメントがあります。
さて、本題へ。これから乗車いたしますのは、15時12分発特急『あそぼーい!』号になります。
しかし、この駅を発着する特急は日豊線の『ソニック』ばかりですね!
さて、特急あそぼーい!の入線でございます。『あそぼーい!』は、カルデラの町・阿蘇を経由して熊本までを行く豊肥本線の観光特急列車です。2011年の運行開始当初は、熊本~宮地間の運転でしたが、2016年の熊本地震から2020年に豊肥線が全線復旧した後は、別府駅まで運行区間を延長しています。
豊肥本線と言えば、かつてSL『あそBOY』が運転され、2005年にSLが廃止となりましたが、2011年に表記が異なりますが、『あそBOY』の愛称が6年ぶりに復活する形で登場しました。
『あそぼーい!』といえば、くろちゃんが有名ですね。今では、JR九州のどの場所でも見ることができます。
さて、いよいよ乗車。座席はこんなカラフルな感じです。
窓との間隔部分にも、『くろちゃん』の画が。
4号車にはラウンジスペースが。どなたでもくつろげる場所になっております。
くろちゃんの暖簾を抜けると、、、
前面展望を楽しめるパノラマシートが。今回は予約できませんでしたが、見晴らしは良さそうです。
荷棚も木材でできていて、斬新なデザインですね。
さらに、座席の下にはフットレストも。これなら快適にくつろげそうです。
さて、列車は別府の町を後にしていきます。
別府~大分間は日豊線を走ります。車窓からは、別府湾が眺められます。
車内を探検しましょう。ドアのガラス部分にもくろちゃんが。
車内は、このようにくろちゃんの飾りがたくさん置いてあって、まるでくろちゃんワールドです!!みなさんも、乗った際はぜひくろちゃんを探してみては。
カーテンだって、くろちゃん風になっているのですから。
白いくろちゃんシートという、お子さんに合わせた背もたれが低いシートもあります。
他にも本棚や、
木のボールプールなど、3号車はお子さんも楽しめるエリアが詰まった車両でした。
くろカフェもあり、くろちゃんグッズやドリンク、デザートなどが購入できます。
車内探検を続けましょう。こちらはフリースペースで、自由に利用できます。
4人用コンパートメントもあります。家族連れなら、このお席も推奨したいですね。
乗車記念証もいただいちゃいました!!
列車は、大野川に沿って走行します。
「東洋のナイアガラ」と称えられる原尻の滝の最寄り駅、緒方駅に到着。
くろちゃんカフェで販売していたチョコアイスをいただきましょう。
豊後竹田駅到着。岡城跡や滝廉太郎の旧宅などがあります。岡城跡は、唱歌「荒城の月」のモデルとして知られ、駅到着時に曲が流れます。
豊後竹田駅から険しい勾配を登っていきます。
豊後竹田駅から500メートル以上も高度を上げ、波野駅を通過。標高は754mで、九州の最高所駅です。
お子さん、大人問わず充実して楽しんでいただける『あそぼーい!』号、次回は展望席も乗ってみたいですね。できれば、午前中の熊本発に乗車してみたいです。というのも、午前中の方が景色も良さそうだし、立野のスイッチバックも堪能できたので。。。