11月16日、来年春に開業する高輪ゲートウェイ駅に伴う線路切替工事により、山手線と京浜東北線でダイヤの大幅な変更や計画運休が行われました。
山手線は午後4時ごろまで上野~東京~大崎間が運休、京浜東北線も終日にわたり田町~品川間が運休となりました。
今回はその臨時ダイヤの様子を密着してきました。
まずは、京浜東北線の大宮駅。京浜東北線は終日快速運転を取りやめ、全列車各駅停車で運転され、南行は田町行として運転されました。
ホームに降り、電光掲示板を見ると1・2番線とも田町行の表示が。
田町行きの行先表示器もレアです。
車内LCDによる田町行きの表示。
続きまして東京駅へ。山手線は運休だったため電光掲示板には発車案内がありませんでした。
山手線の運休により、上野方面への乗客が京浜東北線に集中し、京浜東北線はやや混雑していました。
さて、こちらは上野駅。山手線は当駅を発着としていました。
田端方面からの外回りは当駅到着後、一旦鶯谷寄りへ引き上げていきます。
当駅の鶯谷寄りに一時留置され、折り返しの準備を行っていました。
そして、内回り池袋・新宿方面の電車が回送列車として2番線に入線し、客扱いをします。
上野東京ラインでは、山手線の運休を補うため、上野~品川間にてシャトル列車が運行されました。
京浜東北線は田町到着後、乗客全員を降ろして回送列車となります。
その後、浜松町寄りに引き上げていきます。
そして、山手線同様しばらく留置され、
1番線ホームへ入線し、大宮行きとなります。
こちらは鶯谷駅。山手線外回りの電光掲示板は上野行となっていますが、
E235系の行先表示器は単に山手線表示でした。
山手線、京浜東北線は今後、田町~品川間は新しい線路を通り、高輪ゲートウェイ駅を経由します。
以上、高輪ゲートウェイ駅開業に伴う線路切替工事のレポートでした。