さて、これから大宮駅から乗るのは…
そう、ニューシャトル。
大宮駅からニューシャトルに1駅乗車し、鉄道博物館駅にて下車します。
この駅を降りると、鉄道博物館はすぐそこです。
いざ鉄道博物館に入館。鉄道博物館といえば、先日南館が増設され、注目を浴びています。というわけで、今回は南館を中心に館内を探検することにしましょう!!
様々な車両が展示されている車両ゾーンをまっすぐ通り抜け、
一旦屋外に出ます。そこに南館の真新しい建物が見えてきます。
入館前に注目なのが、この189系との並び。ヘッドマークは左が『しおさい』で右が『あずさ』になっています。
さて、いよいよ入場。そこは、鉄道博物館に約5回も行っている私ですら知らない世界…。
実物大のE5系まで展示がありました。展示のためにわざわざ新造したもので、抑々現役の車両が展示されるケースも珍しい光景です。
その左側には、400系『つばさ』が。
よく見ると、塗装も山形新幹線開業当初のものに復元されていました。
この400系はグリーン車両の展示です。
座席はこんな感じ。乗り心地良さそうなのですが、
座席裏にテーブルがないのがグリーン車として残念な気がします。
この旧塗装時代のマークも今では大変貴重です。
続いてはE5系の方を見てみましょう。行先表示器もリアルに稼働していました。
車内には入れませんが、グランクラスを窓越しに眺めることができます。
さらに、京浜東北線209系もありました。こちらは、車掌シミュレーターに使用されるそうです。
仕事ゾーンでは、運転士や車掌、駅員、保守員などの仕事内容を学ぶことができます。この時、踏切内でのトラブルによるJR社員の対応について館内のスタッフが実演をしていました。
さて、2階へ上がり、「いよいよE5系新幹線を運転!!」と言いたいところですが、整理券の配布が終了しており、
無料で体験できる車両のうち、一番倍率の低かった山手線205系を運転します!!
今回は、品川~田町間の運転でした。また、シミュレータで使われている映像は国鉄民営化した1987年当時のもので、写真の京浜東北線103系のように懐かしい車両ともたくさんすれ違いました。
さらに、てっぱくひろばには新幹線先頭車を模したスプリング遊具、E7系を模したジャングルジムに
E5系によるミニ新幹線もあり、子供も楽しめる場所になっています。
歴史ステーションでは、鉄道開業当初から現在までの鉄道の歴史を紹介するゾーンです。
さて、続いては4階のビューレストランへ。
ここでは、博物館の横を通る新幹線などを見ながら食事ができます。
私の場合、とんこつラーメンを賞味しながらの新幹線鑑賞は乙なものです。
ビューレストランと同じ階にはトレインテラスもあります。ここではテーブルや椅子もあり、
疲労困憊の方でも座りながら、てっぱくの東側を走る高崎線や川越線の車両を見ることできます。
ただし、反対側を通る新幹線を見るには比較的向いておらず、どうしても新幹線を見たい方は北館のパノラマデッキがおすすめです。
南館を出ると、もう一つ展示車両が。それは、オール2階建て車新幹線車両として活躍していたE1系。
残念ながら車内は非公開ですが、足回りまで近づけて見ることもできので、展示状態はかなりよく、面白いです。
というわけで、新しくなった鉄道博物館はこれまでよりもっと楽しくなる気分になりました!!仕事や歴史についてなどをもっと学びたい方、南館はオススメです!!!