ヒダヰゴ交通局

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2016.08.07 北海道新幹線はやぶさ号で行く道南の大自然、函館市内散策の旅 <1日目 ~はやぶさ編~>

 お盆にも近いこの時期に旅に出ようと思い、東京駅の東北新幹線ホームにやってきていました。そこで向かう先は…、そう、今年3月に開業を迎えた北海道新幹線に乗り、北海道へ行きます。

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ということで、今回乗るのは『はやぶさ』5号です。列車名の部分が薄い緑色で表記されており、東北内で完結する列車との区別が図られてます。

ちなみに、この『はやぶさ』5号は新函館北斗までを4時間2分で結ぶ下りの最速列車であり、停車駅も明らかに少なく、『はやぶさ』であってもよく停まる上野にも停車しないのです。

ここで、待ち時間の間に駅弁を購入するのもそうですが、新幹線ウォッチも待ち時間の楽しみ方の一つです。

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このように、新幹線が次々とやってくるのです。しかも、大宮以南は東北・秋田・山形・北海道新幹線だけでなく、上越北陸新幹線も乗り入れてくるので、車両もバラエティーで楽しく鑑賞できるわけです。

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そして、これから乗るE5系が入線です。

東京8:20⇒【東北・北海道新幹線 はやぶさ5号】⇒新函館北斗12:22

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車内清掃中

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そしていよいよ乗車し、8:20に東京駅を出発。

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そして地下を潜り、上野駅を通過。

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都心部では速度も制限され、在来線並みのゆっくりとしたスピードです。

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8:44大宮駅到着。ここから乗車する利用客も多いです。

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大宮を出ると、鉄道博物館が見えます。さて、ここから本格的にスピードを出し始めます。

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速度を楽しむべく、見晴らしものどかで心地いいですね。

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そして東京から約1時間30分で仙台に到着。

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ここでも多くの客が乗ってきます。

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時速320km/hで田園を疾走中。

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続いて盛岡に停車。ここでは『はやぶさ』と『こまち』の切り離し作業を見られるはずでしたが、残念ながら今回は『はやぶさ』単行というわけで作業は行われずにすぐ発車となります。

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盛岡を出発。ここから整備新幹線区間に入り、最高時速260km/hと制限がかかります。

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新青森に到着。東北新幹線としてはここが終点で、いよいよここから北海道新幹線に入ります。

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新青森を発車。さて、北海道新幹線の真新しい線路に入ります。

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こちらが盛岡新幹線車両センターの青森派出所

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ここから在来線併用区間。新幹線と貨物列車がすれ違います。

在来線の併用区間では速度がさらに制限され、青函トンネルでの『スーパー白鳥』『白鳥』と同じ時速140km/hにまで減速します。

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JR北海道管轄の駅で唯一本州にある奥津軽いまべつ駅を通過。この駅がある今別町は、新幹線駅のある市町村でもっとも人口の少ない市町村となっています。

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津軽半島大自然を見渡しながら徐々に北上。

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11時40分頃、いよいよ青函トンネルに突入!

青函トンネルは全長53.85kmで、つい最近、スイスにゴッタルドベーストンネルが開通するまでは世界一を誇り、日本一長い海底トンネルです。1964年に工事が開始され、1988年3月に海峡線の開業と同時に青函トンネルが開通。あれから28年の歳月を経て今年3月に新幹線の通過が実現したのです。

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竜飛定点(旧・竜飛海底駅)通過。この竜飛定点はかつて海底駅として機能し、見学ツアーもありました。現在は非常用施設として存在しています。

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北海道に入り、吉岡定点を通過。こちらはもともと吉岡海底駅であり、竜飛海底駅よりも7年早い2006年に見学休止となりました。

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そして青函トンネルを抜け、いよいよ北海道に上陸!!

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道内に入り最初の駅、木古内を通過。JR江差線から経営分離されて誕生した第三セクター道南いさりび鉄道がこの駅から五稜郭駅まで結んでいます。また、かつてはここから江差まで鉄道路線がありました。

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再び新幹線区間に入り、速度も加速。向こうには函館山が見えてまいります。

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駒ケ岳も見えます。さて、もうすぐで新函館北斗駅到着になります。

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というわけで東京を出て約4時間かけて新函館北斗に到着しました。

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さて、札幌方面へ向かうことにしましょう。というわけで、1日目前編はここまで。

その後の様子は次回のお楽しみに!!