ヒダヰゴ交通局

当サイトでは、主に乗り鉄、撮り鉄として専ら活動し、その記録をこのブログにまとめたものです。皆さんもぜひご覧いただき、励みになってほしいと思います。

2022.09.09 ~鉄道開業150周年 伊豆急行線で行く伊豆半島満喫の旅 その2~大室山、E257系『踊り子』、稲取温泉

さて、伊豆急アロハ電車で伊豆半島を南下しながら旅していた我々は伊豆高原駅にて下車。

その後、東海バスに乗って大室山を目指します。東海バスICカードが使えるので便利です。

大室山は終点シャボテン公園バス停からすぐです。この大室山は標高580mの伊豆単成火山群のなかでは最大の火山の一つです。噴火活動は約4000年前の縄文時代に後期初頭とみられ、流れだした溶岩で城ヶ崎海岸ができました。円錐型の美しい姿は沖合を通る船から絶好の目標となり、願い事を聞いてくださる優しい神の山として慕われてきました。

大室山の山頂へは大きな鳥居を抜けて、リフトに乗車します。

頂上へ向かう前に、伊東港鮮魚「魚将」さんによる地魚フライ丼をいただきます。やはり、本場の地魚は最高のお味です。

さて、いよいよリフトに乗車しましょう!!

山頂駅に到着しました。真ん中にある火口ではアーチェリー体験ができるそうですが、今回はお鉢巡りのみを楽しみたいと思います。

火口は遊歩道になっており、360度の絶景を楽しめるはずですが、、、

ご覧のように雲にかかり、絶景は楽しめそうにありませんね。

山麓付近だけは何とか見える程度です。

本来であれば、このように眺望できたようです。伊豆諸島まで見えればなぁ~。

しばらく歩いていると、お地蔵さまが。これは八ヶ岳地蔵尊といい、海上安全、海難防除、大漁祈願のため漁師の人たちによって建てられました。

鷹羽狩行句碑もあります。「伊豆は日のしたたるところ花蜜柑」と。

さらに高度を上げます。坂道を登っていくにつれ、息が切れてきます。

お疲れ様です。ここが大室山で一番標高の高い地点だそうです。ここで一息つきながらパノラマを楽しみたかったのですが、雲に囲まれていてじっくり眺めることができずに仕方がありません。

ここにもお地蔵さんが建てられています。この五智如来は今から約300年の昔、相州岩村(神奈川県足柄下郡)の地頭朝倉清兵衛さんの娘さんが9歳で身ごもり、その安産を大室山浅間神社に祈願したところ無事安産したのでお礼に安置したものです。

山頂が過ぎてからは下り坂の傾向でしたが、最後は上り坂になります。

さて、大室山の遊歩道を一周してきました。お鉢巡りでは、約20分程度で一周することができます。

本来であれば、相模灘伊豆七島、さらに富士山、房総半島まで見渡せるはずです。また今度来たときは一面大パノラマが広がっていて欲しいですね。

その後、伊豆高原の湯で体を癒します。緑豊かな自然林の中に野天風呂が点在し、ちょっとした秘湯気分が楽しめて、心地よかったです。

さて、伊豆高原駅に戻り、今度は特急『踊り子』号に乗車します。『踊り子』号といえば、少し時代を遡れば

国鉄形の185系が走っていましたが、2021年3月に定期運転終了し、

現在活躍するのは、中央本線で使用されていたE257系です。個人的にはE257系でも十分に乗り鉄の醍醐味を味わえると思います。

座席は0番台から一新され、ブルー系に統一されたものとなっています。

荷物棚までブルー系となっており、客室内の雰囲気は一体化しています。

さらに、座席上に指定席発売状況確認ランプや、

窓側には電源コンセントまで追加されました。これで、乗車時間を有意義に過ごせます。

伊豆高原駅を過ぎた辺りから再び海景色と出会います。

熱川の温泉街が見えてくると、伊豆熱川駅に停車します。

ここで、黒船電車によるリゾート21と行き違いをします。

片瀬白田駅を出てからが、伊豆急行線のハイライト区間になります。

まもなくして、稲取温泉街が見えてきます。

というわけで、伊豆稲取駅にて下車します。

階段を下ると、そこには雛のつるしが飾られていました。「雛のつるし飾りまつり」は稲取の春の風物詩でもあります。

伊豆東海岸に添った安山岩を主とした石丁場跡は、江戸時代初期の慶長・元和・寛永のころ、江戸城大修築の際、助役大名や石商人等によって採石された跡です。

稲取駅からは各宿泊施設への送迎バスが発着しています。

というわけで、今夜は稲取東海ホテル湯苑にお世話になろうと思います。今夜の夕飯は伊豆料理の定番である金目鯛です!!

客室の目の前には海が広がります。これも旅行の想い出になりそうですね。というわけで、おやすみなさい!!

2022.09.09 ~鉄道開業150周年 伊豆急行線で行く伊豆半島満喫の旅 その1~【かつて都心で輝いた中古車たち】伊豆急行8000系、アロハ電車、来宮神社

9月に入り、だんだん気候が涼しくなってきていますが、いかがお過ごしでしょうか。私は、繁忙期を迎えるお盆休みを避けて9月に泊りがけの旅に出ようと、

東京駅から東海道新幹線『こだま』号に乗車していました。この列車から降り立った駅はというと、、、

伊豆旅行の玄関口、熱海駅。というわけで、今回は秋の伊豆にて温泉や海の幸、自然などを満喫しようと思います。

まずは熱海駅から伊豆急8000系(元東急8000系)でSTARTです。

伊豆急東急グループの仲間なので、伊豆に譲渡されても東急のシンボルマークが残ります。

車内の様子。

山側は東急時代からのロングシートが残りますが、

海側は海景色をのんびりと楽しませようとクロスシートになっています。しかも、かつて西武の特急ニューレッドアローで使用されたものがそのまま流用した形になっています。

窓には車窓から見える伊豆諸島などが紹介されてました。

車内案内表示器も設置されていたんですね。

というわけで、熱海駅を出発!!いよいよ伊豆半島の旅の始まりです。車窓から熱海の温泉街が見えます。

ところが、熱海駅を出て1つ目の駅、来宮駅で早速途中下車します。

来宮駅からほど近い来宮神社で参拝します。

鳥居をくぐると、階段もありながら林の中をひたすら歩いてゆきます。

さて、旅の成功の願いを込めてお参りしましょう!!

本殿裏には阿豆佐和気神社の大クスがあります。この本州一位の巨樹は樹齢2000年以上と言われ、蒲生の大クス(鹿児島県姶良市)、武雄の大クス(佐賀県武雄市)と並んで日本三大クスの一つでもあります。

境内にある茶庭からは東海道新幹線が見えます。

餘香碑は、1985年に遺髪をおさめ建立された、歴史評論家で思想家の徳富蘇峰の顕彰碑です。餘香とは菅原道真公の一節からとったもので、書は元首相の中曾根康弘によるものです。

さて、来宮駅に戻ってきました。リゾート地で見られそうなオシャレな駅舎です。

来宮駅には東海道本線JR東海静岡支社)も通過します。奥には丹那トンネルが見えます。

続いてやってきたのは、JR東日本にて209系として活躍していた3000系アロハ電車です。

それにしても、車体のラッピングはド派手です。

車内はJR東日本時代から変わっていないように見えますが、

ドア部分にも海岸風景のラッピングが張り付けられました。

209系の歩みも紹介されていました。

さらにアロハ電車の紹介や

伊豆各地の名物まで紹介がありました。

JR伊東線内は高台から海岸を見下ろす形になります。

海にポツリと見える小さな島は初島です。

網代駅

ここで8000系とすれ違い。

宇佐美駅を出て再び海岸線付近に出ます。

ここにはヤシの木が立っています。

海底温泉で有名なホテルサンハトヤが見えてくると、

JR伊東線の終着駅、伊東駅に到着です。ここから伊豆急行線に入ります。

伊東駅を出ると、しばらくの間海岸線を離れてゆきます。

再び車窓から海が現れました。

伊豆大島も見えます。

富戸駅にてE257系『踊り子4号』と行き違いをします。

伊豆急の車両たちが停まっている車両基地が見えてくると、

伊豆高原駅で下車。

隣のホームには黒船電車によるリゾート21が停車しており、アロハ電車と黒船電車とのツーショットが見られました。

この後、大室山に登ってお鉢巡りを楽しみます!!第2編も続く。

2022.09.03 【小田急最後の幕式】小田急1000形未更新車ラストラン

9月に入り、気候も涼しくなってきたと思います。そして、今月23日にはいよいよ西九州新幹線が開通します。

そんな9月最初の休日にラストランニングをする小田急の車両があります。

小田急最後の1000形未更新車である、1251F6連と赤い1058F4連です。また、この編成は小田急で最後の行先表示器が幕式でもありました。その2編成のツアーがあるので、愛甲石田伊勢原間の有名撮影地へ。

通過2時間半前にはスタンバイし、ロマンスカーなどでも撮り鉄していようと思います。まずはMSEによる『メトロはこね91号』。相模大野駅まで『メトロえのしま91号』と併合していました。

EXEαもやってきます。10両編成だとこのような感じです。

そして1000形未更新車の通過!?いや、こちらは2000形です。しかも、回送列車でした。

定期運行のもつ唯一の展望席付きのロマンスカーである、70000形GSEVSEが加われば、ロマンスカーももっと活気のあふれた運行形態になっていたのでしょうか。

小田急の一般種別で一番多く見られたのがこの3000形です。まさに主力車両の位置づけですね。

GSEが在籍している2編成とも撮れたのも、相当長い時間いる証拠ですね。

あれから1時間、、、

ラストランで使用される1251F+1058Fは新宿方面から小田原駅に向けて11時30分頃に現地を通過することがわかりました。というわけで、もう少しだけ待ってみようとおもいます。

その後も3000形などが多く通ってゆき、

11時32分頃

ようやく1000形未更新車による団体専用列車の通過です。後ろには箱根登山鉄道カラーの赤い1000形も連結されておりました。

小田原からの返しは厚木駅で。トラス橋を背景に撮影できる小田急の中でかなり有名な場所です。

今度は赤い1058Fが先頭でやってきました。私としては、1058Fと1251Fが分割されてバラバラで通過してくると予測しておりましたが、ここでもまさかの10連でした。それでも、箱根登山カラー先頭の10連は見れたことにご満悦です。

海老名駅に移動すると、車両基地に1251Fが停車していました。

相鉄線のホームからも良く見えました。

その後、1251Fは9月4日付で相模大野に回送されたとの情報が入っています。

一方、赤い1058Fは9月23日~25日にもVSEと共演する形でツアー列車として使用される予定です。

2022.08.27 【EF64 1053号機が牽引】信州カシオペアin南流山

武蔵野線南流山駅にやってきました。ここでは、信州カシオペアを狙いたいと思います。

信州カシオペアでは、中央本線での急こう配に対応するためEF64電気機関車がけん引するのが恒例です。しかし、日が暮れる中での撮影のため、やむを得ずホームでのバルブ撮影とします。

カシオペアは馬橋支線を通って南流山から武蔵野線の本線に入るので、南流山駅は中線を通っていくと思われます。どうせなら1番線で撮る方が被る危険性が少ないと思われるので、1番線から撮影しようとおもいます。

1番線の方が多くの方がいらしていました。1番線で撮るという考え方は自分と同じようですね。

ただ、2番線にもギャラリーが詰めかけていました。

EF66 126号機による貨物列車が通過。ニーナが引退した後も現役で矍鑠と走り続けます。

国鉄色EF65号機もやってきました。武蔵野線は貨物線を流用した路線であること考えるように貨物列車の本数は夥しいです。

武蔵野線の発着シーンを幾度と見るたびに時間は迫ってきます。しかし、、、

カシオペアが中線に入線したときには武蔵野線の一般車両に被られましたが、

停車中のシーンを撮影はできました。EF64 1053号機が見事に注目を浴びていました。

首都圏の定期運用が無くなったEF64電気機関車カシオペアをけん引するのも相当多額ですね。ホームの先端も密になるほど混みあっていたのですから。

さて、いよいよ出発時刻のようです。

ゆっくりEF64を先頭に動き出します。

ラウンジカーには誰一人もいませんでした。

車掌さんが手を振って下さりました。

ダイニングカーで食事を楽しまれてる方も見えました。

それでは、長野に向けていってらっしゃい‼️


www.youtube.com

今回は18時台とかなり遅めの運行でしたが、16時台で上野駅を発車してくれると、EF64+E26系客車との編成写真を撮れたりもできたと思うので、これがいつか実現してほしいですね。

ただ、カシオペアに乗って旅を楽しまれる方もいい思い出になると思います。ツアー客にとって一生の心覚になるはずです。

2022.08.27 【田町駅にはおススメの撮影スポットが総括!!】サフィール踊り子、ドクターイエローを撮る

さて、山手線・田町駅に来ております。ここには、撮り鉄に適したスポットが2つあるのです。特に11時台はおススメの時間帯です。なぜかというと、東海道線のほか、東海道新幹線も撮れたりし、11時台になるとサフィール踊り子が通過してくるほか、運が良いとドクターイエローまでやってくるのですから、これは効率よすぎてたまりません。

まずは3・4番線から東海道線を撮影。E657系『ひたち・ときわ』など常磐線の列車も登場するので、バラエティ豊かです。

山手線・京浜東北線の並走シーンも見られることもあります。

さて、E261系による『サフィール踊り子1号』が通過!!個人的にも来月伊豆方面への旅行も予定しておりますので、その下見にもなりそうです。

ロゴマークを見るだけでも高級感が感じ取れます。

さらに、改札を出て芝浦口を出ると、今度は東海道新幹線が撮れます。ここでも激レアな車両がやってきます。

遭遇すると幸せになれるというあの真っ黄色の新幹線、ドクターイエローです。大井にある車両基地から送り込み回送で東京駅へ向かっていきました。

しかし、新幹線が頻繁に行き交うだけに現場についてから下りはすべてN700Aでした。N700Sがまだ少数派であることが明らかですね。

そして、923形ドクターイエローの登場です。T5編成、つまりJR西日本所属でした。

ドクターイエローは検測車なので運転日は一般的には非公開なのですが、予想している運転日を公表するサイトもありますので、そのサイトで調べて、みなさんもドクターイエローにお会いできたらと思います。

2022.08.27 【185系は今も大人気!!】185系団臨を3か所で撮影する

雨の降り続く8月後半のある日、明朝に雷雨に襲われた土曜日。しかし、日が明けてから撮り鉄日和となるほど晴天に恵まれました。

そんな日に185系が首都圏を駆け回るので今回は3か所で追っていこうと思います。

まずは大塚駅付近にある栄橋にて、山手貨物線を通る185系を撮影します。

山手貨物線では、湘南新宿ラインの列車がやってきます。しかし、湘南新宿ラインは1時間4本と比較的本数が少ないので、列車がやってくるのに15分~10分間ほどぽっかり空いてしまいます。

そして9時5分ほど、185系が余裕で被られることなく無事に撮影。

その後、北千住駅では185系を目的とした撮り鉄の方が何人かおり、有名撮影地のためか駅員さんがホームに警備していました。

前回の同じような旅程のツアーでは当駅を10時45分頃に通過していたので、この辺に通過すると予測していたのですが、予測より40分以上早く通過してきました。

ドクターイエローなど撮影し、昼食を済ませた後は稲城市の妙見寺の高台にある武蔵野貨物線の有名ポイントへ。武蔵野西線は定期旅客列車がありませんが、185系がそこを軽快に走り抜けると思われます。14時40分頃に通過する予定です。

そして、185系がゆっくりとした速度で通過していきました。高架下にはタイミングよく京王線の車両も走っています。

というわけで、3か所とも事なきを得て撮影できました。185系オオC1編成は今後、新幹線リレー線用カラーに塗装変更されるので、そちらも本線を走る姿を見られるといいですね。

2022.08.13 【来年3月に上越新幹線から撤退】上越新幹線E2系『とき』を撮る

関東地方に台風が接近する中、お盆休み中の土曜日も2日連続で出動します。

この日のネタはツアー列車として浅草まで乗り入れてくる20400型を撮りに小菅駅まで来ていたのですが、、、

これが日比谷線に被られるという有様で撮影は叶いませんでした。

というわけで、仕切り直しに大宮駅へ。

E7系の量産を皮切りに数を減らしているE2系上越新幹線では来年3月を以ってE2系は引退します。

『つばさ+やまびこ135号』が入線。先頭はE3系ですが、、、

後ろに連結する『やまびこ』はE2系でした。東北新幹線でもE2系のほとんどが『つばさ』と連結する『やまびこ』限定になってきました。

『なすの』の多くもE5系に置き換わってしまいました。これだとE2系の撮影チャンスが明らかに激減していくばかりです。

そして、E2系による『とき393号』が入線。上越新幹線専用の18番線に入線するE2系ですが、来年にはこの構図でE2系は見られなくなります。

東京近郊で上越新幹線を撮影できるスポットも限られていますが、いずれ上越新幹線の撮影地を探して行っておきたいですね。

その後、都営5300形の中で孤軍奮闘している運用予備車、5320編成が京成線で運用に就いているとの情報をゲットし、大神宮下駅へ。

理想としてはこのようにカーブで通過してくる都営5300形を撮る感じですね。

そして、5300形5320編成による快速成田空港行がカーブしながら通過してきます。がしかし、、、

快速特急に見事にかぶられてしまいました。。。これで今日2度目の悲劇に合うことに。。。

本番に弱い精神を吹っ切り、もう一度リベンジしようと思います。