ヒダヰゴ交通局

当サイトでは、主に乗り鉄、撮り鉄として専ら活動し、その記録をこのブログにまとめたものです。皆さんもぜひご覧いただき、励みになってほしいと思います。

2024.04.13 【165系の西武版!?】西武秩父線4000系に乗る

旧型客車牽引のSLが走り多くのSLファンや撮り鉄で賑わった秩父鉄道

さて、SLパレオエクスプレスの撮影を終了した自分は西武秩父駅へ。そこまで来たら乗りたい西武の列車といえば…、

西武特急Laviewですね!!

ただ、今回はこちらではありません。秩父から西武秩父線に乗るとしたら、どうしてもLaviewに乗りたくなっちゃうのですが、今回は我慢して各駅停車で飯能まで向かおうとしていました。

というわけで、西武秩父線の各駅停車といえば、4000系になりますね。西武で秩父に行く時は特急ばかりに視点を置いてしまう自分にとって4000系に乗る機会になかなか恵まれなかったのです。つまり、西武4000系は今回が初乗車となりますので、どんな旅なのか楽しみです!!

4000系は2つドアでボックスシート主体の座席配置になっており、国鉄で言えば急行用に代表される165系に相当する車両ですね。

ドアスイッチも装備され、閑散区間でも室温を保てるようになっているんですね。

窓際には小さなテーブルがあり、家族旅行にも見合いますね。

15:10、西武秩父駅を後にします。

西武秩父駅をでて大きくカープすると、いきなりトンネルへ。

桜も綺麗ですね。

横瀬駅に到着。ここには、S-TRAINに使われる40000系や001系Laviewが留置していました。

横瀬には解体を待っているであろう2000系の姿が。

西武秩父線は山岳地帯を行くため、

トンネルも非常に多いのが特徴です。

その中で一番長いのが正丸トンネルであります。トンネル内には信号場もあり、列車交換もできます。

西吾野駅でLaviewと列車交換。西武秩父線は単線のため、列車行き違いのたびに長時間停車する駅もあります。

西吾野の駅舎は小さいですね。このような様相から秘境駅の一つと呼ばれることも。

吾野駅。線路名称上はここから池袋線に変わります。

私も以前まで西武池袋線秩父線の境が飯能駅であったと勘違いしていましたが、正式には吾野駅から池袋線になるのでお間違い無く。

こんな風景が西武池袋線であるとは思えないですね。

高麗駅にはスマイルトレインが。このスマイルトレインも土休日を中心に稀に秩父までやってくるそうです。

高麗駅前後から住宅の数も少しづつ増えます。

武蔵丘車両検修場付近で一時停止します。

飯能以西の区間にも高架線があったとは意外ですね。

東飯能駅を前に急カーブに差し掛かります。終点の飯能駅東飯能駅よりも西側にあるため、東飯能駅の前後に大胆なカーブがあるのです。

そして、秩父駅からおよそ50分弱で終点、飯能駅に着きます。

4000系は飯能までの運行ですが、飯能から先の池袋行などとも容易に乗り継ぎができます。

2つドアにボックスシートという、リッチで快適な普通列車でしたね。Laviewでなくとも、4000系で特別料金を払わずにのんびりくつろいで帰るのも全然悪くはないと感じました。

一部は秩父鉄道にも乗り入れるので、秩父旅行に便利な列車でもありますので、皆さんも西武4000系に一度は乗車されてみてはいかがでしょうか。

2024.04.13 【SLパレオエクスプレス(秩父鉄道)】C58形363号機が旧型客車を牽引!!

4月も中旬に入り、いよいよ昼間は暖かくなってきましたね。

各地では桜が咲いていたりとお花見気分になりそうかもしれませんね。

この週末は個人的に月曜日には有休をいただいてますし、この土曜日も晴天で撮り鉄日和でしたので、もちろん少し遠くまで足を伸ばしてまで撮り鉄しようと思います。

そんな思いつきでやってきたのが、秩父鉄道

大麻生駅から徒歩約20分ほどの場所でどうしても撮っておきたいSLがあるのです。

それは、旧型客車によるSLパレオエクスプレスです。秩父鉄道は専用の12系客車を所有していますが、C58形363号機が今年で製造80周年という傘寿を迎え、それを記念してJR東日本から旧型客車を貸し出す形で特別運行されるのです。

田んぼの広がるこの区間を元東急車や、

都営三田線開業当初の元都営6000形などが駆け抜けます。

さて、C58形363号機に引っ張られる形でいつもと違うレトロ感たっぷりの旧型客車が通過。やはり、周囲にはあれだけの撮り鉄が来るのは当然のことですね。

実は、復路の熊谷行のSLを撮影する前にせっかく秩父まで来たのだから日本で数少ない石灰貨物を三ヶ尻線で撮るはずでしたが、時間通りに来ないので逢えなくリタイア。

というわけで、

御花畑駅まで行き、付近の踏切で復路を待ちます。

こうして、激レアなSLを1往復ともミスすることなく無事に成功で秩父鉄道での撮り鉄を終了したのでした。

貨物がとれず残念でしたが、秩父路を行く旧型客車を牽引のC58 363という激レアな勇姿を見届けられて今日1日満足しております。

あー、疲れた…。明日はゆっくりお休みします。

 

2024.04.07 【あの南海ズームカーが銚子で再出発!!】銚子電鉄22000形を徹底調査!!

昨年に記念すべき開業100周年のめでたい年を迎えた銚子電鉄

その銚子電鉄では、先日南海からの中古車が譲渡され、話題になりました。関西の私鉄から関東で第二の人生を送るのは極めて異例で、関西の鉄道に詳しくなくとも実際に乗って勉強になるかとそういう機会がやってきたわけでございます。

この元南海22000系ですが、当面は朝限定で運転されるというわけで、早朝の始発で銚子にやってきたのですが…、

なんとこの日、その22000形がつくはずだった運用には既存の3000形が。というわけで、この日は22000形の走行シーンは残念ながら見ることができませんでした。

がしかし、そんな時でもこの22000形に直面できる方法があるのです。

とのことで、仲ノ町駅にある銚子電鉄車両基地へ。

そこに、いました、いました!!元南海のあのズームカー、22000形。南海の往年のカラーが関東で見られるのも感無量です!!

一体、そんな22000形をどのように堪能できるのかは、

仲ノ町駅の駅員から車両基地入場券を買い求め、車両基地に突っ込むという方法です!!すると、

こんなに近くまでじっくり見学できるのです!!

他車と比べて綺麗に塗装され、生まれ変わったばかりの中古車のようなピカピカな仕上がりです。

昭和44年に東急車輛製造大阪製作所で製造されたもの。昭和44年製造でもこんだけ綺麗なのは素晴らしいです!!

車両番号のフォントも南海時代と変わりません。

南海のロゴマークがそのまま銚子で見られるという不思議な感覚。

先頭部分のかぶりつきの窓も2枚になっているということは、かぶりつきの席が他よりも多くスペースが確保されているのではないでしょうか?となると、お子さんも大喜びでしょうね。

ただ、床下機器や連結器には錆も多少見られました。しかし、これだけ年月が経っているベテラン車両ですから、これだけは致し方ありませんね。

優先座席やワンマン運転、ドア注意喚起を促すステッカーも南海からの使い回しですね。

さらに、元営団地下鉄の車両と日本一小さな電気機関車との共演も!!

背後には醤油工場が見えており、南海が千葉に来るという異様な光景が感じ取れますね。

朝運用についていた3000形(元京王5000系)との並びも見逃せません!!

最後に醤油工場と南海22000系を絡めた銚子の新たな日常を写真にし、10時頃に足早に銚子を後にしたのでした。

今回は車両基地で見学するだけという寂しい内容でしたが、近いうちにいつか走行シーンを撮り鉄できるといいですね。

2024.04.06 【アサヒ飲料とのコラボ企画】東武200系りょうもうカルピスEXPRESS

登場から30年以上が経過し、なおもスペーシアXやスペーシアといったフラッグシップ特急の陰に隠れながら伊勢崎線系統の看板特急として活躍を続けている東武200系『りょうもう』。その200系りょうもうがなんと、アサヒ飲料とコラボする形で、カルピスの特別ラッピングを施して生まれ変わります。

というわけで、どんな格好なのか楽しみに待ちましょう。

場所はスカイツリーラインを通り越して伊勢崎線鷲宮駅にて。スペーシアなどは東武日光線に入るため当駅は通りませんが、この区間優等列車は、『りょうもう』だけは見ることができます。

リバイバルカラーのりょうもう。このカラーリングは2編成ありましたが、そのうち1編成がカルピスEXPRESSとなり、この1編成が残るのみとなりました。それでも、昭和の面影を残すような輝きは健在です。

ここに来る際の注意点ですが、この区間を走る普通列車は朝夕を除き、すべて館林〜久喜間の区間運用であり、日中に都心から来られる場合は久喜駅で乗り継ぎが必要になります。

今朝、飛鳥山公園で見たときは桜はまだ満開ではありませんでしたが、ここでは見事に咲き誇り、菜の花まで線路沿いに連なります。

それにしても、この桜並木は綺麗ですね。

この特急リバティは回送列車でした。

そして、本命の青いりょうもう、カルピスEXPRESSが通過。

りょうもうロゴマークを残しつつ、カルピスEXPRESSのマークも追加されていました。青い東武200系もやはり違和感が感じられぬようなスタイルですね。

というわけで、このカルピスEXPRESSは約3年間運行される予定です。次回はリバイバルりょうもうとの並びも狙ってみたいですね。

2024.04.06 【E8系つばさ号初めての春】飛鳥山公園の桜と都電&新幹線

さて、4月に入り皆さんも新生活のスタートを切りましたね。私の下の子もちょうど社会人になったばかりで、家庭でも新たな時代を築き上げようとしています。

そんな時期を自然に例えるとすれば、もちろん桜ですね。東京ではこの週末に桜が満開になる場所も出始め、見頃を迎えようとしています。

というわけで、今年は飛鳥山公園で都電と桜を狙ってみたいと思います。

都電が通る飛鳥山交差点に咲く桜はほぼ見ごろを迎えていました。それでは、歩道橋から都電と桜の撮影へ出発進行!!

路面電車と桜のコラボは都電のみならず東京の春の風物詩ではないでしょうか?

ピンク色の電車と桜はお似合いですね。まさに東京さくらトラムの愛称に相応しいと思います。

続いては北とぴあの展望台から東北新幹線と桜…、ですが、まだ緑も目立っていました。

それでも、桜は少しは咲いているので、せっかくこの季節ですしチャレンジしてみます。

しかし、桜の度合いは今ひとつです、自分も満足にはいきません。

しかし、この後最新型新幹線のE8系が2本通過してくるので、諦めるわけにはいきません。

北陸新幹線といえば、敦賀開業も話題騒然ですね。

上りのE8系がやってきました。E5系と都合よくすれ違いました。

今回のダイヤ改正で多くが引退したE2系ももしかしたら、今年が最後の桜のシーズンになるかもしれないですね。

そして、E8系です!!もちろん今年が初の桜との共演になったはずです。

きちんとE5系と合体しています!!

桜が少ししか咲いていないのに飛鳥山を写しても意味がないので、これからは縦位置で撮ってみます。

E8系通過直前、なんとE655系が。あまり見られないのでラッキーですね。

臨時のつばさとして増発されたE8系が再びやってきます。やはり、E6系と争いなるほどシャープな顔が特徴ですね。

というわけで、北とぴあから眺める桜は微妙でしたが、飛鳥山交差点では見事に美しい咲き乱れでした。

来年こそは早い段階から飛鳥山公園も一面ピンクに染まってほしいですね。

2024.03.30 【DD13が現役!?】京葉臨海鉄道で撮り鉄

小湊鉄道で菜の花を満喫した後は京葉臨海鉄道へ。今回の舞台は浜五井駅付近です。写真のように貨物列車同士で行き違いをしております。

京葉臨海鉄道は自身にとって2年ぶり2度目の訪問となりますが、前回はDD13形の生き残りであるKD55 103号機を奇跡的に捕まえることができ、今回も是非撮れたらいいなと運を賭けてやってきました。

まずは石油貨物のKD60 2号機。KD60はKD55より新しい方ですが、前回撮影できなかったので大満足です。

コンテナ貨物を引きながらやってきたのはKD60 3号機でした。

その後、16:05に浜五井駅を出る運用になんと、KD55 103号機がやってくるという、またしても奇跡的な運命がやってきたのですが、手前の線路を通って行ったため、撮影は叶わず…、

それでも、いつしか千葉貨物ターミナルで折り返してくるだろうと、諦めずに日没寸前まで待ち続け…

KD55 103号機が千葉貨物ターミナルから折り返してきました。ただ、単機回送という物足りない結果ではありましたが、それでも今となっては貴重なDD13の派生形といえるKD55 103を撮れたのは嬉しいので、これで良しとします!!

KD55 103を中心にこれからも京葉臨海鉄道をどこかしらで撮影できたらなと思っていますが、DD13最後の聖地はいつまで続くのでしょうか?

 

2024.03.30 【3月末は小湊鉄道の季節】石神菜の花畑で小湊鉄道の名門気動車を撮る‼️

2023年度最後の週末であるこの日、春といえば桜!!

ですが…

房総に来たら、桜以外に忘れてならないのが、

菜の花ですね!

というわけで、小湊鉄道と菜の花のコラボレーションが撮れるという名所があるみたいなので、小湊鉄道に乗って養老渓谷までやってきました。

養老渓谷駅から山道を歩いて15分ほどで一面菜の花が広がるお立ち台に到着。今年は菜の花が見事に咲き乱れました。

この日も大勢のカメラマンが訪れ、今かとレトロな気動車を待ち構えているであろうと思います。

さて、一両のキハ200がゆっくり通過します。この菜の花畑を走行する時は徐行してくれるので、焦る必要はありません。

高いところから撮ると、菜の花を近くに撮ろうという方が前方に立っていて、人が写り込んでしまう難点もありますが、これはこれで仕方がないのではないでしょうか。

上りの場合はこんな感じになります。手前だけでなく、向かい側にも菜の花がしっかり演出しています。

続いて、キハ200の3重連が通過。こちらは人が写らず、場所を少し移動した甲斐がありました。それにしても、キハ200の3両は見応えありますね。

只見線色と男鹿線色のキハ40による2両編成、いわゆる急行さと山がやってきました。キハ40と菜の花は斬新ですね。

この別の写真も見てみると急行の方向幕とヘッドマークがお判りかと思います。期間限定らしいので、この時期に来て正解ですね。

急行さと山の返しは低地に降りて踏切の近くで撮ろうと思います。菜の花が遠くにはっきり見えて、そこを男鹿線色キハ40が先頭に通過していきます。

菜の花を封印してでも編成単体でも撮ってみました。菜の花を気にしなくても車両だけを写すのも有りですね。

最後はキハ200の3両編成を少し菜の花を強調して撮ってみました。

このアングルはまさに春の房総を象徴する一枚ですね!!

というわけで、今日はこれにて終了!!

また機会があれば来てみたいですね。菜の花の時期でなくとも、撮影に向いているのでいつ訪れてみても構いませんね。