ヒダヰゴ交通局

当サイトでは、主に乗り鉄、撮り鉄として専ら活動し、その記録をこのブログにまとめたものです。皆さんもぜひご覧いただき、励みになってほしいと思います。

2020.10.24 青梅鉄道公園

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青梅線青梅駅から徒歩10分のところにある青梅鉄道公園

ここには数多くの機関車や電車が展示されているとのことでやってまいりました。

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入園して真っ先に見えるのがD51形452号機。通称デゴイチとして知られ、戦前から戦後にかけて全国で活躍した万能機関車です。

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遊具も置いてあり、子供も楽しめます。

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クモハ40。東京・大阪地区の通勤輸送用として、国鉄が1932年から製造を始めた電車です。車両の長さを従来の電車よりも約3m延長して20mとしました。

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C11形蒸気機関車蒸気機関車全盛時代に製造された、近距離用の標準型タンク式蒸気機関車です。輸送量の少ない都市近郊や地方のローカル線で活躍したほか、貨車の入れ替え用としても幅広く使われました。

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E10形蒸気機関車国鉄が最後に新製した、急勾配用の我が国最大の珍しいタンク式蒸気機関車です。奥羽本線板谷峠などで活躍しましたが、長期に活躍することはありませんでした。

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ED16形電気機関車。戦前に生まれた初期の国産電気機関車です。昭和初期は全体に電化区間は少なく、幹線の勾配区間やトンネルが多い区間として電化が進んだ上越線や中央線で活躍しました。晩期は、輸送量の比較的少ない南武線青梅線で貨物列車をけん引しました。この1号機は1980年に廃車され、現在残る数少ない黎明期の国産電気機関車として、2018年10月に国の重要文化財に指定されました。

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5500形蒸気機関車。明治の後期から大正の初めに旅客用として活躍した中距離用の蒸気機関車で、炭水車(テンダ)を連結しています。動輪は2組(B型)あり、高い位置に斜めにシリンダーが取り付けられ、機関車の大きさに比べて先輪のついている台車が長いのが特徴です。

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2120形蒸気機関車日露戦争のころ、今までより大きな力の機関車を必要とすることから製造されたもので、中型のタンク式ながら動輪が3組(C型)あります。明治後期の代表的な機関車で使いやすく、別名『B6』の名で呼ばれていました。貨物や勾配区間用として活躍し、昭和55年ころまで入換用として使われていました。

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8620形蒸気機関車蒸気機関車が国産技術で製造されるようになり、本格的な標準形式として生まれた、大正時代を代表する旅客用機関車です。一形式687両製造されたうち、このハチロクは最初に製造した栄誉ある1号機です。

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9600形蒸気機関車は、大正時代の標準型貨物用機関車で、国産独自の技術が各所に使われています。四国地方を除く全国各地で784両が活躍し、『キューロク』の愛称で親しまれました。

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そしてこちらは、1964年の東海道新幹線開業時に製造された0系新幹線です。この『22-75』号は、大阪万博の輸送のために製造された一両です。本来であれば車内も公開していますが、この時期は新型コロナウイルスの影響で閉鎖されてました。

車内については、代わりに2016年1月に撮影したものをご紹介します。

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普通車座席。

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こちらは車掌室。

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運転席も入れるようになっていました。

続いては記念館へ。

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ジオラマの運転もできます。

というわけで、お子様から大人まで楽しめる鉄道公園ですので、青梅に来たらぜひ立ち寄っていただければと思います。69歳以下の方は100円で入場できます。