ヒダヰゴ交通局

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2019.08.14 SLパレオエクスプレス乗車、三峰神社へ。

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都心から高崎線で約1時間、やって来たのは埼玉県熊谷駅。

ここからある列車に乗って旅に出ようとしていたのです。

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それとは、秩父鉄道

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その名もSLパレオエクスプレス 。今回は都心から最も近いSLとして人気を集めるこのパレオエクスプレス に乗って秩父へ出かけようと思います。

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ホームを下ると、そこにはC58型363号機が入線していました。

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この機関車は1944年(昭和19年)に製造されて以降、東北各地の国鉄路線で活躍し、1972年に現役引退。その後、埼玉県の吹上小学校に静態保存されましたが、1988年にパレオエクスプレス として復活したのです。

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客車は専用の12系客車を使用。

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車内はこのようにレトロ調になっています。

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10時12分、汽笛が響き渡り、熊谷駅を出発。

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熊谷駅を出ると、上越新幹線をオーバークロスします。

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天候が芳しくないにも関わらず、沿線には送り人が出迎えます。

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ここで車内販売で購入したグッズの紹介。秩父鉄道の車両が揃ったクリアファイル(左)とSLの汽笛を鳴らすような笛(右)

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こちらは、今回の乗車券。SLパレオエクスプレス の指定券は、みどりの窓口またはびゅうプラザで販売しています。また、ラグビー応援!フリーきっぷも持参です。

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最初の停車駅、武川駅では電気機関車が止まっていました。

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ふかや花園駅を通過した直後に関越自動車道をオーバーパスします。

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雨にも負けず煙を上げていきます。

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八高線東武東上線との乗換駅、寄居駅到着。

ここで7分程度停車。

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車外に出て撮影タイム。この日限定で秩父音頭まつりのヘッドマークを掲げていました。

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寄居を出ると、次第に秩父の山間部に突入し、

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荒川に沿って走行します。

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長瀞駅でも7分間停車。長瀞駅は、ライン下りや宝登山等への観光客で賑わう駅です。

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機関士が火室に石炭を入れる作業をしています。

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この間に、後続の各駅停車に抜かれます。

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長瀞駅付近の踏切でも多くのギャラリーが詰めかけています。

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上長瀞駅を通過すると、秩父鉄道一番のハイライトである荒川橋梁で長瀞の渓谷を渡ります。

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山の中に小さく和銅という文字が見えて来ました。ここは、日本で最初の通貨といわれる和同開珎が発見された和銅遺跡です。

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ここで、SLパレオランチをいただきます。中身は、多彩な具が入っており、お子様にも楽しめる内容になっています。

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秩父の中心に位置する秩父駅でも8分ほど停車時間が設けられます。

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その次の御花畑駅は、西武秩父線との接続駅です。

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御花畑駅を出ると、日本二名山の一つ、武甲山が見えてきます。

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そして、列車は再び山奥へと進んでいきます。ただ、秩父鉄道は山間部を走るのですが、意外にもトンネルが一つもないんです。

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所々で手を振ってSLを見送る人の姿が見当たります。

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さて、間もなく終点の三峰口駅に到着です。

熊谷駅から終始ノロノロ運転を続けて2時間半以上かけて埼玉県の最西端の駅にやってきました。

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三峰口駅に到着した蒸気機関車は、到着後車両の点検や蒸気の補給、機回しなどが行われ、上り熊谷行の運用に備えます。

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三峰口駅は、駅名の通り三峰神社の最寄駅です。

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というわけで三峰口駅からは西武観光バスに乗り継ぎ、さらに高度を上げていき、

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三峰神社バス停へ。降りると、辺りは霧の中に巻き込まれた空間になっていました。

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さて、三峰神社の拝殿へと向かいましょう。

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日本に数えるほどしかない三ツ鳥居を抜け、

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随身門を通り越して

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拝殿へとたどり着きました。

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ここにはご神木があり、穏やかな心で木を触れて祈れば、パワーがもらえそうです。

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さて、再び三峰口駅に戻り秩父鉄道の各駅停車羽生行に乗車します。

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車両はなんと元東急8500系(現・7000系)でした。

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この電車で長瀞駅まで向かい、

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ライン下りなどといった長瀞観光に備えて長瀞駅近くにあるこの旅館で一泊します。

というわけで明日は秩父最終日。

ライン下りや秩父神社などを堪能して西武の新型特急ラビューで帰ります‼️

お楽しみに‼️